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俳優や歌手を目指すならー身体と声

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今日もオンラインクラスを終えました、演技コーチのくわたかおるです

 

この毎週土曜日のオンラインのクラスは、コロナの影響があり、みんなが外出のままならない中

最初は苦肉の策で始めた運動と身体の状態をチェックするクラスなのですが、今はとても気に入っています

 

当然、直接細かく見てもらって、動きや身体の部位方向を示してもらったり、実際に、必要に応じて身体を触ってもらったほうが

当然インプットは優れていて、明瞭なのです

 

しかし、慌ただしい中、急いでスタジオに混んだ電車に乗って行ったり

急いでいるのにバスをまったりすることを考えれば、このオンラインクラスをスタートして本当に良かったなと思っています

そして、遠方の方や、なかなか家から出られない事情の方も参加しやすいので、テクノロジーに感謝!です

 

何より、私自身が見本をやらねばならないので、いろいろな動きの研究にもなります

今まで気になっていた身体の状態やその週の使ってきた記憶を振り返る良い時間でもあります

そして、苦手克服のチャンスでもあります

 

ご登録のみなさん、いつもありがとうございます、また新しい音楽も仕入れますので、お楽しみに!

 

さて

クラス中に話題になることの中から、いくつかご紹介したいと思います。

 

もちろん怪我や病気は全く別なので、日常生活に差し障りがなく、ある程度演技や歌唱に差し障りのない健康状態を想定してくださいね

 

①とにかく、身体は動かさなければ、残念ですが、衰えます

日常生活でもちろん動かしているのですが、スポーツやダンス、アクションや特殊ない活動を行わない限り、

なかなか様々な役の人物のライフスタイルに対応するほどの動きの範囲や、スタミナや感覚と言うものはひとりでには入って来ません

 

何より、自分自身の身体の感覚そのものが、脳へのフィードバックですので、ありとあらゆる関節を動かしてみることからスタートしています



②何かクセを無意識に、ひとりでにしちゃっていると言うよりも、パフォーマンスでは、ある程度調節が効くなり、納得がいく動きができた方が、得られる感覚のためにも、周囲の為にもなると考えます

身体をある程度鍛えておくことで、日ごろの練習だけでなく、長時間のリハーサルや、繰り返しの稽古、非日常の世界ならではの負担に耐えることが少しずつ容易になっていきます

 

例えば、残念ながらよく見る例ですが、舞台上のちょっと急な階段を慣れない靴で上り下りした位で、音程を外してしまうのであれば、歌手活動は続けられないのです!

 

逆も然りで

 

キャスティングされた役の人物の身体の状態や、感情の動きを毎日4時間も5時間もやっているからこそ、当事者の感覚が味わえるのですが

そうはいっても、演じる側も人間ですから、日常生活もあります

 

非日常のフィクションの世界が故に、個人の生活まで特定の感情表現や役言う他人のライフスタイルとその空間による身体への影響に染まり続けたままいるのは、大変な負担を伴います。

ダンスでもそうですよね
例えば、振り付けで決まった方向、例えば右にばかりピルエットする時間が長かったり、やけに!左足ばかりで回転する作品と言うのはあります…

私たちは、いつも同じでカバンを持つことを気にするのに、なぜ特定の感情を繰り返し体験し続け、作品世界の環境に置き続けている自分の身体には、疑問を持たないのでしょうか?

え、治療すれば良い?
はい、怪我や病気であれば、当然、治療が必要だと思います。

そうなんです
作品の世界の中で特定の時間を生きると言う事は病気や怪我じゃ、ありませんよね

災害や事故は避けられないものですが、自分の身体は、自分のものなので

少しでも、俳優や歌手、段差や実演家の方々には、自分で納得して、自分の身体を把握して、丸ごと、感じて、おもいっきりのびのび使ってもらいたいと思っています

 

本日のおすすめは大好きなニュートンシリーズ!

 

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