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6月29日(月)開催|身体と声のセミプライベートレッスン

2026年6月29日開催、俳優・歌手・声優のための身体と声のセミプライベートレッスン案内画像

あっという間に2026年も半分に。

身体から見直して、呼吸を深く、演じて、歌い、踊る方々のための、身体と声のセミプライベートレッスンは、6月は月曜午後のみです。

声は出しているのに、セリフや歌が相手に届きにくい方へ

セリフは覚えている。

歌詞も入っている。

稽古もしている。

声を出していないわけではない。

それなのに、言葉が相手にかかっていない気がする。

声の響きが浅い。

声の通りが悪い。

歌やセリフになると、身体に余計な力が入る。

相手に向かっているつもりなのに、どこか自分の中で頑張っている感じが残る。

そう感じることはありませんか。

 

この「身体と声のセミプライベートレッスン」は、俳優だけでなく、オペラ歌手、ミュージカル俳優、声優の方にも好評いただいている内容です。

演技や歌、声の現場で起きるこうした問題は、発声量や気持ちの強さだけで解決するとは限りません。

むしろ、真面目に準備している俳優や歌手ほど、無意識のうちに身体を固め、声や言葉が相手に届くための通り道を狭くしてしまうことがあります。

2026年6月29日(月)13:00〜15:30に、「身体と声のセミプライベートレッスン」を開催します。

少人数で、一人ひとりのお話をお聞きする時間も取りながら、演技や歌に必要な身体と声の使い方を丁寧に見直していきます。

お一人でも、お友達やお仲間と誘い合わせてでも、ご予約ください。

声量より先に、声が届くための身体の使い方を見る

声の通りが悪いと感じると、もっと大きな声を出そうとしたくなるかもしれません。

響きが浅いと感じると、発声練習を増やしたくなるかもしれません。

セリフが相手にかからないと感じると、もっと気持ちを込めようとしてしまうかもしれません。

もちろん、発声練習や台本への理解は大切です。

けれど、俳優や歌手にとって大切なのは、声と身体を別々に扱わないことです。

ここ、つい忘れてしまうポイントかもしれません。

声は、喉だけで出しているわけではありません。

姿勢、呼吸、足裏、背中、首、あご、目線、空間への反応。

そうした全体の使い方が、声の響きや届き方に影響します。

身体もまた、ただ柔らかければよいわけではありません。

舞台やカメラの前で必要なのは、力を抜いてぐにゃぐにゃになることではなく、状況に反応できる状態でそこにいられることです。

まさしく、緊張と、弛緩のバランスです。

セリフや歌になると、身体の使い方は変わりやすい

普段話している時は気にならないのに、セリフになると声が硬くなる。

歌い始めた瞬間、首やあごに力が入る。

高い音に向かう時、背中や足が固まる。

相手に向かっているつもりなのに、言葉が自分の中で止まってしまう。

こうしたことは、珍しいことではありません。

むしろ、真面目に練習してきた方ほど、「ちゃんとやろう」とする力が身体に入り、結果として響きや反応の幅を狭くしてしまうことがあります。

そうなんです、「良かれと思って」ついやってしまっていたことに、自分の能力を狭めているよろしくない傾向やパターンがあります。

私自身、ピアノ、声楽、クラシックバレエ、タップダンス、日本舞踊…いろいろなことをやっていましたが、今思えば、すべてに共通していたのは、「余計なところが力んでいたこと」、気づかないうちに、集中しようと思うと、「息を潜めていたこと」も今はわかります。

伸び悩んでいる時、もっと突き抜けたい時、

大切なのは、頑張りを増やすことではありません。

何をしている時に、どこで固めているのか。

どの瞬間に、声や動きの通り道を狭くしているのか。

そこに気づけるようになることです。

気づけるようになれば、防ぐのも習慣になっていけますよ。

 

緊張すると声が変わるのは、心だけの問題ではありません

本番前になると息が浅くなる。

肩が上がる。

首やあごに力が入る。

足が床から浮いたような感覚になる。

手や腕をどうしていいかわからなくなる。

そうした状態のまま「もっとリラックスしよう」と思っても、なかなかうまくいきません。

なぜなら、身体がすでに緊張の方向へ進んでいるからです。

俳優や歌手に必要なのは、緊張しないことではありません。

緊張している状態に気づき、身体の使い方を少しずつ選び直せることです。

その選び直しができるようになると、声の出し方、立ち方、動き出し方、相手への向かい方が変わっていきます。

様々な動きに共通してる自分の構えや、良かれと思ってのパターンを、ちょっと変えてみませんか。

新しい感覚の体験から、声の響きや深さ、視野の広がり、息づかいの大きな変化、何より、身体の感覚そのものをあらためて発見される方も多いです。

受講された方の声

これまで身体と声のレッスンを受けた方からは、次のようなお声をいただいています。

「自分がどれだけ無意識で、固めているか気づきました」

「発声をたくさんやったわけじゃないのに、響きが良くなって、自分の声がすっと出て気持ちよかったです。」

「こんなにも緊張してたのかと、びっくりしましたが、この状態から芝居が始められたらと思いました。」

ここで大切なのは、声を無理に出そうとしたり、身体を頑張って変えようとしたりすることではありません。

自分が普段どこで固めているのか。

声を出す前に、身体がどのような準備をしているのか。

芝居や歌に入る前に、どんな状態になっているのか。

そこに気づくことが、演技や歌の変化につながっていきます。

つまり、本当に練習の効果が、さらに効率的に、どんどん上がっていくようになれるのです。

 

演技でも歌でも、身体が固まると相手に向かいにくくなります

演技では、相手役とのやり取りが必要です。

歌でも、言葉や音楽を通して、誰かに何かを届ける必要があります。

ところが、身体が固まっていると、相手に向かう力が弱くなります。

目線は向いているのに、身体がついていかない。

声は出しているのに、言葉が相手にかからない。

動いているのに、ただ段取りをこなしているように見える。

そうした状態は、いわゆる才能の問題ではなく、身体と声の準備の仕方が噛み合っていないだけかもしれません。

今回のセミプライベートレッスンでは、自分では気づきにくい身体の使い方を、実際に動きながら確認していきます。

日常のシンプルな動きを通じて、またちょっと声を出すことを使って一緒に試します。

特別な道具は必要ないので、ご安心ください。

 

今回のレッスンで扱うこと

今回の「身体と声のセミプライベートレッスン」では、俳優・歌手・声を使う表現者に向けて、身体と声のつながりを実践的に扱います。

たとえば、次のようなことを見ていきます。

立っているとき、どこに力が入りやすいか。

声を出す前に、身体がどのように準備しているか。

息を吸おうとした瞬間に、首や肩やあごが固まっていないか。

床とのつながりが、声や動きにどう影響するか。

セリフや歌詞に向かう前に、身体がすでに結果を作っていないか。

相手や空間に向かうために、身体をどのように使えるか。

難しい理論を覚えるための時間ではありません。

実際に立ち、動き、声を出しながら、自分の身体の反応を観察し、演技や歌に使える形へつなげていく時間です。

 

セミプライベートだからこそ、一人ひとりの状態を丁寧に見られます

大人数のクラスでは、全体に共通するポイントを扱うことが中心になります。

一方、セミプライベートレッスンでは、一人ひとりのお話をお聞きするお時間もございます。

声が詰まりやすい方。

響きが浅くなりやすい方。

セリフになると息が止まりやすい方。

歌う前に首やあごに力が入りやすい方。

相手に向かっているつもりなのに、言葉が届きにくい方。

それぞれに起きていることは、似ているようで少しずつ違います。

だからこそ、少人数で実際に見ながら調整していくことに意味があります。

自分の事は、つい、癖は慣れてしまっていて、感じられなくても、他人の見て学べる部分もあります。

 

こんな俳優・歌手・声を使う表現者におすすめです

声量は出しているのに、声の通りが悪いと感じる方。

発声練習をしているのに、響きが安定しにくい方。

セリフが相手にかかっていないと言われたことがある方。

歌やセリフになると、首、肩、あご、背中に力が入りやすい方。

相手に向かっているつもりなのに、身体がついてこない感覚がある方。

稽古ではできているつもりなのに、人前に立つと何かが止まる方。

「もっと力を抜いて」と言われても、何をどうすればよいかわからない方。

演技や歌のために、身体と声の使い方を見直したい方。

発声、演技、身体表現を別々ではなく、つながったものとして学びたい方。

特に、オペラ歌手、ミュージカル俳優、声優の方にも好評いただいています。

初心者だけでなく、すでに活動している俳優・歌手・声を使う表現者にも役立つ内容です。

むしろ、経験を重ねてきたからこそ、自分では気づきにくい癖や限界を見直す意味があります。

私自身、イギリスの大学に留学していた時に、俳優のクラスメイトから紹介され、レッスンに通い始めました。

最初は何もわからなかったのですが、自分がやってることに、少しずつ気づいていけるようになり、なんでいつもあんなにあちこちが痛かったのか、練習はしているのに、伸び悩んでいたのか、詰まりのパターンのようなものが、自分の中で少しずつ解けていきました。

 

よくある質問

ヨガやリラクゼーション、セラピーのようなものですか?

ヨガではありません。

また、リラクゼーションやセラピーでもありません。

特定のエクササイズを順番に行ったり、心身を癒すことを目的にしたりする時間ではなく、ご自身の動き、セリフを言う時、歌を歌う時に、無意識に混ぜている傾向やパターンに気づけるよう、観察していただく時間です。

講師が感覚入力のために動きをガイドしながら、実際に異なる身体の使い方を試していただきます。

「正しい形」を覚えるというより、ご自身が普段どこで固めているのか、どのように声や動きを妨げているのか、そして別の使い方を選ぶと何が変わるのかを体験していきます。

また、動きをガイドする事はあるので、首、肩、背中、膝や肘に触れる事はございますが、いわゆる水着で隠れるような部位を触ること、触らせる事はありません。男性の方でも、女性の方でも、ご安心ください。

 

持ち物は何かありますか?

特別な服装は必要ありません。

ただし、身体のラインが見えやすい清潔な稽古着でお越しください。

あわせて、ご自身のタオルやハンカチ、飲料水、筆記用具をお持ちください。

筆記用具は、デジタルでもアナログでも構いません。

特別な靴は必要ありません。

 

うまくやるためではなく、使える状態を増やすための時間です

このレッスンは、きれいな姿勢を作るための時間ではありません。

正しい発声の形を押しつける時間でもありません。

目的は、演技や歌の場面で、自分の身体と声をより使いやすくすることです。

そして、感覚が研ぎ澄まされていくことを目指しています。

たとえば、緊張しても声の通り道を狭めすぎない。だからのびのびできる。

相手に向かう前に、自分の中で固まりすぎない。だから調節できる。

足や背中や呼吸のつながりを使いながら、声を出しやすくする。

だから心配が減っていく。

そうしたストレスが、少しずつ小さくなっていって、できることの選択肢が増えると、演技や歌の現場での不安も少しずつ変わっていきます。

そこから皆さん、表情も変わっていかれる方が多いです。

 

アレクサンダー・テクニークを土台にした実践的なレッスンです

講師は、英国でアレクサンダー・テクニークを学び、STAT認定教師として長年、俳優・歌手・ダンサー・声を使う表現者の指導を行ってきました。

アレクサンダー・テクニークは、不要な力みや習慣に気づき、より効率的な身体の使い方を学ぶための方法です。

日本で初めて、FMアレクサンダー自身の著書、「自分のつかい方」を2010年に晩成書房より、日本語に翻訳出版しております。

ただし、このレッスンでは、アレクサンダー・テクニークを知識として学ぶことが目的ではありません。

演技や歌の中で、実際にどう使えるか。

声を出すとき、セリフに向かうとき、相手役や空間に反応するとき、身体の使い方がどう変わるか。

そこに焦点を当てて進めます。

 

開催概要

身体と声のセミプライベートレッスン

開催日:2026年6月29日(月)

時間:13:00〜15:30

参加費:10,000円

形式:少人数制セミプライベートレッスン

対象:俳優、歌手、声優、オペラ歌手、ミュージカル俳優、声を使う表現者、演技や歌のために身体と声の使い方を見直したい方

内容:身体と声のつながり、緊張と力みの観察、声を出す前の身体の準備、相手や空間に向かうための身体の使い方

セミプライベートレッスンですので、一人ひとりのお話をお聞きするお時間もございます。

詳細な会場・参加方法は、お申し込み後にご案内します。

お申し込み前に、キャンセルポリシーもあわせてご確認ください。

https://kaorukuwata.com/class-cancellation-policy/

 

6月後半に見直しておきたい、身体と声の土台

6月は、春からの新しい環境や稽古、現場、レッスンの疲れが身体に出やすい時期でもあります。

頑張っているのに声が重い。伸びがイマイチ…

響きが浅くなる。気づいたら、こわばっていた。

セリフが相手にかかりにくい。

集中しようとしているのに、身体がついてこない。

そう感じるときこそ、ただ練習量を増やすのではなく、身体と声の使い方を見直す意味があります。

声の通り、響き、セリフの届き方、歌う時の身体の使い方。

その状態を「自分はそういうタイプだから」と片づけず、一度、身体の側から丁寧に見てみませんか。

 

この記事を書いた講師

鍬田かおる

演技コーチ、STAT認定アレクサンダー・テクニーク教師、ムーブメント指導者。

英国でアレクサンダー・テクニークを学び、俳優・歌手・ダンサー・声を使う表現者に向けて、身体と声、台本読解、演技実践をつなげた指導を行っています。

各種養成所や専門学校のほか、新国立劇場オペラ研究所及び演劇研修所でも指導経験がございます。

また、IDC認定インティマシー・コーディネーター(ディレクター)として、映像・舞台の現場における身体表現、同意、動きの整理にも関わっています。

演技や歌において、身体をただ整えるだけでなく、現場で使える状態へつなげることを大切にしています。

 

クラス案内・個人レッスン・講師依頼について

演技クラス、個人レッスン、教育機関・芸能事務所・映画スクール等での講師依頼については、下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

現場の準備、台本読解、演技実践、身体と声、歌手やダンサーのためのアレクサンダー・テクニーク、インティマシー・コーディネーター(ディレクター)としての映像や舞台の現場相談など、目的に応じてご相談いただけます。

事務所・マネージャーの方で、

「所属俳優にレッスンを受けさせたい」

「講師として招聘を検討したい」

といったご相談も歓迎しています。

オンラインでのヒアリングも可能です。

個人レッスンをご希望の方は、個人レッスン専用フォームからもお申し込みいただけます。

https://forms.gle/Na4Pe383GkxnJaqQ6

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6月29日の日程が合わない方、
また身体と声を継続して見直したい方には、
夏以降の身体と声セミプライベートレッスンや、
オンライン台本読解とスタジオ実践を組み合わせたロングクラスも
ご案内予定です。

声、身体、台本読解、演技実践を、バラバラにせず、具体的につなげて学びたい方は、お早めにご相談ください。

少人数制グループクラスのお申し込み、各種クラスへの講師依頼は、こちらからご連絡ください。

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