次の舞台で、映画で、今までとはまったく違う役を演じることになったら。
もっと力強い声が必要になったとき。
反対に、ほんのわずかな息遣いや声の変化で表現したいとき。あるいは、動きながらセリフを話したり、歌ったりしなければならないとき。
そんな場面で、身体と声の使い方をいくつも選べたら、どれだけ表現の可能性が広がるでしょう。
今まで磨いてきた技術や経験を、さらに自由に、柔軟に使えるようになるために。
2026年11月3日(火・祝)、俳優・声優・ナレーター・歌手・ミュージカル俳優など、身体と声を使う表現者のための「身体と声のセミプライベートレッスン」を開催します。
13:00〜15:30/ご参加費10,000円
20年以上の演技指導経験を持ち、アレクサンダー・テクニークの創始者の著書も翻訳した鍬田かおるが、一人ひとりの身体と声を観察しながら、今までとは違う使い方を実際に試し、その方法を学べる時間です。
緊張していても、自分の力を発揮できる身体と声へ
大切なオーディション、舞台の初日、難しい役への挑戦。経験を積んだ表現者でも、緊張する場面はあります。
そして、緊張すること自体が悪いわけではありません。大切な仕事を前にして緊張するのは自然なことです。
問題になるのは、緊張した瞬間に身体を固めたり、呼吸を止めたり、声を必要以上に押し出したりして、普段なら使えるはずの技術や表現の選択肢が狭まってしまうことです。
「落ち着こう」「力を抜こう」と思っても、なかなか思い通りにはならない。そんな経験はありませんか。
緊張がなくなるのを待たなくても、演じられる。歌える。伝えられる。
緊張しているにもかかわらず、その場で自分の持っている力をできる限り発揮するには、どのような身体と声の使い方ができるでしょうか。
そのための具体的な糸口や方法を、実際に試しながら学んでいきます。
身体と声の使い方が増えれば、表現の選択肢も広がります
俳優は、作品ごとに異なる役を演じます。声優やナレーターも、作品や言葉の内容、届ける相手によって、声の使い方を変える必要があります。歌手やミュージカル俳優なら、歌唱と身体の動きが同時に求められる場面もあります。
ところが、私たちは慣れ親しんだ身体の使い方を、知らず知らずのうちに繰り返しています。
声を大きくしようとすると首や喉に力が入る。強い感情を表現しようとすると身体を固めてしまう。役柄が変わっても、いつもの姿勢やジェスチャーに戻ってしまう。
もちろん、長年の経験によって身につけた方法が役立つ場面もあります。ただ、作品や現場から求められることが変わったとき、ほかの方法も選べることには大きな価値があります。
例えば、同じセリフでも、身体の構えや呼吸が変わると、声の響きや言葉の届き方が違ってくることがあります。
今までの経験を生かしながら、これまで使ってこなかった方法にも挑戦できたら、次の役や作品への取り組み方にも新たな可能性が生まれるでしょう。
自分の癖を指摘されるだけで、終わらせないために
「首に力が入っている」「呼吸が浅い」「もっと自然に声を出して」。
身体や声について、こうした指摘を受けたことがあるかもしれません。
何が起きているのかを知ることは大切です。
しかし、実際には、どうすれば違う使い方ができるのか分からず、同じことを繰り返してしまう場合があります。
私がレッスンで大切にしているのは、今までとは違う使い方をするための糸口を見つけ、その方法を実際に試しながら学んでいただくことです。
身体と呼吸、声はどのように関わっているのか。いつもの反応以外に、どんな選択肢があるのか。そして、それを必要な場面でどう使えるようにしていくのか。
一人ひとりの使い方を観察し、必要な働きかけを判断しながら、身体と声で確かめていきます。
目指すのは、講師がそばにいるときだけ違う使い方ができることではありません。
自分自身で選び、試し、これからの稽古や仕事にも生かせるようになることです。
こんな方におすすめします
- 演技や歌唱、声の仕事を続けながら、表現の幅をさらに広げたい方
- 緊張する場面でも、これまで培ってきた技術を発揮したい方
- 声の響きや呼吸、身体全体の使い方について、別の方法を学びたい方
- 役柄や作品によって、声や動きの選択肢をもっと増やしたい方
- 身体や声の癖を指摘されても、具体的にどう変えればよいのか分からない方
- すでに身につけた技術や経験を、さらに柔軟に使いたい方
- 長く表現活動を続けるために、身体と声の使い方を継続的に磨きたい方
アレクサンダー・テクニークが初めての方も、以前学んだことがある方も、それぞれの経験や現在の課題に応じて取り組んでいただけます。
過去のクラスへの参加経験は必要ありません。
最大5名だからこそ、一人ひとりに合わせた実践ができます
同じことを試していても、実際に身体で起きていることは一人ひとり違います。
自分では気になっていなかった部分が、声や動きに影響していることもあります。また、今までとは違う方法を試してみることで、本人が予想していなかった変化に気づく場合もあります。
少人数であることを生かして、一人ひとりの身体と声を観察し、必要な課題を判断しながら進めていきます。
また、ほかの参加者が試している様子を見聞きすることも、ご自身の学びにつながります。声や動きがどのように変わるのか、その違いを観察することで、自分自身の身体の使い方について新たな発見が生まれることもあるでしょう。
説明を聞くだけで終わらず、ご自身の身体と声を使って実践する150分です。
なぜ、鍬田かおるの身体と声のレッスンなのか
私は20年以上にわたり、俳優・声優・歌手など、身体と声を使う表現者の指導に携わってきました。
英国で演劇・身体表現・俳優トレーニングを専門的に学び、アレクサンダーテクニーク教師としても、身体の習慣や使い方について研究と指導を続けています。
また、アレクサンダーテクニークの創始者F. M. アレクサンダーの著書『The Use of the Self』を翻訳し、『自分のつかい方』(晩成書房、2010年)として出版しています。

私が指導しているのは、これから技術を身につけたい方ばかりではありません。
著名な歌手のボイストレーナーとして活躍する先生も、20年にわたり、私の個人レッスンに通い続けています。
声を教える専門家自身が、自分自身の身体の使い方について学び続けているのです。
身体と声の使い方は、一度学んだら終わりというものではありません。経験や技術を積み重ねる中で、さらに探究できることがあります。
私の指導の特徴は、身体の使い方を専門的に観察できることに加えて、それを実際の演技、歌唱、声の仕事と結びつけてきたことです。
自分自身ができることと、他者ができるように指導することには違いがあります。
その方の身体で何が起きているのかを見極め、どうすれば違う使い方を経験できるのか。そして、本人がその方法を学び、次の現場でも試せるようにするには、どのような働きかけが必要なのか。
20年以上の指導経験を通じて、こうしたことに取り組んできました。
実際にレッスンを受けた表現者の声
個人レッスンを受講された30代のオペラ歌手の方からは、歌っているときの身体の使い方を見直し、声の変化を経験したというご感想をいただきました。
「かおる先生が魔法を使ってくれているかと聞きたくなるくらい声の変化がありました!」
さらに、歌の師匠からも身体の力みやバランスについて変化を指摘されたそうです。
また、身体の使い方と発声を見直してきた別の受講者からは、以前なら挑戦しなかった企画にも取り組みたくなったという声が寄せられています。
これらは個人レッスンを受けた方々の体験であり、変化の現れ方や学習の進み方はそれぞれ異なります。
今回のセミプライベートレッスンでも、ご自身の身体と声について新しい方法を試し、その後の稽古や仕事で何を実践していくか、具体的な手がかりを持ち帰っていただきたいと考えています。
11月3日(火・祝)開催概要
身体と声のセミプライベートレッスン
- 日時:2026年11月3日(火・祝)13:00〜15:30
- 参加費:10,000円
- 会場:下北沢駅最寄りのスタジオ
- 形式:少人数制セミプライベートレッスン
- 対象:俳優、声優、ナレーター、歌手、ミュージカル俳優、その他の表現者
スタジオの詳しい所在地とアクセスは、参加費の着金確認後、ご予約が確定した方へご案内いたします。
当日の服装・持ち物について
激しい運動をするクラスではありませんので、ご安心ください。
身体全体の使い方や動きを観察しながら進めるため、身体のラインが見え、動きやすい清潔な稽古着でご参加ください。
ご自身の筆記用具と飲料水もお持ちください。
特別な靴は必要ありません。クラスは基本的に靴下で進めます。気になる方は、室内用の靴下を別途お持ちいただいても構いません。
11月3日(火・祝)身体と声のセミプライベートレッスン|お申し込み
今までの経験や技術を生かしながら、ご自身の身体と声に、さらに多くの選択肢を持ちたい方へ。
今回の150分を、そのための新しい学びの機会としてご活用ください。
参加をご希望の方は、以下の申込フォームからお手続きください。
ご予約の確定について
フォームからお申し込みいただいた後、参加費のお振り込みについてご案内いたします。
参加費10,000円の着金がこちらで確認できた時点で、ご予約確定となります。
フォームの送信のみでは予約は確定しません。また、お支払い前に参加枠を確保することはできませんので、あらかじめご了承ください。
キャンセルポリシーについて
お申し込み前に、必ずキャンセルおよび返金の規定をご確認ください。
身体と声の習慣について、さらに知りたい方へ
身体の使い方の習慣はなぜ繰り返されるのか。自分では気づきにくい反応に、どのように向き合うのか。
アレクサンダーテクニークと身体の使い方について、以下の記事でも詳しく紹介しています。
ご自身の課題に個別に取り組みたい方へ
現在取り組んでいる台本や歌唱曲、ナレーション原稿、仕事上の課題に合わせて、ご自身の身体と声をさらに個別に見直したい方には、個人レッスンも行っています。
今回のクラスの日程が合わない方や、継続的に取り組みたい方も、専用フォームからお申し込みいただけます。
今後のクラス情報・最新のお知らせ
今後のクラスやレッスンに関する情報は、公式LINEやInstagramでもご案内しています。

演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching


