内容に集中できて世界観を
つくり、プロを率いるリーダー
フィクションの世界で
「行動」することが演技です
- 俳優がなにを考えているのか、わからないときが実はある…
- 演じ手にこちらの演出の意図や考え方をうまく伝えて、現場の雰囲気をよくしたい
- リハーサルなどの場で誤解が多いらしく、内容に集中できない
- 一生懸命なのにコミュニケーションが難しいと感じる…
- ハラスメントと勘違いされるのが怖い
欧米の一流演劇学校や老舗劇団にならって、演出家や監督、現場で奮闘するスタッフの方にも演者として一度は読解やシーンクラスへの参加をオススメしています。
欧米スタンダードの
トレーニングを提供しています
実際に俳優ではないお立場や職種の方にも体験していただけるクラスで、トレーニング歴のない演出家や監督の方でも、それぞれのご事情を考慮してプログラムを組んでいます。
見学ではなく、実際のレッスンを通じ、より演出や監督に集中できるよう、一層コミュニケーションのスムーズな現場づくりに進めるようになります。
現場のリーダーは大変ですから、欧米スタンダードの論理的なトレーニングやリハーサルに役立つ方法を増やし、レベルアップや意識改革を率先することで、実演家たちの信頼を得て、よきチーム作りができます。
台本の推敲に(密かに…)悩む作家の方にもお勧めしています。
私の事前ヒアリングは、何よりもみなさんの課題や目的を大切にするご相談のお時間です。
良質な作品と健やかな現場が増えるよう、みなさまのご参加を楽しみにしております。
- 心身のバランスや感覚をリフレッシュし「自分で自分の機嫌を取れる」実演家になります
- 俳優がつまづいたときに身体のどこがどうなっているのか、ハラスメントと誤解されない、適切なフィードバックの方法や例がわかります
例えば、監督や演出の意図や期待にそぐわない姿勢やジェスチャーや表情は、演技以前の、無自覚で悪意のない、演じ手のクセや習慣化している筋肉の緊張や脱力が多いものです。
- 長時間のすわりっぱなし、たちっぱなしで身体のあちこちを痛めすぎないケアを学びます
- 過度の緊張や脱力のしすぎの調節ができれば、周囲への印象や発声発音も変わります
- 聞き取りやすい明瞭な発音や気分の良い姿勢でいることは、指示を出す立場の監督や演出家にも大切です
- 熱心であるがゆえに、怖い表情になってしまっていて、誤解されているかもしれません
- 表情、声のトーンなど、指示の出し方などの話し方で、コミュニケーションが劇的に変わるのは、作品中だけでなく打ち合わせやリハーサルからです
さまざまな方々と接点の多い演出家や監督こそ、自分も与えている影響に敏感になるとより良いのではないでしょうか、相手に及ぼしたい変化を際立たせることにつながります。
身体のつかい方から、自己洞察を促し、過剰な興奮や脱力にも敏感になる感覚を養います。
これも音楽家やダンサー、俳優と同じで、健やかな現場からより良い作品を生み出す、昨今の傾向を尊重したものです。
思考をクリアにするためにも、創設者F.M.アレクサンダー自身の生徒さんの中にも、ジョージ・バーナード・ショーやジョン・デューイなど著名な作家や劇作家もレッスンの支持者でした。
私のクラスは、何よりもドラマの状況で行動し交流することを大切にする現実的なワークショップです。
演出家や監督の提案やフィードバックに対して、なぜ俳優が自分たちが今まで見てきたような反応するのか、どこで行き詰まってしまうのかを実地で解決し、協働作業のエキスパートを目指します。
演技クラスでは、現代のスタンダードとしての「一人称の」当事者としての演技を目指すとはどういうことか、「仮に」俳優の立場からお試ししてもらう時間を設けています。
反対側に立ってみるとどういう感覚なのか、何に悩むのか、どんな時につまずいてしまうのか、解決の糸口が掴みやすくなり、俳優や歌手からの信用が増します。
抽象的な議論や、精神論に陥りがちであった演技を、具体的に動きを使って、実際に体験してもらい、理解してもらう順番で進みます、これは俳優と同じです。
台本の読解やサブテキストまで、カメラの前や舞台の上で演じるために必要な、俳優の準備の方法を目の当たりにすることで、自分の立場からできる提案の内容や方法が増え、洗練されていきます。
特に時間のない現場では、「探って」いる時間や考え込む時間を短縮し、余裕が生まれるとみなさん気分よく過ごせるようです。
例えば、こちらのクラスでご提案しているラバンは世界で初めて、動きを楽譜のように記録すると言うシステムを確立したモダン・ダンスの父でもありますが、キャラクターの分析やシーンのダイナミズムの研究になります。ラバンと言う1種の「言語」を獲得する事は、ツールを増やすことにつながり、ご自身の演出の意図や演技へのコメントや「空間の構成力」を磨くことに繋がり、分析力も増します。
キャラクター分析にも使えますので、多角的なアプローチに便利です。イギリスでは有名演劇学校や劇団でも使われており、実用的で効果的です。
世界の素晴らしい巨匠達といえどもワンマンで、孤軍奮闘して素晴らしい作品が生み出せた方は少ないです。ご心配はいりません、一緒に考えていきましょう。
各種のクラスを通じて、俳優や歌手との共通言語を得るだけではなく、実際に「体験」してもらうことで、より納得してコミュニケーションを図れるようデザインしています。
俳優に必要な準備やその方法が身に付くエクササイズ仕立てになっていますから、監督や演出家の方は、何を判断基準にしたらいいのか、どういったことに留意すればハラスメントやプライバシーの侵害にならないのか、トラブルシューティングの例など、オーディションや審査、リハーサルの場作りに能力を発揮してもらうよう、ご専門をサポートします。
講師は一般財団法人日本ハラスメントカウンセラー協会および一般財団法人全日本情報学習振興協会のハラスメント相談員の研修を経て認定を受けています。
よくある質問
私は演出家です。特に芝居を学びたい訳では無いですが、クラスに参加して得るものはあるでしょうか?
今までお芝居をした事は無い、自分が演じる側に回ったことがないと言う方にこそ、ぜひいくつかのクラスをお試しいただきたいと思います。見られる側、演じる側を『試しに』数回体験するだけで、すべてがわかるわけではありませんが、全く異なった視点で、作品やそれこそ演出家や周囲の言葉を聞く過程に価値があります。
演技力と言うよりも、観察であったり分析だったり、感覚的かつ感情体験であったり、大いに得るものはあります。ぜひいくつかのクラスをお試しください。俳優たちとのコミュニケーションの質や演技をみる目や耳もきっと変わります。
脚本を書いているのですが、クラスの内容は役に立つでしょうか。自分が人前に出る事は苦手です。
一緒に仕事をする俳優や演出家たちの考え方や傾向を知ると、仕事の質がアップします。ご本人が希望しない場合、運動などを無理して頑張る必要はないと思いますが、戯曲の読解や分析のクラスは、いわゆる名作を使って行っておりますので、創作時や現場でのご参考にしていただければ幸いです。
いろいろな考え方がありますが、私は、実際に生きた人間が、セリフを声に出してしゃべり、動くことで、より発見がたくさんあると思いますので、ぜひお試しいただけるとうれしいです。
現場でどうしても俳優にいろいろ教えなくちゃならないことがあります。本当は演出に集中したいです。言葉選びなのか、相性なのかうまくいってないと感じる時があります。どうしたらいいでしょうか?
ご質問ありがとうございます。世界の巨匠たちもお悩みの内容です。『俳優にいろいろ教える』の中身が、いわゆる演技指導なのか、段取りなのか、精神的な心構え、もしくはご自身の演出の意図を伝えることなのかにもよりますが、ご自身にとって最適な、俳優やスタッフとのコミュニケーション方法や、リハーサルの進め方の選択肢を広げるためにも、クラスをご利用いただけるとうれしいです。
日本に限らず、言葉の行き違いであったり、相手の立場からの想像に余裕がなかったり、また目的の共有の曖昧さも難しいです。また、演技の『ために』ダンスや語学やアクションなどの特殊技能を教えることと、作品の演出は違いますから、当然、演技の『仕組みを教える』ことと演出の希望や意図を伝えることも違うので、大変だと思います。
私のおすすめははっきりその2役を分けること、可能であれば両方は一度にやらないことです。指導と演出の違いの理解を深めるにも、いくつかのクラスをご利用いだだけると嬉しいです。
参加者のお声
オンライン台本読解アップグレードクラス参加者のご感想
取り組み方や、台本への問いかけの方法など、様々な角度の視点が持てて、とても有意義な時間でした。このwsで教わったことを更にブラッシュアップしていきたいと思います。
ラバン入門クラス参加者のご感想
モノローグクラス参加者のお声
Kaoruさんのクラスでは自分の能力を最大限に使うための方法、考え方をたくさん学びます。とにかく人間としての能力をなまける事なく使う事。ここに具体的に突き進みます。ですからクラスも具体的です。根性論、スピリチュアル、似非科学、出てきません。