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オーディション対策講座を開催している理由①

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演劇歴30年越え…というと、ドン引きされがちな演技コーチのくわたかおるです

なんで〜?

 

さて、来週30日日曜はオーディション対策と準備に特化した講座があります

元々そういう単発の講座はほとんどやってこなかったのですが、私がイギリスから帰国し、この15年ほどの指導の間で、色々と気になることがあり、開催にいたりました

本日はこれから受講される方また参加を迷っている方のためにちょっと講座の内容とそのお話をいたします


私はもともと、小学生の頃からいわゆるタレント養成所のような芸能事務所に所属していました

といっても、私がものすごく何かをしたいと言う意思が強かったわけではなく、周囲の勧めもあり、ピアノやバレエの習い事の仲間のような感じで、なんとなく芸能事務所のレッスンに週末に通う生活でした

芸能事務所ですから、大人に混じりつつ、もちろん演技のレッスン、映像のテスト、宣材の研究、発表会の他に、いわゆる現場の仕事のオーディション等があれば、マネージャーから連絡が来ます

子役があまりいない事務所でしたので、幸いにも私にも何回もご案内をもらうことがありました

そして、オーディションの場では、

・いかに自分が求められていないか

自分が良かれと思って選んだ課題が不適切か

・周囲の大人が期待している事私がやっていることややりたいことの間に大きなギャップがあること

などを小学生にして知るわけです。

もちろんオーディションは惨敗していました、いま振り返ると、理由がよーく分かります

例えば、

・ピアノは指定通り以上に難しい曲がかなり上手に弾けるが(長年習っていましたので)、審査員が期待していたのは(おそらく)分かりやすく有名な曲を嬉しそうに弾く感じの良い子、であって、よく分からない小難しい曲を真剣な表情で(怖くみえたであろう)がんばった弾く子ではない….

・求められていたのは(いわゆる当時の)快活なポニーテールでスポーティな女の子であって、ショートカットの人見知りのボーイッシュな子ではない

などです

つまり、良し悪しでも善悪でもなく。また課題の出来の卓越さや優劣だけではなく、

相手の見ている方向をみていたか、なんですね

自分のアピールや自己満足(というほど子供なの厳しいものではなかったが)になってしまっていたんです

よくしてくださっていたマネージャーも、ずーっと一緒にいて、質疑応答や課題に取り組む様子などをみているわけではないので、そこまではわからない

「あくまでも自己申告」によって、今日はこんなことをやった、こういう課題が出た、ディレクターにこう言われた、こんな子がいた、という話をする程度

親切だった社長も、なかなか実情は知り得ないんです

 

そう、最大のポイントはお相手のこと!

何のためのオーディションか

お相手(達)は誰で、何をしている方々で、何にお困りか?自分は何の「目的」で呼ばれているのか、です。

 

ここが納得できていれば、自然と同じ方向をみる、よきパートナー、作品に貢献する、協力的な演者になります

 

本日のおすすめはこちら

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ハリウッドに限らずの内容ですので、舞台人もぜひご一読ください

 

Kindle版はこちらね

 

またオーディション講座の裏バナ、ポイントシェア、そしてここに至るまでのお話、アップしますねー!

1月30日(日)の講座は5名以下の超少人数制、事前予約制ですので、ご予約はおはやめにお願いします

https://kaorukuwata.com/2022auditionandpreps/

より的確なアドバイスのためにも、初めての方はプロフィール、久しぶりの方は近況もお知らせください

これまでご参加された方の感想はこちらです

https://kaorukuwata.com/voiceparticipants20211dayws/

さっそく、嬉しい合格や通過のお知らせが続いているので、迷っていらっしゃる方、初めての方もどうぞ!

久しぶりの方も躊躇せず、お気軽に近況や課題をお聞かせくださいねー

 

私も公式LINEをちゃんとやってねとご指摘を受けました、やるぞー!

チャット機能、通話機能もつかえますので、レッスン相談やクラス選びのヒアリングにもお使いいただけます

健康第一で2022年もどうぞよろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

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