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◾️今のままでは伝わらない?─演技の壁を超えるための【身体と表現】のレッスン|5/25(日)開催

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クラス開催のお知らせ

連休も個人レッスンが続く演技コーチ 鍬田かおるです。

多くの方が一般的には休むとき、一致しないのがパフォーミング・アーツやエンタメ、芸能関連の性….さて本日は、クラスのご紹介もあります。

演技が「伝わらない」─よくある壁とは?

演技をしていると、こんな経験はありませんか?

  • 気持ちは動いているのに、「見えない」と言われる

  • セリフは入ったのに、立ってみると動きが浮かばない

  • 感じているはずなのに、演出家や監督からダメ出しを受ける

  • 自分では実感がないのに、「姿勢が悪い」「暗く見える」と指摘される

 

これらは、単なる演技力不足ではありません。

 

台本の読解はもちろん大事なのですが、それ以前に、もしかすると
実は、【身体の動きと呼吸の流れ】がうまく連動していないのでは?

頭の中では、いろんなアイディアが浮かんだり、やりたいことも感じてはいるのですが、

どうにもそれが、「見える・聞こえる」ようにはなっていない。

これでは本末転倒です。

そういう時、様々な構や癖、そして身体の動きを忘れちゃっていることや、

なかなかセリフや相手に夢中になっていると、

うまく身体が使いこなせないことに起因している場合が非常に多いです。

逆を返せば、ここを解決することで、ダンスも歌も、演技も力が底上げされます。

 


「感情だけ」では伝わらない理由ー身体と演技

多くの俳優や歌手が、
「もっと感情を乗せなきゃ」
「もっと気持ちを作らなきゃ」
と努力しています。

場合によっては、暗示的なもの、心身をすり減らすものも多いです。

しかし、どれだけ内面を感じても、
身体が無意識にブレーキをかけていると、外に伝わる情報が途切れてしまいます。

これが、やっているつもりだけど「見えない・聞こえない」の正体。

演技とは、「感情を内面で感じる」だけではなく、
身体を通して、空間に、相手に、伝わるように具現化しなければなりません

せっかく感じていても、ほとんどの方に見えず、

多くの方々に違いが聞こえないのであれば、非常に難しい。

お相手(たち)あってこその歌であり、ダンスであり、演技です。

 


伝わる演技のために必要な「身体の働き」

セリフやト書きの意味だけでなく、その時、その場所、

その人たちの内容が伝わるには、以下の要素が自然に動き出していることが重要です。

  • その時間の身体、その役との組み合わせ

  • その場所の身体、その役との組み合わせ
  • 欲しい演出効果、想起させたいイメージのための動き
  • セリフや動きが無理なく身体から湧き出る表情や仕草

  • 感情の変化に合わせて、身体も微細に変化できて、調整できる…

これらは特別な才能ではありません。

「身体の感覚」を目覚めさせ、動きを取り戻すことで、誰でも育てていくことができます。

ただある程度、意識も必要ですし、なにより

練習が楽器の演奏や語学のように有効です。

というわけで、身体と演技のクラスを、久しぶりに開催いたします。

 


5月開催:少人数制「身体と演技」クラスご案内

この5月「身体と呼吸を取り戻し、表現につなげる」ための、
少人数制【身体と演技クラス】を開催します。

開催日時
5月25日(日)10:00〜13:00

場所
東京都内スタジオ(お申込み後に詳細ご案内)

内容

  • ウッカリしがちな身体の癖をほどくエクササイズ

  • 気持ちが変わり、関係性も自然に変化するための身体の使い方の方法を練習

  • 短い台本を使用して、実践演技につなげるサイドコーチが体験できる時

対象
俳優、歌手、表現者の方: 初心者〜プロまで歓迎ですが、学生の方はご相談ください。

 

📩 お申込み・お問い合わせ
DMまたはメール

kaoruあっとまーくkaorukuwata.comにて受付中です。

※定員に達し次第締切となりますので、興味のある方はお早めにご連絡ください。

各種SNS及び下のフォームからのご相談やご予約も受け付けております。


ご参加者のお声

実際に私からの指導を受けた方々からは、こんな声をいただいています。

  • 「なかなか気持ちが動かないと悩んでいましたが、身体の使い方で感覚にリアリティーが生まれることを納得できました。」

  • 「気持ちを先に作ろうと思っていましたが、自然に涙が出て、動きたくなる感覚にびっくりしました。」

身体から変わることで、演技の世界が変わり始めます。

もう、一点を見つめて、息を潜め、奇妙なおまじないをする必要はありません!

そういった息苦しい願い事のような取り組みは、長続きが難しいです。

 


 

この記事を書いた人:鍬田かおる : 演技コーチ/インティマシー・コーディネーター(ディレクター)


演技指導歴20年以上。プロ俳優・歌手・ダンサーを中心に、感情と身体のつながりを軸としたレッスンを展開中。映画スクールやパフォーミング圧の大学を始め、多様なミュージカル、オペラ、映像、舞台など幅広い現場で指導。

 

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