俳優や歌手にとって、身体の使い方や感覚の幅は、演技や歌の選択肢に直結します。
けれど、身体表現の方法をたくさん知ることと、実際の演技や歌で選べることが増えることは、同じではありません。
私は2006年頃から、俳優のトレーニングにLaban/Effort(ラバン/エフォート)を使ってきました。
私自身、イギリスの大学から演劇学校へ進学し、そこで、第一線の先生方から直接学んできました。
同じ時期からアニマルスタディーやモノローグも扱い、2007年頃にはより現場感のある、シ20スタディーへとつなげています。
約20年以上、様々な方法を使い続けてきた今、以前よりはっきりしていることがあります。
ラバン/エフォートは、キャラクターに型を当てはめるためのものではありません。
私が俳優や歌手のトレーニングで大切にしているのは、身体、声、感情、思考の変化を感じ分けるための、いわば「感覚の物差し」を増やすことです。
これは、当時のクラスに熱心に参加してくださっていた若手の俳優や歌手の方はご存知だと思います。
俳優・歌手がラバン/エフォートを学ぶ意味とは
ラバンの8つのエフォートを説明できる。
動きの違いも実演できる。
それ自体は、一つの学習です。
でも、それだけで演技や歌が変わるとは限りません。
役が変わっても身体の使い方が似ている。
声の質やリズムがいつも同じ。
人物が変わっても、相手への働きかけが変わらない。
台詞の使い方も似てしまう。
そうであれば、知っていることが、まだ実演家として使える選択肢には十分につながっていない可能性があります。
メソッドが増えることと、俳優や歌手として選べることが増えることは別です。
そして、動きの種類が増えることと、人物の選択肢が増えることも同じではありません。
つい直接的に動きを使ってキャラクターを作ろうとしていないか、チェックしてみて欲しいところです。
ラバン/エフォートは「感覚の物差し」を育てる
私がラバンの方法、特にエフォートと呼ばれる動きの質のようなもの、特徴を理解しやすく、整理した形で使うとき、人物にそのまま当てはめることを目的にはしていません。
むしろ、それでは、ステレオタイプが強まってしまう。
「この役はこのエフォート」
「このセリフだから、この動き」
というように直接キャラクターへ貼りつけてしまうと、かえって人物が型にはまってしまうことがあります。
そして実際、ご本人がもともと持っている特徴や台本に書かれている事実から、離れていってしまうこともある
大切なのは、俳優や歌手自身が、変化を感じ分けられる身体を持つことです。
自分が普段どのような質を使いやすいのか。
いつもとは違う質を経験したとき、自分の感覚はどう変わるのか。
身体が変化すると、呼吸や声、思考、感情、相手への向かい方には何が起きるのか。
違いを実際にうごいて経験することで、自分の中に比較できる基準ができます。
私はこれを、Royal Central School of Speech and Dramaの大学院で修士課程を卒業し、日本に帰国し指導をスタートした2006年から「感覚の物差しを作る」と表現しています。
物差しがなければ、「いつもと違う」「もっと強く」「もう少し軽く」と言われても、その違いを自分で測ることは難しい。
逆に、感覚の物差しが増えていけば、演出や相手、作品が変わったときにも、自分の選択を変えやすくなります。
直接的に、使うものではありません。
実際私の先生方もそのような解説をしていらっしゃいました。
ルドルフ・ラバンが整理したのは、人間の「動きと変化」
Rudolf Laban(ルドルフ・ラバン)は、ヨーロッパのモダンダンスの父、あるいはその創始者の一人とも呼ばれる人物です。
若い頃から音楽、ダンス、演劇など幅広い舞台芸術に関わり、ダンサー、振付家、演出家、理論家として、人間の動きを研究していきました。
また、音楽に楽譜があるように、動きを記録するためのノーテーションの発展でも知られています。
これは歌手や音楽家の方には特に理解しやすいのではないでしょうか。
人間の動きをただ「大きい」「小さい」「速い」「遅い」と見るだけではなく、時間、空間、重さ、流れなど、複数の要素から捉え、動きの質や変化を整理していきました。
私はラバンの仕事を、いわば「人間の動きと変化の楽譜を作ろうとした仕事」だと捉えています。
だからこそ、ラバン/エフォートはダンサーだけのものではありません。
身体と声を使い、感情や思考の変化を観客に届ける俳優、歌手、ダンサーなどの実演家にとって、非常に豊かな観察の材料になります。
「みえて・きこえる」トレーニングだからこそ、繰り返せて、様々なジャンルで演技を使っていくときに、役に立つのです。
これが、私がムーヴメントベースのクラスを、年間を通じて少しずつ、その時必要な方にご提案している理由でもあります。
2006年頃から、ラバンを身体だけで終わらせず演技へつないできた
私が俳優のトレーニングにLaban/Effortを取り入れ始めたのは、2006年頃です。
同じ頃からアニマルスタディーなども扱い、2007年頃にはいわゆる演劇の方を中心としたシーンスタディーへと接続していました。
2007年から2015年頃には、年末などの集中形式で、ラバンだけでなく、モノローグー長ゼリへの応用、と同時に、イギリスでも学んでいたマイケル・チェーホフのメソッドなども、必要に応じて取り入れていました。
この頃から、養成所の指導と並行して、プロ及びプロを目指す方々に向けた、これらのメソッドの全てを必要に応じて組み直し、日本の俳優の方々に伝わるように展開させた俳優のトレーニングも行っています。
つまり、私にとってラバンは身体だけを練習するための独立した科目ではありませんでした。
身体が変わった結果、人物に何が起きるのか。
動きから感覚をもらって、育てること。
人物が変われば、相手への働きかけはどう変わるのか。
そして、それが声やセリフ、シーンの進み方に、間接的に、どう現れるのか。
昔から、そこまで含めて俳優の演技として扱ってきました。
新国立劇場演劇研修所の創設期にも、ムーヴメントを指導
新国立劇場演劇研修所では、第1期生を育成していた創設期から、ムーヴメント、アレクサンダー・テクニークの指導に関わりました。
演劇研修所の初代所長を務めた演出家・栗山民也さんの著書『演出家の仕事』(岩波新書)にも、当時の講師陣の一覧の中に、私の名前が掲載されています。
その後の新国立劇場の公開記録にも、ムーヴメント講師として私の名前が残っています。
また、2010年には、何人かの先生方や当時の同僚とも、コラボレーションの機会があり、ムーヴメント教師として、意図、相手、全身、感覚と実際の芝居をつなぐ指導をしていたことがございます。
私自身、小学生の頃から、芸能事務所に所属し、レッスンを受け、様々なクラスに参加してきた上で、長く俳優の身体と演技を見続けてきたからこそ、身体だけを変えても足りないことも、台本だけ読めても足りないことも見えてきた。
そこに、いま、約20年、これらのアプローチを練り直し、日本でどのように現場の役に立つか、実際の結果につながってくるか、研究と改変を続けてきた意味があると思っています。
ラバンからモノローグへ、そしてシーンと台本読解へ
私がムーヴメントのクラスで増やしたかったのは、動きの名前についての知識ではなく、俳優が実際の演技で使える感覚と選択肢です。
ラバン/エフォートを受けた方が感じた「感覚の変化」
実際に過去にクラスに参加した俳優や歌手の方、特にミュージカルや舞台の方からも、身体を動かすことで、普段とは違う感覚が立ち上がったという声をいただいています。
「運動から感覚を得るのは、早くて効果的で、ラバンの威力を改めて実感したクラスでした。」
この方は、クラス後には目や耳が冴え、いつもの帰り道でも空間や人の動きをより鮮明に感じ、普段より他人の動きや内面にも敏感になったと振り返っています。
私がLaban/Effortを「感覚の物差し」を増やすために使っている理由は、まさにこういうところにあります。
その感覚を、モノローグや人物へつなげる
Laban/Effortで感覚の幅を増やした先では、それを人物や台詞、シーンへどうつなげるかが重要になります。
2019年のモノローグクラスに継続参加していた20代後半の男性俳優は、人物へ向かう準備について、
「今までにない感覚をたくさん感じました。」
と振り返っています。
そうなんです。
ただセリフの言い方を工夫したわけじゃない、ただ声の練習をたくさんしただけじゃないんです。
身体から、感覚のトレーニングを通じて、変えていった。
さらに、それまでできなかったことが少しずつできるようになり、そこからまた新しい感覚が増えていったことも書いてくれています。
これは、Laban/Effortを身体だけで終わらせず、その先の人物、言葉、行動へつなげてきた理由とも重なります。
Laban/Effortから発展したモノローグクラス参加者のお声を読む
身体だけを変えても足りない。台本だけ読めても足りない
約20年、俳優の身体と演技を見続けてきて、今はさらに強くそう思います。
身体だけを変えても、足りません。
台本だけ読めても、足りません。
身体の選択肢がどれほど増えても、台本から何が起きているのかを十分に受け取れていなければ、その選択肢を何のために使うのかが曖昧になります。
反対に、
- 台本に書かれている状況について詳しく説明できる
- 人物についてたくさん考えている
- 目的についても言葉では説明できる
- 様々な演技のメソッドやテクニックについての知識がある
それでも、役が変わるたびに身体、声、テンポ、間、相手への向かい方がほとんど同じなら、実際の演技として使える選択肢は増えにくいでしょう。
2012年頃以降、私自身の指導でも台本読解・分析を扱う比重はさらに大きくなりました。
現在は、身体、声、台本、人物、目的、行動、相手との応答を、別々の科目として切り離して見ていません。
映像でも舞台でも、活躍されるジャンルが異なっていても、俳優や歌手の方は、身体の問題に見えて、実は台本の読み方が関係していることがあります。
台本の問題に見えて、実は身体や声の長年の習慣が、演技の選択肢を狭めていることもあります。
どこが問題かを決めつけてから俳優を見るのではなく、その人の演技に実際に何が起きているのかを見る。
現在の私の指導では、そこから必要な入口を選んでいます。
「演じるための台本読解」も、ラバンや身体指導から離れたものではない
現在は、オンラインでも「演じるための台本読解」を継続して扱っています。
これは、身体指導から離れて別のことを始めたという意味ではありません。
むしろ逆です。
台本から、
- 誰がいるのか
- 何が起きているのか
- 人物は何を求めているのか
- 相手との間で何が変わるのか
- シーンがどこへ進んでいるのか
を受け取れなければ、身体や声の選択肢を増やしても、何のためにそれを使うのかが曖昧になります。
読解と身体は、別科目ではありません。
身体から人物へ、人物から行動へ、相手との関係へ、そして台詞とシーンへ。
また、全てが具体的であること、精神論や抽象的な素敵なお話ではなく、テレビや映画、舞台で活躍することを前提とした「演じるための」台本読解も、長年続けてきた統合型の演技指導の現在形です。
台本を「意味が分かった」で終わらせず、実際に演じるために何を読み取る必要があるのかについては、こちらの記事にまとめています。
シーンでは、人物も方法も変わっていく
例えば、シーンは、同じ状態のまま最後まで続くものではありません。
始まりと終わりでは、何かが変わります。
人物には求めているものがあり、相手がいます。
相手から返ってくるものによって、最初に使った方法がそのまま通用するとは限りません。
それでも欲しいものがあるなら、人物は何かを変えなければならない。
その変化があるから、場面が進みます。
Laban/Effortも、その変化の違いを感じ、より丸ごと感覚から掘り下げていく可能性を増やす材料の一つです。
「この人物には、このEffortが正解」と決めるためのものではありません。
ここを勘違いしている方は、残念ですが、ヨーロッパにもアメリカにもいた記憶です。
自分の中に複数の物差しと選択肢を持ち、その場で必要な変化に対応できるようにする。
そこまでつながって、初めて俳優や歌手の道具になると私は考えています。
実際、テレビや映画、舞台などで、活躍する俳優の方の演技コーチとしても指導を続けておりますが、より具体的であるからこそ、「みえて・きこえて・つたわる」、独りよがりではない、現場感のあるレッスンとクラスにつながっていると実感しています。
年内に、Laban/Effortを演技や歌へつなげるクラスを予定しています
2026年内には、久しぶりにLaban/Effortを身体だけで終わらせず、台詞、人物、演技や歌へつなげるクラスを行う予定です。
長いセリフやモノローグについても扱いたいと考えています。
モノローグだからといって、人物が一人で「上手にしゃべっている」わけではありません。
人物は何かを求めています。
何かに働きかけています。
そして、その途中で考え、感じ、方法を変えます。
身体や声に複数の物差しができると、その変化を「それらしく見せる」のではなく、自分自身の中で違いとして扱えるようになります。
同じ言葉でも、人物から見えている景色は変わります。
現在の主な活動がモデル、声優、ナレーターの方にも参加しやすい形で、この「感覚の物差し作り」を楽しみながら、身体を丸ごと動かしながら、体験していただければと考えております。
Laban/Effortを初めて経験する方にも、以前参加したことのある方にも、その先の演技や歌へつなげる時間にしたいと考えています。
詳しい内容と日程が決まりましたら、ブログやSNSで改めてご案内します。
少人数制だから、自分のトレーニングに集中できる
私のクラスは、テーマにかかわらず基本的に少人数制で行っています。
見学の方を入れたり、外部の取材が入ったりすることも、ここ10年ほどほとんどありません。
人に見せるための場ではなく、参加している方自身が、自分のトレーニングに集中するための時間だからです。
クラスで大切にしているのは、「うまく見せること」や、その場で評価されることではありません。
今の自分には何ができていて、何がまだ不安定なのか。
何をブラッシュアップすれば、実際の現場で使えるのか。
そこをきちんと棚卸しし、必要なことを試し直していく場所としてクラスを作っています。
もちろん、ただ自由に探求して終わる場でもありません。
お互いをなんとなく褒め合ったり、「それぞれ違っていていいですね」で終わったりすることが目的でもありません。
俳優や歌手は、最終的には作品の中で仕事をします。
相手がいる。
演出がある。
台本や楽曲がある。
時間や空間、撮影、舞台上の条件がある。
そして、その中で実際に使える必要があります。
だからクラスでも、単に「面白い体験ができた」で終わるのではなく、その経験が、自分の演技や歌の選択肢として使えるところまでつながっているかを大切にしています。
少人数だからこそ、人目を気にしてパフォーマンスするのではなく、自分の癖や課題も含めて丁寧に見直すことができます。
評価されるための場所ではなく、次の仕事で使える自分を作るための場所。
自分を証明する場所ではなく、自分を更新する場所。
それが、私が少人数制を続けている理由の一つです。
目指しているのは「ラバンを知っている俳優・歌手」ではない
私が育てたいのは、なんとかテクニックやメソッド、それこそLabanやEffortについてたくさん説明できる俳優や歌手ではありません。
新しい台本や楽曲を渡されるたびに、
「どう演じよう」
「何を感じればいいんだろう」
「この役らしく見せなければ」
と、毎回ゼロから迷うのではなく、必要な材料を自分で受け取り、準備を進められること。
身体、声、人物、言葉について複数の選択肢を持って、稽古場や撮影現場へ行けること。
そして、演出が変わったとき。
相手から予想していなかったものを受け取ったとき。
作品や空間、音楽、撮影条件が変わったとき。
事前に決めてきた演技にしがみつくのではなく、その場で受け取り、選び直し、更新できる実演家になること。
感覚の物差しを増やし、その人自身が使える選択肢を増やす。
そして、身体、声、台本、人物、相手との関係を、実際の演技や歌へつなげる。
そこは、昔から変わっていません。
感覚を磨き、身体から演技や歌をブラッシュアップしたい方へ
俳優の方、歌手の方で、
- もっと感覚を磨きたい
- 身体から演技や歌を見直したい
- 現在持っている力をさらにブラッシュアップしたい
- 役や作品が変わっても、自分の選択肢を増やしていきたい
- 舞台、映像、ミュージカル、歌など、ジャンルを超えて活躍を続けたい
- 身体、声、台本読解のどこから見直す必要があるのか整理したい
という方からのお問い合わせを歓迎しています。
個人レッスンでは、決まったメソッドを一律に進めるのではなく、ご本人の現在地、仕事、目的に合わせて、必要な課題を見ています。
演技、歌唱、身体や声の使い方、台本、オーディションや本番に向けた準備など、具体的な課題を持ち込んでいただくこともできます。
新しい知識を増やすだけではなく、自分の中に実際に使える感覚と選択肢を増やし、これからも更新し続けたい方へ。
個人レッスンをご希望の方は、現在の演技経験、今気になっている課題、今後の活動予定などを添えてお問い合わせください。
自分は、これまで何をできるようになったのか。
そして、
次の現場で、何を自分で判断し、受け取り、変えられるようになりたいのか。
そこから一緒に見ていきます。
現在取り組んでいる台本、出演予定の作品、オーディション、動画提出、撮影や舞台稽古など、今ある具体的な課題を個別に扱いたい方には、個人レッスンがあります。
時間を自分の課題に集中して使えるため、
「台本を読んでいるのに、演技につながらない」
「同じ注意を繰り返し受けている」
「一人になると、何を準備すればいいのか分からない」
「現場やオーディションの前に、一度整理しておきたい」
という場合にも利用していただけます。
初回は、現在の活動や困っていることを確認し、台本読解、身体と声、相手とのやり取りなども含めて、今どこで止まっているのかを見ていきます。
芸能事務所・教育機関・制作関係者の方へ
所属俳優への演技指導、モデルから俳優へ活動を広げる方のサポート、芸能事務所や映画スクール、学校等でのクラス開催、講師招聘も承っています。
地方・海外でのワークショップや出張レッスン、団体向けのクラス開催についてもご相談ください。
公式LINEについて
次回のクラス情報や募集のお知らせを早めに受け取りたい方は、公式LINEもご利用いただけます。
こちらから最初のトークを開始することができませんので、登録後に一言メッセージ、またはスタンプをお送りください。
安全な学びの場づくりについて
当クラスでは、俳優同士がその場の流れや即興判断で、急に身体接触を行うことを禁じています。
身体的接触を含む可能性のある場面は、台本上の必要性、目的、手順、同意、境界線を事前に確認した上で扱います。
安全とハラスメント防止に関する詳細は、以下の固定ページをご確認ください。
この記事を書いた講師
鍬田かおる
演技コーチ/STAT認定アレクサンダー・テクニーク教師/IDC認定インティマシー・コーディネーター(ディレクター)。
英国Goldsmiths, University of Londonで演劇・舞台芸術を学び、Royal Central School of Speech and Drama大学院を修了。
20年以上にわたり、俳優、声優、歌手、ダンサーなどの実演家を対象に、演技指導、身体と声、台本読解、人物理解、相手とのやり取り、オーディションや現場前の準備を指導しています。
新国立劇場演劇研修所の創設期からムーヴメント、アレクサンダー・テクニークの指導に携わり、演劇研修所・オペラ研修所をはじめ、バイリンガルの映画スクール、各種教育機関、芸能事務所、舞台・映像の現場でも指導を行ってきました。
2006年頃から、専門であるラバンやアニマルスタディーを俳優のトレーニングに取り入れ、身体だけで終わらせず、モノローグ、シーン、台本読解、人物、声へとつなぐ指導を続けています。
現在も、特定のメソッドを一律に当てはめるのではなく、その実演家に今何が必要なのかを見極め、身体、声、台本、人物、相手との関係を一続きの演技として扱うことを大切にしています。
目指しているのは、先生がいなければできない状態ではなく、俳優や歌手自身が現場で受け取り、判断し、選び直し、更新し続けられることです。
他にもこのような記事を共有しています。

演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching



