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■アレクサンダー・テクニーク入門クラス 参加者のお声ーダンサー/俳優

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10月に少人数で開催しましたグループでの入門クラスのご感想をいただきました

パフォーミングアーツのためのアレクサンダー・テクニーク入門10月ご参加の俳優/ダンサーのお声(東京都 アラサー女性)

アレクサンダーテクニークのクラスに参加する前は、正直、半信半疑でした。

私がアレクサンダーテクニークを知らなかったことが大きかったのですが、自分の踊りに、自分の身体にも、そして自分自身にもう限界を何度も何度も感じていて挫折もしていました。

私が欲しかった、自分の思うような結果が得られなかったことで、「踊るのはやめよう」と「踊りには不向きだな」と「過去に踊ってはいたれけど、もう今は何も踊れません」というスタンスで自分を隠していました。

しかし、アレクサンダーテクニークのグループクラスで、まず自分の身体は可能性がたくさんあって、本当は恵まれていて、Kaoru先生の指示通りに足を出すと、本当にダンサーか!と言う位足が長くなったり、表情まで生き生きしてきたりして、「鏡に写るこの人はほんとに自分なのか」と目を疑いたくなる位、見た目の変化が凄く、今までどれだけ体を縮めて使っていたか、どれだけ固めて動いていたかを痛感する時間になりました。


また、聴こえる音が変わり、身体の下の方までギュイーンと響いてくるような感覚が増し、通りの車の音を聞いてるだけでも全く違う音に感じたのは大きな変化でした。


ダンスは身体の角度や視線、手の位置等細かい指定が多いのですが、自分がそれを今までのやり方でやろうとするよりも、音を体の中に入れると自ずと動きたくなる感覚が1番大きくなって、自分の出番の前に頭で計算して動く練習方法より、スピードが早くなったなと感じます。

もちろん長年、繰り返し長い時間練習してきた方法との違いに戸惑いも感じました。でも苦しい練習をしていた時よりも勝手に体が動きたくなる事からたくさん変化があって、踊るときは楽しくて、これなら長時間の練習でも自分をすり減らすことなく作品に向かう事が出来ると前向きに捉えられました。

アレクダンサー・テクニークをもう少し早く知っていればと少々複雑な心境になりましたが、今これを知れたことがやはり大事だと思います。

今後テクニックを習得するために踊るより、作品のために物語を生きるために、演劇でも活かすために自分の体を使いたいしもっと見直したいなと思っています。

(東京都 アラサー女性 ダンサー/俳優)

 

「もう少し早く知っていれば」という複雑な心境…私にも記憶があります

でも過去は変えられないけど、その解釈は変えられる、そして未来も変えていけますね

長年培ってきた技術や特殊技能、その習得の過程で養ってきた感覚も変化してりきますし、「ケア」が必要です。

いま、ここにいる自分のベストを尽くし、仕事を充実させたり、作品に貢献したり、本来「大好き」から始まった楽しむためにも…

心機一転して、土台づくりに励みつつ、これまで培ってきたダンスや音楽のスキルや特別なテクニックを一層伸ばしていってもらいたいです

思い込みや行き詰まり、一人でぐるぐるループせずに、学習の専門家でありパフォーミングアーツの専門家にご相談ください

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