F.M.アレクサンダー自身が繰り返し書いて教えこだわっていたこと①抑制ー防ぐアート

アレクサンダー・テクニークは「防ぐアート」です。

はい、「防ぐ」という手法が特長です。

ということは、セラピーやすでに現れている症状に対しての治療ではなく(予防は治療の逆でしょ?)

「防ぐ」方法を身につける=「教育」の一種なんですよ~

と具体的に、ズバリ!書いた、英国アレクサンダー・テクニーク教師協会会員、アレクサンダー・テク二―クの正規の指導者、鍬田(クワタ)かおるです、改めて。

あ、演技コーチ、ムーヴメント指導者、ムーヴメント演出もやります。

というのも、(なぜか理由は知りませんが)まったく関係ないことをアレクサンダー・テクニークと呼んでいる方がいるらしく、ときどき苦情(?)や不満を耳にし、まあ、それくらいならいいのですが(よくないか?!)

どうも治療の一種や健康法だとか、さらには姿勢矯正だとか(そういうオマケ効果はあるかもしれませんが)、リフレッシュや気分転換、はたまたリラクセーションだと誤解している方がちらほらいるらしいんですよ~

困るね!

というわけで、新しい角度からのシリーズ。創始者F.M. アレクサンダーが繰り返し(しつこく)こだわっていた、テクニークの特徴・特長です。

第一回が核心のズバリ!

「防ぐ」というスキルが必須のテクニークがアレクサンダー・テクニークの強みであり、特徴であり、さまざまな分野で応用する際に有効である所以です

「防ぐ」という(当時珍しかった観点からの)手順がポイント。

アレクサンダーの強い主張と(しつこいくらい)繰り返されている観察からの分析に、

「最初の反応」を防ぐ

というのがあります。俳優だったF.Mらしい発想だよね😊

演技の仕組みやスポーツ、楽器演奏などで実を持って体感している方はご存知ですが、

そうなんですよね。自分がよかれと思ってやっていることでも(わざとヘタなままいたい人、あえて苦しくしたい人は少ない)

実際に結果を伸ばす段階にくると(他人に認められるレベルで、繰り返してもOKなレベルで)

どうにも①「感じている」ことと=主観的な習慣的な自分の感覚

②実際に他人にみえて、きこえていること=現実に自分が行っていること

がものすご~~~~~くかけ離れている。どうにもズレていて、かみ合わない。

そういう体験、たくさんありますよね?

頭では分かっている「つもり」だけど、楽器の先生に力を入れすぎ!と注意されているにも関わらずいつも通り「感じない」くらい慣れている力をこめすぎるクセを混ぜる。巧みに。必ず。毎回。

😿

落ち着いて考えれば分かることなのに💦

ビデオでみても、なぜそこまでコーチや先生が繰り返し指摘してくるのか分からないくらい慣れて違和感を感じなくなっているのです!自分の長時間やっている習慣的な反応の癖・パターンに。

😲

というわけで、自分には(すでにほとんど)感じられないくらい繰り返してなじんでしまっている習慣的な反応(とF.Mは言っているけど、実際には条件反射のこと)を「防ぐ」という発想が大事なの。

「感じられないのに、どうやって防ぐの?!」

とツッコみたいところですね。

そうです。

私も当時(約20年前?)そう思いました。心の中でツッコみました。

しかし、当時の先生方3名が共通して強調して言っていたのが、

「感じられなくても『防ごう』としてください。」(人によっては言い方が防ぐではなく「やめる」のこともあった、意味は同じ)

感じられてから防ぐだと、やっちゃってからやり直す✖になるので、防げてない。自分にダメな古い使い方を覚えさせちゃってる。

要は練習していることにカウントされるんです。

だから、「気づいたら防ごう・やめよう」という悠長な発想ではなく✖ 笑

感じられてないくらい慣れているのだから、自分には感じ取れなくても、

そこは「論理・判断力(目的に役立つ使い方になってるか)」で💛補うのだ!

F.M.曰く「本能的ではあるが、(目的には役立たず)建設的でもない防衛グセ」を防ぐために知性をつかうこと

なんだね。

「習慣的な『条件反射』は慣れていて、すぐにいつも通りの行動に移せるので早い気がするが、これまで学習してきた条件反射をやめてみる=

未知の失敗のリスクは上がるが未知の成功も可能性もあがる

なのです。

俳優らしい発想だよね。

パフォーミング・アーツならではの着目点と思います。

なぜって…

身体はひとつ。声も身体の一部。

同時にいくつもの相反することはできないでしょ?😉

自分のクセで、肩を持ち上げておきながら、喉周りの余計な緊張がない人の声は出せない

習慣的に(自分では感じないけど)、脚をつっぱっておきながら、「天にも昇る心地」の人を演じられない

本当はリズミカルに、軽やかにコメディーで嬉し💓楽し💔飛び回りたいのに、つい自分の慣れている身体の様子を繰り返して、どうにも重い、暗い、鈍い動きをしてしまう….

ほら!

同時にできないから、古くて役に立たない、建設的でない、「アカン」方を防ぐ必要あるよね😉

…..師匠ズはいつも正しかった、そして最適最速の方法をズバリ!教えてくれていたのだった。(疑ってゴメンなさい)

…で、

紆余曲折を経て私が行きついたのが、アレクサンダー自身が書いて4冊のうちの3番目の(やっと内容も一貫し、言葉遣いもF.M.にしては 笑)洗練されてきた3冊目のThe Use of the Selfの日本語訳です。

一番短い本だから、というのはさておき(笑)一番、実用的で一般の方が自分を重ねて理解しやすい本であることは間違いないです。

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なぜだか値段があがっている…。ご購入を希望の方は私に連絡くれてもいいですよ。今、数冊だけストックあります😊
本日のおススメスポンサードリンクは

移動中など手や脚がつかえなくても読書のように楽しめる、ありがたいオーディブル!

話題の洋書はもちろん、人気俳優による朗読も嬉しい。何時間も活字を追うには目も手も疲れる大作まで…流行りの新書や小説もあって、充実すること間違いなしです♪

私は洋書が多く、英語がメインですが、日ごろは偏りがちなボキャブラリーの確認も含めて、さらにいろいろな第一言語の方の発音も参考にしつつ、自分の強制的なチェックもできて一石あたり、三、四鳥です!スペイン語は….中級….うっ。。

会員登録、ぜひ30日間無料なので使ってみてください!

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私は電車や飛行機など長時間の移動のとき、ちょっと目を休ませたいけど、いろいろ読みたいとき、学習したいときに流してます。耳から聞いて覚えるのも良いなと思います。

お楽しみください!

11月のモノローグクラスのお申込み開始しました。10名以下の(たぶん8名くらい?)本当にじっくり取り組める深めるにぴったりの時間なので、お早めにカレンダーに入れておいてくださいね!

 

稽古場や現場に行くのがダルい…鬱々した…挫けそうなとき…

演劇、音楽、歌唱、ダンスのこと…好きなことを仕事にして(しようと)工夫したり、いろいろと「がんばって」いるはずの日々。

それでも人間なので、気を付けていても、自分も周囲の体調も気分も環境も、さまざまな側面でいろいろアップダウンがあります。

「それで、いい。」

…みたいな流行りのきれいごとも繰り返すと、長期的には役に立たないので (笑)

今日は大切な基準を書いておきます。

①まず、7~8時間しっかり寝よう!

どんな治療やセラピーやレッスンやおまじない(!)も、睡眠の代わりにはならない。

睡眠不足で、まともに、建設的に、目的にあった思考ができたり、感情が健全であったり(ポジティブという意味ではない)、寝ていない身体で、感覚体験をしても、敏感に、繊細に、前向きに取り組むことは難しいです。

寝不足は大敵。

昼寝を20~30分混ぜて補ってもいいので、とにかく寝てください。

私、今日も読書後に夕方30分、お昼寝しました~💤

特に、寝不足のときに、興奮したまま(本番前や感情の起伏が激しいとき)、大きな決断をしないでください。

ロクなこと、ないです。

踏みとどまりましょう、こういうときこそ、論理、知性をつかって。

私も寝不足のとき、興奮してノッているときは良いのですが、数日しか続きません、そして燃え尽きます。たっぷり寝て起きると、いろいろ解決しています(笑)

そうです、このブログシリーズを読んでいらっしゃる方はご存知のはずです。

細胞のクリアランスに早いも遅いもないので(師匠談)💦とにかく睡眠時間は確保してください。

🐕🐕🐕

②気分が乗らない、なんとなく陰気、意欲が湧かない感じ、怠い…

まず規則正しく、「まるで入院しているかのよう」(!)に、栄養のバランスのとれた(つまらなくても)食事を1日3回、(およそ)決まった時間に取りましょう。

タンパク質、ビタミン、ミネラル、たっぷりの季節の野菜や果物、新鮮なお肉、お魚…..

お腹が空かないためではなく、身体をつくり、こころを潤し、頭をスッキリ!させる食事をお願いします。毎日が無理でも1週間単位、1か月単位でつじつまがあるように、日記のついでにメモってください。

給食風でも、遠足の弁当風でも構いません。種類をたくさん、栄養たっぷりを重視で、ダイエットやこだわりはしばし(1週間くらいは)お休みで頼みます。時間をつくるのが難しい方はケータリングやUber Eatsでも家事手伝いでも、とにかく他人のヘルプを頼みましょう。無理は禁物、まずはありがたく食べましょう。

一人だと面倒になっちゃう方は家族やお友達、知人とでもOK.それも面倒だったりお疲れモードのときは、気楽なお店へ行ってみませんか?持ち寄りもGOOD!

私も食事には気を付けています。

というのも、私………

前から思っていたのですが、

腹ペコのときって、

「無敵!」

みたいに感じませんか?

動物の性、ですね。凶暴になれそう。しかし、食べ過ぎると眠くなる、炭水化物が多いと重く遅く眠くなる(笑)、種類が少ないと心が殺られます、幸いカレー部なのでカレー🍛で香辛料(ほぼ漢方だね)も取れていて助かってます。

🐈🐈🐈

③少なくとも週に何回かは運動しましょう

はい

「そんな気分じゃない!」「やだ!」「雨が降ってる!」

などという怒号が聞こえますが、でも、額にじわっと汗がたれるだけ、運動してみましょう。

ラジオ体操でも良いです。真面目に丁寧にやると、実はキツイです。

カラオケ+振付(笑)みたいなぶざまな暴れ系でもOK

オシャレなウエア、要らないです。

パジャマのままでOK.

菌に感染したり、ケガをしたりしていなければ、早歩きや軽めの縄跳びやスキップ、ちょこっと息切れする運動とストレッチ運動や筋トレも45分くらいでいいので、お試しください。

わざわざキツいジムにいかなくてOK。

家で簡単な体操(ウォームアップの記事も参考にしてください)を40~50分お願いします。

私たちはうごく生き物です。ケガや重篤な病でない限り、運動をお願いします。

あれ?なんだか気分が変わってきたぞ?!

あれれ?!どうもいつもと違うものが目に入ってきたな……..

お~っと、さっきまで自分は何を憂いて、気にして、目標も立てないで、うじうじしていたんだっけ?!

ここまで来たら、あと数歩。

④お風呂につかりましょう

ケガや病気がなければ、1~3と同じくらい大事にしてもらいたいのが、入浴習慣。

キレイごとではなく、本当のキレイ=清潔・衛生でございます。

生物の基本でもあります。禊やおはらいより(笑)、実在するほんとうに脅威な菌やウイルス対策です。

感覚への刺激の種類も大切です。

健康的なパフォーマーから、いろいろな凸凹のある人物、作品の特徴へ向かって戻ってきて、別の現場へいって、時にはオーディション、レギュラークラス、必要なレッスン、そして基盤となる生活と、あちこち行き来して、楽しみ喜ぶことができます。

基盤と言えば、本日のおススメは古典的な入門書です。分かりやすい記述が美術や演劇だけでなく各種アートの土台としてありがたい名著。初めての方はもちろん、忘れちゃっている方も久しぶりにご確認お願いします。

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バージャーがお亡くなりになったとき、こういう記事が日本でも出ていたようで

https://i-d.vice.com/jp/article/vbe5zm/remembering-john-berger

最後の「人間がそれをそこにみとめられるだけの心を持ち、社会がそれをそこに感じさせてくれるだけの人間味を持ち合わせていれば、アートとは個人がそれぞれに自分という人間の生命の一部として共鳴できるものなのだ、と。」

が素晴らしいバージャーに相応しい締めくくりでした。

世界各地で、こういった真の巨匠にもっと出てきて欲しいです。

9月のズバリ!クラスのご予約を開始しました。いつも通り、最大でも10名程度で充実した時間にしたいので、お申込みはちょっと前倒しでお願いします。

 

 

やってはイケない:演技のNG集③鏡よ鏡、鏡さん?

好評の(?)やってはイケないシリーズ。鬼軍曹の怒号(?!)が飛んだ場面…それは…

鏡!

そう、演劇では導入エクササイズとしていろんなバージョンで登場する「ミラーリング」。私も観察のため、うごきのボキャブラリーのため、反応力のため、想像力のため….といろいろな理由で使うエクササイズですが….

けど、

その「ミラーリング」(鏡のように相手がやっていることをお互いに写し取り合う)をねぇ……

ただ、そのまま使ってどーする?!

ミラーリングしちゃってる演技(とも呼びたくないが)がどうなっているかと言うと、

……劇の一部で、与えられた状況で、俳優A演じるキャラクターA1氏が、何らかの目的のために、ある手段を使う(例えば、「説得するために、強く押す」、「からかうために、軽くつつく」、「蔑むために、継続的になでつける」という働きかけをしている、

と仮定する。

イメージしてみてね 😊

……すると、ミラーリングが起きちゃってるときというのは、お相手の俳優B演じるキャラクターB1氏も、別の人物のくせに!別の目的があるはずなのに、( 同じく、「説得するために、強く押す」、「からかうために、軽くつつく」、「蔑むために、継続的になでつける」という働きかけを繰り返しているんだわ!これが!

ひ~~~~!!!

ねむ~い 💤💤 (=_=)

こんなん繰り返されたら、みんな寝ますわ。目の前でぴろんぴろんと振り子運動されてるようなもんですよ?

苦笑!

そう、お分かりになりましたか?↑の太字のところにご注目お願いしますね~☆

あ~あ。別の人間なのに、別の目的のためなのに、同じ方法を、同じ内面アクションを、同じ内面の態度を……同じ働きかけ~~~~~ 涙。

ミラー!しちゃってるね~!💦

ダメ!ぜったい!

これは楽だし、安心だし、まとまって見えるし(一見)、同調してるから、スリルも少なくて、それぞれが責任から解放されて、落ち着くんですよぅ~ 、保守なの…感覚としては。独りよがりなんだけどね、それも

でもね、とにかく演じてることにならないんです。他人(別人格)にならない。特徴がない。性格や生い立ちの違いもない、考えかたや感情にも違いがない=交流する意味がないんです。堂々巡りだから、とほほ。(T_T)

では、お分かりにならない頑固者および鈍感な方々のために(失礼?!)再度別の例でご説明いたしませう。そう、このカラクリを指摘されても、(ココロが密かに?)屁理屈なヒト(または自立してないヒト)がやってしまふのが!

残念な次のバージョン↓

俳優Cの演じるキャラクターC1氏と俳優D演じるD1氏は、とある状況にて、

C1-1「拒否するために 強く押す」、

D1-1、「(負けじと)説得するために 強く押す」、

C1-2「(疑惑を)払いのけようと軽くつつく」、

D1-2「(おどけてみせて)不意打ちしようとあちこちから軽くつつく」、

C1-3「なんとかイエスと言わせようとあちこちを継続的になでつける」、

D1-3「「軽蔑した目つきで、負けじと素早く継続的になでつける」という

と仮定してイメージしてみてね 😊

……すると…確かに前述の例よりは?違いがあるような?物語が展開しているような?交流しているような?別人物がいるような感じなんですが…

イタリックのところ+太字のところを見比べてください!

ほら!「意図」が違っているだけ!

意図が違っていても、つかっている「方法」が同じやね~~ん 😠

動機がちょいと違うだけ~!

内面の様子、ほぼ同じ!感情の乗り物も同じになりやすい、目的達成のための方法がそっくりだなんて……

まるで…

双子!

いや、双子でも個性あるしなぁ、別の自我だし….ブツブツ….

という訳で、ミラーリングが起きちゃってるときというのは、前回にお叱りしました「カベ打ち」のようにこのミラーの仕組みを繰り返しているんだ!これが!😡

「巧みなヒト」になるとず~~~~っとミラーしてるだけなのに、微妙に「早く」してみたり、「遅らせて」みたり、「ちょっと強くして」みたり、それっぽい声だけ出してみたり….形容詞で遊んでいる、って感じ?! (-_-;)

根本の「方法(うごき)」は変えてないのに、変えているフリ!ズルいっ!泣

みなさん、本当に、世の中には、そしてその鏡の一つである演劇の作品の中には、いろいろな人物が出てきます。

決して、同じ目的、同じ方法、同じ意図、同じ手段、同じ内面、同じ思考、同じテンポ、同じリズム、同じ葛藤、同じ感情の表出…..

のうち2つも3つもの項目がぞろ目すること、無いです!

前に登場人物が4人も5人もつぎつぎとミラーしてる公演みたけど……….💤

無いデス!

慣れちゃってると、出演者同志もミラー、普段からミラー(笑)、下手すると演出家もミラーに気づかない!なんてことも…

ああ、おそろしい!💦

ミラーすることで「まとまっている」とか「一貫している」と恥ずかしくも!勘違いしている演出家がいるのも確か。。(-_-;) みなさん、自分の基準を磨きましょう!

「実際にうごいて分かる、みて分かる、聞いて分かる」Kaoruのムーヴメントで切り(斬り?)込む演技クラスへお越しくださいませ。

と宣伝になっちゃった。(^^ゞ

またね~♪

 

 

大将とバイト君-うごきの妙@割烹料理店にて

練習について熱く語る3月、4月、5月もたぶん…だって、みんな練習してないんだもん💦

そんな昼下がり(笑)、春の味覚を楽しみたく、とある割烹料理店に初めてランチに入ったのでした。(ランチならお安め)

私はお店の方々が動きまわる姿を観察できるカウンター派。

調理の専門家であり、厨房を制する職人たちの仕事ぶりをみるとスカッとするのです☆

で、腹ペコKaoruがメニューをみていると…

バイトちゃん(女)「あ、丼ぶりは終わりました~。えっと…他は、ありますよね?」

Kaoru「…???(+_+) 」

びっくりしたぁ~、なんだ、私に向かって言ってるのかと思ったぞ。声の方向くらい気をつけて欲しいねっ。(と演劇人発言)

あ、大将(?)に確認したかったのね。OK、ランチタイム終わり近くに来たワタシが悪いんだから…って、なら尚更、在庫(?)の把握くらいしてて~。もう空いてるんだし..ブツブツ。。苦笑

さて、カウンターの向こうにはキビキビと動く、恰幅のイイ和風の大将(と勝手に命名)がさまざまな肉の部位を取り出し、夜の仕込みに余念がない。

素敵~💙

素早く動く目と手。無駄のないしなやかな動き。しっかり体重移動されて安定した足取りが感じられる腰。余計な緊張の入っていない腕と肩。前で後ろで時間差で素早く作業をこなし、横への移動と他の店員たちへの指示出しと段取りの確認。

ナンバー2らしい洋風氏(と勝手に命名)も次々に仕込みの準備と数名分残っているランチの準備。野菜もじゃんじゃん整っていく…ああ、なにかが準備されていく様子って気持ちイイよね♪

..とほどよい緊張感にホッ。(見すぎですね。(-_-;)

で、…あれれ??

そんな職人たちが俊敏に反応し合うカウンターの端に、大量の食器が入ったカゴをおいて、ノロノロ食器を(しかも雑に)拭くメガネ男子が…しかも並べ方が下手なため、食器の種類順、これから収納する順を無視した、若葉マーク🍂そのもののスローぶりなのである。

ああ、残念。

明らかにバイト~~~

あ、バイトという雇用形態が悪いのではありません。質ですね。バイトでも高い質で仕事はできます。

和風の大将と比べること自体が間違っているとは分かっていたが…あまりにも違っていた。その姿はまるで「山々を飛び回る強い鷹さまと目の開かない段ボールに入ったヒヨコ」💦

大将:無駄のないキレのいい俊敏で無駄のない美しい動き。

バイト君:緩慢でボヤボヤしていて、リズム感のない鈍く遅い動き。

ひ~~~!まさかランチタイムにこんな観察をすることになるとは!(笑)

大将が6つのお皿に綺麗にワサビを美しく形を整えて並べる間(10秒くらい?)にバイト君がした事。

それは…

ワタシの背後を6歩くらい移動したこと。。。

…ひどいっ!

そして、よく見てみると、

大将:短く切られた清潔感ある髪型がほぼ帽子に収まっている 

バイト君:長めのボリュームある髪がふっくらして帽子はかぶっているが、一部メガネにかかっている

同じお店の人とは思えませ~ん。

さて、色彩鮮やかなランチを美味しく頂きながら、どうにも大将とその仲間たちとバイト君の動きが気になって仕方ないKaoru。もう職業病やね。

バイト君が7~8種類の食器をそれぞれ5つ6つずつくらい?を拭いて棚にカチャカチャいわせながら、危なっかしくノロノロ並べている30分くらいの間に、大将は…

和風の大将は肉類(種類多し)を美しく切り、仕込み、野菜類を仕込み、コース用(?)の料理のいくつかをお皿に準備し、洋風氏と仲間たちに指示を出し、電話を確認し(予約用?)、段取りを確認し、奥の4名とワタクシのランチを仕上げ、さらに調理場の一部を拭きながら、仕込んでいる料理のいくつかをささっと味見(?)し、その上…

トイレの電球が消えているのにまで気づいてチェックしていた…笑。。。

か、神業。。?!

いや、もう万歩計で計りたいくらい足運びと移動の量と質も違ったよ。

お客さんたちへの挨拶も…

大将:はっきりと目をみて、よく通るが大きすぎない声で語尾まで くっきり発音。

バイト君:遅れてぼそぼそと消え入るような語尾と何をみているのか不明な目つき。

天と地、なり。

なにかと勉強になったランチでした。

そして、帰り際…

大将「ありがとうございました。またおいでください。ニコッ (^^ 彡

と爽やか笑顔。。。

密かに(?)萌。💛

また行こうっと♪ (単純)

効率的で自然で無理の少ない、生産的かつ工夫された動きに弱いKaoruでした、ちゃん、ちゃん。

春の門出でムダなことー新年度の誓い…

綺麗な桜の満開の中、入学式、新人歓迎会など、会社や学校単位での新年度の門出を祝う集いが多い季節でもあります。

それに付随してワタクシの苦手なスピーチや挨拶もありますね。

で抱負(?)を語ったり、誓いを立てたりする「意志表明」の機会も多いようです。

…ところで、それって、役に立ってる?

と聞きたいところ。(笑)

中・長期的な目標(目的)の達成には、「変化」が必要なんですね。で、その変化を引き起こすための要はなんといっても「行動」です。

「ダイエットだ、よし!明日から30分早起きして隣の駅まで歩くぞ!」とか

「来週から絶対に1時間、英語を勉強する」とか

「もっと戯曲読むぞ!」とか….

かなり具体的っぽい….相当やる気あるっぽい…….よね???

これでミラクル💛💙

……起こせるひとは、ほぼいなくて。

大切なのは、「仕組み」をつくって、「行動」せざるを得なくすること。

「行動」を変えるしかないように選択肢を減らすこと。

「隣の駅までしか、定期を買わないでおく」=往復、半強制的に歩くのだ!バイクや車は売るか譲るかしましょう。

「TOEICやIELTSやCambridgeの試験を友達と申し込む」=試験などの〆切がなければ、ほとんどの人はあまり勉強しません。友達(と競って恥をかき)協力してお互いにスキルアップしましょう。英語しかできない人たちと毎週付き合いましょう。

「もっと戯曲読むぞ!」=戯曲とそれに関連した書籍を読まねば、実際の演技の実際ができないようなクラスへ申し込み(これまた仲間と)、かつ、シゴかれましょう、例えば私の厳しきシーンクラスなど(笑)!養成所や塾などへ入学しましょう。

そして実際の現場で、率先して、戯曲の読解能力や分析能力をベースに、演技で周囲「納得」させましょう、アイデアを提案しましょう。

そう……「期限のない約束は、約束ではない。」

一番役立たないこと…

それは「強く願うこと」(笑)

いや、別に願ってなくてもいいデス。「気合」はいりません。いま、今日、明日、何度も「やってみせて」ください。

「こころを入れ替える」代わりに、実際になにかしましょう、とにかく行動しましょう。

「もっと台本読めるようになりたいデス」って3~4回も聞いたよ、同じ方々から、この1年間で!苦笑 (-_-;)「読めるようになるたい」と思わなくても別に構わないので(笑)、いくつかのメソッドをつかって「読んで」、「メモとって」、「ノートに整理して」「相手役と試してみて」それから「別のメソッドで分析&検証して」「相手役と試してみて」…って繰り返し、何本もの台本をつかってその作業を実行してくれればいいのだよ?(^-^;

自分との約束でも、期限を設けることが大切では?

と、己にも銘じて💦

2016年は変則になりますが、ムーヴメントクラスの方を充実させていきます!(^^)!

そして別の活動も….フフフ。

引き続き、応援おねがいしま~す♪

私のお気に入り BBC ラジオ4

私はTVを持っていません!テレビ業界のみなあsん、突然スミマセン。

TVなしで暮らして3年以上経ちます。かつて4台(+納戸に未使用のものが2台 笑)もあったのですが…ははは 笑 今は職場の事務所やちょっとした出先でちょろっと観る程度です。

結論…とても快適です!

(TV業界の皆様ごめんなさい (T_T) 確かに面白い番組もいくつかありました)

TVでの生徒たちの活躍が観られないのはちょいと寂しいですが、録画したものをみせてもらってます (^^ゞ

つい気になってニュースをみたり、なんとなく続きが気になってドラマを観たり、付き合いで(?)バラエティーやドキュメンタリーを観たり…

計算してみると読書やリサーチ、運動や社交の時間を食っていたのです。

そんな私の現在のお気に入りは、インターネット時代ならではの、「ラジオ」💙

ロンドン留学時代からお世話になっていた(笑)イギリス国営放送のBBC!4チャンネルです。リンクはこちら http://www.bbc.co.uk/radio/player/bbc_radio_fourfm

世界のお天気やニュースはもちろん、話題の映画や注目の演劇の紹介番組!

公演スタッフや出演者の面白いインタビュー、コンサート中継、世界のBBC支局からの現地情報、優秀なドキュメンタリーも面白い!

個性的なプレゼンターが語る世界の料理番組、イギリスらしい政治の話題と皮肉が光るクイズ&コメディー、歴史検証プログラム、学術的な話題を素人に分かるように教授陣が語るお教室系番組も!

そして、さまざまなラジオ・ドラマ…話題になった舞台公演のラジオ版もありますよ!売れっ子ベネディクト・カンバーバッチのラジオドラマシリーズなどもあり♪

ファンにはたまらないですね!(^^)!

中には数十年も続いている連続ドラマThe Archersも!ジュディ・デンチ先輩やマギー・スミス女史のような名優のインタビュー、しかも彼らのお気に入りの音楽を紹介するような番組までっ♡

いろいろな方の英語も生で聞けますしね、なにより生番組もあるのがスリルです!

そして…日本では報道されないようなニュースや、日本でも問題になっているような、例えば「教育現場のサービス業化」💦(-_-;) のような話題が、イギリスの歴史&お立場からさまざまな意見が拝聴できるので、とても刺激になります。

ラジオは想像力を使い続けるので愉快です。

画面をみないのがイマドキ❤目にも優しいですしね。苦笑

どの番組も面白いです。視覚情報がまったくないのに、いろいろ感じる自分、なんやかんやと想像する自分、こりゃ愉快です。(笑)!

ラジオに慣れない方も、そしてもちろん英語を学んでいる方は(さらに!)

ぜひお試しください♪

本日の写真はボケボケ!のロンドンのサウスバンクの夜景!泣 (T_T)

 

 

 

「自分のペースで」やりたい!は危険

「ご自分のペースで学べます」と言われるとなんだか安心する。

そう書いてあるチラシやパンフレットをホッとしながら手に取っている。

それなら…私でもなんだか上達できそう…と胸キュンする♥…

そんなあなたは危険です。

「それぞれが自身のペースで学ぶことが大事」と悦に入る先生(指導者)。

「みんなちがって みんないい By 金子みすゞ」 を曲解して微笑む先生(指導者)。

そんなあなたは仕事してないぞ!

そう。

かつて自分も「一人一人に合わせて、ご自分のペースで学べます」に安易に惹かれていた生徒時代。反省。恥ずかしい。懺悔。素人考え、甘ちゃんでした。嫌だ~!

もっと学べばよかった~。後悔先に立たず。。。

あのね…「自分のペース」で上達する人は(ほぼ)いません

なぜなら「自分のペース」そのものが問題だから。

自分のペースを守っているが故に、あなたは○○が上達せず、▽▽がイマイチできず、××がイケてないのだから。

そして何にも挑戦しておらず、過去であり、その延長にある日常を超えていないのだから。

ガーン

そう。

自分のペース=自分の癖・習慣・日常・防衛

学習がなされるためには、自分のペースと一般的に言われる「コンフォート・ゾーン」=表向きの快適さを重視して現状維持、当事者性もなく、他人任せの領域、から出る必要があるんですね。

ご自分のペースはご自宅で。(笑)

練習や訓練など能力開発には「ストレッチ・ゾーン(ラーニング・ゾーン)」とされる領域に一定時間以上いる必要があります。

ここでいろんな刺激を受けて栄養を養い、のびのび能力を伸ばしていくのだ。工夫や想像は迫られるけど、つかえる方法が増えるので愉しいし、できることが増えるので、みんなハッピー♪

かと言って、病になってしまうようなパニック・ゾーン(恐怖)はダメです。トラウマ(?)になります。

稽古場で独裁演出家が何時間も1人の俳優に精神論を怒鳴りつけ続けるのもパニック・ゾーン。撮影所で隔離して説得という名の洗脳や布教もダメ。これもパニックを引き起こします。

結果、誰も何も学ばないため、優れた作品づくりや能力開発などの「目的」が果たせません。

不幸。

大切なのは「ラーニング・ゾーン」(別名:ストレッチ・ゾーン)

普段の考え方、習慣になっているやり方から離れて、癖に頼らないでも、新しく、今、自分で考えて、想像して「いくつかの異なる方法」を試してみる。

慣れない方法でも、自分の能力が発揮できることを体験して、さらに自分の可能性を「ストレッチ」💙 楽しいです♪

ある日、モノローグをつかっての一般の演技のクラスで

Kaoru「このモノローグどう?課題に使ってみて~、ま、試しに~(*^^)v いいんじゃない?年齢も合うし~♪」

せーと「えっ?!こ、これはっ!難しすぎませんか?私には…」

Kaoru「ん?」

せーと「いや、ちょっと…私…もっと簡単なのが…」

Kaoru「は?」

せーと「えっ、で、できますかね?これ…えっと…」

Kaoru「ま、やってみて。とりあえず。別に内容深く分かってなくても、課題に使うだけだから。」

せーと「で、でも…(ウジウジ)私、ちょっと、これは難しい…」

Kaoru「やりたくないってこと?」

せーと「あっ、いや、そういう訳では…ただ、自分はまだ出来ないかな…と(モジモジ)」

Kaoru「…じゃ、いつ、できるようになる予定?」

…チーン!

そう。できるようになるために、ちょこっと今より上のレベルの質を求められたり、ちょぴっと上の課題を与えられたからって、「おうち」に引っ込んでニートしていてはいけません。

ぬくぬくと「おうち」に居ても、なにも新しい能力をつかう必要生まれないよ?

必要は発明の母」って言うでしょう。

私が英語を毎日人前でつかえるようになった時…それは毎日朝から晩まで毎日大学でしごかれていた時。自分のペースでノロノロやっていた時ではなかった。

〆切があって、恥かいてでも何度でも繰り返し論文を書き、発言し、直され、やり直し続けたこと、大量の読書をせざるを負えなかったとき、セリフを覚えねばならなかったとき。

そのとき、一番上達した。(毎日ご指導してくれた先生方と仲間はホントにありがたかった!)

はい、辛かったです。

でも、おかげで他学部の日本人集団や留学生より早く英語も上達して、いろんな友達もたくさんできて、芝居や映画をみたり、あちこちお出かけしても、英語には苦労しなくなりました。

結果、とってもハッピーでいる時間が早く来て、ダンスなどの習い事する余裕も生まれました。ロンドン生活、一気に充実♪

いえ~い!

私が(ちょこっとでも)ダンスが上達したとき。それはノロノロと自分ができることを確認したり、出来ない理由を探して言い訳しているときではなかった。

師匠ズの言うがまま、専門家(師匠ズ)の意見を自分の感覚よりも信じ、師匠ズの提案するエクササイズに屁理屈言わずに(笑)繰り返しやったとき。ちょっと疲れてても、ちゃんと身体を動かして、今までと違う内容を考え、想像し、行動していたとき。

確かに筋肉痛になり(笑)、少々息切れしましたが(笑)、自分一人ではできないことができるように、「結果」なっていたよ?!

おかげさまで、一人で何がどうなっているのかを試行錯誤する時間が減って、何を練習すればいいのか分かったし、結果、みんな幸せ💙

良いこと尽くしです。

多分野に共通していますが、専門家の提案はいろんな基準と専門知識と体験からはじき出された一種の答え。根拠があっての提案ですよ。

「素人の自分」がなんとなく感じている防衛や習慣的な反応より賢く、頼りになるんです。(^^;)

くれぐれも「自分のペース」はご自宅で。

またね~!♪

写真はボルネオ島の熱帯雨林ツアーにて。自然界では動物たちの掟が大事。人間のペースはダメよ。ゾウの親子のペースも尊重して。

 

 

 

「実力」とは?

真剣な話題。「実力」。一体、何でしょうか?能力?なんの力?気合い?練習?意図?

オーディションや舞台などで「実力が出せなかったァ~泣」「実力が分かってもらえな~い」「いや、実力がまだ足りない」など。みる側も「実力が分からない」「実力出して!」「実力の差だよね」(笑)など。演劇、ダンス、音楽では特に話題になる「実力」…。(;^ω^)

演劇の指導の現場での面白エピソードがあります。

有名演出家であり指導者でもある某氏。

いつも通り明るく和やかな雰囲気のもと、広々とした稽古場でいくつかの愉快でためになるエクササイズをして、からだも温まり気分もほぐれた後、それぞれの役を振り当てられ、練習用の衣装を着て、みんなすぐに台本をもって、立ち稽古。

みんな楽しそう。

大御所「じゃあ、やってみよ~か~♪ 最初のチームから~」

ヒヨコ俳優たち「は~い♥  」

と朗らかに始まった芝居のシーン稽古。

あれっ?!

大御所の様子が…あ、ああっ、大御所っ!だいぶ前に乗り出して…熱心に見ている、おお、真剣なのね~。

と感心したワタクシ。

しかし…あらっ?!腕組したぞ?!あっ、呼吸がっ…もしかして…ご不満??? (-_-;)

シーンの方はというと、お世辞にもあまりうまくは行っておらず、目的が不明瞭だったり、ここがどこで誰なのか、状況や人間関係もあいまいな動きやせりふが目立ち、声や姿勢の癖も邪魔になっているし、…

「私だったら、注意するよな~(T_T) 長くやってみても変わらないし」と内心苦笑いしてしまったワタクシ。

しかし、大御所はその後、何組も何組も同じシーンをみる、みる、みる。とても熱心に。そして身を乗り出しつつ、引きつつ(泣)、目を見張りつつ、肩を落としつつ(笑)。

大御所のおおらかで朗らかな様子と優しい口調に、ヒヨコ俳優たちも陰気にならず、一生懸命、舞台に出て行って、いろいろうまくいかなくても、笑顔で戻ってきていた。ヒヨコなりに、学ぶ環境としてはいい時間のはず。

そして、90分が経とうかという頃、

大御所「さて、おつかれさまでした~、みんな~ありがとう。」

と言う温かな感謝のあいさつとともに、一通り全チームが終わり、大御所は言い放ったのです。

大御所「これがね、今のみんなの『実力』だから」

一同。シーン。。。

気まずい沈黙。。

やはり、そう来たか。。ガクッ。。

大御所は手綱を緩めなかった。。。(-_-;)

大御所「1回目に、初めてやってできること。それが実力です。」

大御所「たくさん練習して、ひとにいろいろ言われてできるのは、当たり前。」

ヒヨコの動きが停止。

(-_-;)

大御所「コーチがついたり、演出家が指導したりね。それは実力じゃない。最初の1回目に自分でできたこと、これが実力。長い時間稽古して、リハーサルしてそれでみんなで作っていけば、できることは増えるけど、それは公演のための創造の積み重ねを集団でした成果。」

嗚呼!

チーン。。

そうなのです。レッスンでも、生徒側が1回目にやったこと=現時点での実力。イスのせいでも扉のせいでもな~い。オーディションも試験も初めの様子が実力と思われて致し方ない。稽古初日でも。。

いわゆる本番を前提としてパフォーマンスを伸ばすのですよね?なら、実際に自分が今やっていること=実力とするのが現実的なんです。

そう。ときどき、「いやぁ、あと2日あれば~、○○もできたし、▽▽もできたはずなんだけど~」という話を耳にする。が、そこで2日増やしてみたところで、○○も▽▽も実ったのを私はこれまでみたことがありません。(やってみました、何度も)

それは2日分の練習やリハーサルが無駄なのではなく、2日分程度では、さまざまな能力は「他人に伝わるほど」そして『人前で緊張している状況でも発揮できるほど定着はしない』というです。

大御所の不意打ちに倒れたヒヨコたち。。

お、おつかれさまでした。。

その後、笑顔で私に「そうなんだよ~、ははは 笑 『実力』ってそういうもんでしょ?」と恐ろしい例をいくつも出して説明する大御所。

そしてヒヨコたちが、これまで以上に注意深く毎日の課題をやるように、日々の取り組みに真剣になったことは間違いない。

結果、オーライです。

2015年もあと少し、実力を発揮して愉しく過ごせるよう、毎日の時間をつかいましょう!

写真は外乗でまったく私の言うことを聞かなかった美馬の奔放な姿。(T_T)

あるある in グループクラス③ 気をつけよう!「役割」に。

演劇の基本でもある「役」を引き受けること。

これって、演劇だけの特殊な状況だけでなく、日常でも無意識に行っている自然な(笑!)社会動物である人間の特徴の一つですね~。でこれが「無意識」なのが、時として難しい。なぜって、無意識の傾向を目的に適切なよう変えるには「意識」が関わってくるから。

誰に対しても子どもの役割のままいる人、困るよね~。(笑)

いつまでも母親気分でいる人、困るよね~。(苦笑)

そう、私達は、その時、その場所、その相手(達)に合わせて、自分の役割を選んでいいのです。

グループあるある③「役割分担しない人(又は役割を無視する人)」

例1 :先生じゃないのに、先生の役割を担い、なぜか他人を助けようとする人。

他人を助ける前に自分を変えましょう。ほら、飛行機の緊急時の救命案内でもありますよね?「まず自分が酸素マスクをしてから子どもや自分でつけられない人につけましょう」って注意。まさにあれ。

あれを最初にみたとき「あ、そうだよね、なるほど。ふむ。だって、自分が死にかけたら、周りを助けるどころじゃなくなっちゃうもんね」と妙に納得した10代の私が懐かしい。(笑)

解決法:ここはどこで、自分は誰なのか、はっきり意識しましょう。専門のこと以外はやらないくらいのつもりで。親切心も本人が問題の解決をしなければ、過保護以外のなにものでもない。

アレクサンダーのグループクラスに来ておいて、自分のからだを意識するどころか、腰痛を訴える隣の人に、自分の知っている整体やカイロの先生を紹介することに夢中になる人々…。

自分たちだけで解決しないから専門家がいるという事実をお忘れなく。

例2:当事者のはずが「傍観者」になっている『お客様』然とした方々。

俳優のための実技クラスに来ておいて、なぜか稽古着も適切でなく、汗をかくことを嫌がり、腕組したり、ノートとるだけの見学する態でいる謎な存在…。だいたい体重が後ろにいっていて、頭が後ろに引かれている(笑)そんな引いてて、あなたは「傍観者」なのですか?!記録取る係なの?!座ってる時間、長すぎ!

怒。

解決法:やるしかない。(笑)!やらせるしかない!(笑) 実践あるのみ!を納得し、納得させましょう。

例3:学んでいるのは仮の姿。

実は…「自分の正当性を証明したい!」方々「褒められたい」だけの方々。

一種の攻撃、ですよね。今までと違う教え方の先生のところ、慣れていない流派の教室や新しいタイプのクラスに来ておいて「それは違う!」とか「違うやり方もある」「もっといいやり方があるんですよ~」とか「こういう考えもあるけど…」「○○先生(別人)が言ってたけど~」などと熱心を装って(?)いちいち指摘する方。それなら来なくていいのに…(苦笑)

先生のフリもお客様然も過剰な防衛も…

一体なにをしにきてしまったんだろうか?(-_-;)

場面ごと、人間関係ごと、時間単位で役割は変わるのがフツーです。くれぐれも前日やさっきまでの居た場所、普段慣れている役割にこだわりすぎませんよーに。

軍曹は軍曹を捨ててから(笑)、師匠ズには会うようにしています。 おかげで別の役割もまたリフレッシュ。着替えるせいもあり、同じ人だと気づかれないことがあり、駅前で生徒に偶然あっても声もかけられず…(T_T)。チーン。

みなさん、私をみかけたら、ちゃんと名乗ってね。お願いしま~す♪

写真は某有名スタジオの招き猫の役割を果たす美女猫さま。🐈