「初めてだから💙」の裏に…

先日、最近お知り合いになった若手の素敵な俳優さんと語らう機会があり、ほっくほくだったKaoruです。活躍中の魅力的な俳優さんとのひと時に時間も忘れて。

💙

…にもかかわらず(?)やはり演劇、ダンス、ミュージカルなどなどの話の延長で出てきたテーマで久しぶりに思い出したのが、

「初めてだから💙」とのたもう方々の存在。(苦笑)

はい、確かに、一見、害はありません。

一般的には問題ない場面が多いのかもしれません。

義務教育でも「初めてだから失敗してもいい」とか「初めてだから心配しないで、やってごらん」とか、なにかあっても「まあ、仕方ないね、初めてだったから」とか、「初めてなんだから、許してやって」などと免罪符としても使われることが多いフレーズでございます。まぁ、無害、風だよね…?でもマジで無害?

思い出したのは、

「初めてだから」を理由に一生懸命ベストを尽くさなかったり、要求に応えるような努力をしたり、時間をかけたりしない、勇気や誠意に欠けるもったいない人々の存在。

「初めてだから…」と言って、専門家の立場から個人レッスン方式だと言っているのに、グループレッスンを要求する方々。

「初めてだから…」と言って、なぜか参加費の割引を要求したり、はたまた参加者以外は募集していないのにクラスやレッスンの「見学を要求する」謎な言動の方々。

「初めてだから…」と言って、とにかく疑ってかかり理論武装し屁理屈で論破することが目的の学ぶ気のない方々。

「初めてだから…」と言って、指導者が見本や周囲が先にやってみせるまで、動こうとしない方々、周りについていくだけの「待ちモード」の方々。

「初めてだから…」と言って、なぜかできない理由や今までやらなかった言い訳を並べ、周囲に語る方々。ワタクシ、そんなこと質問してないのに。。(T_T)

並べるとまだまだありそうなので、やめます。(笑)

…で考えてみました。

世界各地で、演劇やダンスの師匠たちに、これまで「『初めてだから』失敗してもいいよ」とか、「今、上手くできなくてもいいよ、最初だからね」などと励まされたことはあったけど…

「今、自分の持てる能力を発揮しなくていい」とか、「手抜きしていいよ」とか、「今、挑戦をしなくても構わないよ」とか「どうせ能力ないから、別に気にせず適当にやっていいよ」みたいなこと言われたことなかったなぁ…と。

だから、そういう発想が全くなかったよ、私!

(無理解な先生でスミマセン!)

(そして私の素晴らしい数々の師匠ズ、ありがとうございます。かたじけないっ!)

誰もがほとんどのことが必ず1回は「初めて」ですよね。

初めて立つ、初めて歩く、初めてお箸をもってご飯を食べる、初めて幼稚園にいく。初めてのお習字、初めてのお遊戯会、初めてのお泊り保育、初めての花火、初めてのプール、初めての試験、初めての部活、初めての海外旅行、初めての留学、初めての独り暮らし、初めてのシュノーケル、初めてのフライングフォックス…面白いこと、素敵なこと、大好きなこと、愉快なことばかりじゃん!!!(^^)/いえ~い!

と単純にワタクシは思った訳です。

しかし!!初めて親以外の大人と長い時間学校で過ごす、初めて他人と集団生活する、初めて習い事で叱られる、初めてすぐにはできない難しいことにぶち当たる。しかもそれが何年も上達しない(泣)、初めて親の手を離れて自分のちからで勉強する、初めて徹夜で働く(苦笑)、初めて社会へ出て行って、初めて責任を負う、初めて…

自律と自立に近づくほど、さっきほどバラ色じゃない。。。

アレレ?!

でも、それでいいと思います。

誰でも、なんでも、いつでも、どこでも、初めてのことってあります。甘えるわけでもなく、言い訳するわけでもなく、「初めてだ」という事実だけがあって、それ以上でも、それ以下でもないと思います。

楽器でもスポーツでもダンスでも音楽でも芝居でも、いろんな初めてがあってよいと思います。初めてを愉しむために、精一杯やって、初めてでも率直に、能力発揮してみてよい体験が次へつながるようにできれば、いいのではないかな?

それに初めてのことがたくさん未だあるって…素敵だよね、ワクワクするよね、楽しみよね、ああ、やってみたい、行ってみたい!これからも楽しみだなあ、ルンルン!

…と、やはり根本は変わってないワタクシなのでした。ちゃん、ちゃん♪

 

あるある in グループクラス ①

私自身、すでに30年以上(!)演劇やダンスや語学を習ってきているのですが、その過程で、プロ・アマ、そしてジャンルを問わず、目立っている「学習における傾向」(あるある)を分析してみました。

自分が生徒であるとき、教える側にあるとき、これらに少し注意をするだけで、かなり練習やリハーサルの成果も、クラスの雰囲気や効率などもいろいろ違ってくるのでシェアしたいと思います。

グループあるある① 謎の存在。「時間にちょっと遅れてくる人」

事件や事故などの事件でない限り、避けられるべき。大勢が電車の遅延などで数十分を超えるものは実は問題ではなく、問題は5分、10分などの「ちょっと」のもの。「ちょっとだから、ま、いいか」、「ちょっとなら仕方ないし」と思いがちですが、実は逆。「ちょっとくらいいいじゃん」という学生の甘えたつぶやきが聞こえてきそうですが…

じゃあ、お聞きしますね。こほん、こほん。

「ちょっとくらい」なら…

なぜ、その「ちょっと」くらい、どうして早くこられない?なぜ準備しておけない?だって、ちょっとなんでしょ?どうってことない、重要でない、所謂「ちょっとのこと」なんでしょう?(笑)

イヒヒ。。。(^^ゞ

かつて、なにかにつけて、一事が万事と若くしてのたもうたのは昔から悟りの境地を啓きつつあった私の親友あさ子ちゃん。(笑)

「ちょっとのこと」を律っさない(直さない)、気をつけないで平気でいるなら、「ちょっとじゃないこと」を工夫するのはもっと難しく感じるのだろうな、と…。

がーん!!!

自分にがっかりしないため、自分に自信をつけるためにも、So-called「ちょっとのこと」に注意を払って行動を変えてみるところから学習が始まるようですね。

もしかしたら、「ちょっとのこと」の集合で「すごいこと」ができているのかもしれません。

愉快に、健やかに、とにかく、ちょっとでもたくさんでも気にせず、自分にプラスになることをしたいですね。

あるある②は…あちこちで摩擦を生む、アレです。お楽しみに。

(^^)/

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「混乱してます」の真意はどこに???

俳優さんやそのヒヨコたちにアレクサンダー・テクニークを始めとした演技の基礎や応用編を教えていて、1~2年に数回出くわすのが、

「えっ?!え~っと、う~ん、混乱しています」

というような趣旨の発言。

で、男女年齢その他に関わらず、その次に来るのが、

「混乱しているので、、、」と言ったあと、実際に、混乱を解くための行動を変えてみたり、方法を変えてみるような事はしない=俗に言う『停止状態』。

レッスンであれば(勝手に)休む。先生と相談してみるとか仲間に聞いてみることもなく、一歩的にメールや留守電や場合によってはグループの掲示板などで、「休止」を宣言。

また稽古でシーンをやっていても、「分からないです、う~ん、混乱している」とかなんとか言いながら、堂々と何分も立ち止まったり、ウロウロしたりしながら「う~ん」とか「なんだろう?」とか『お1人様』してらっしゃる。そして、目の前のことを試さない…あなたの混乱に周りが付き合っていることも見えないのか、そうか、そうか、そんなに混乱しているのね…

って、あらら?

それって…もしかして…自分勝手?!

変化を拒否?!

この際、断言いたしましょう。

『混乱』していても良いのです。

躊躇しててもいい、変化が怖くてもいい、今までと違ってて不安でもいい!多少イライラしててもしょうがない!

とにかくやりましょう、進みましょう。周りもそれを望んでいます!!!(笑) (^^;

混乱って『仮』の状態みたいです。

今までと違う回路で思考したから、疲れてて、とか、慣れなくて思い通りにできなくて、イライラしたり…今までの自分のやり方を批判されたように感じて、密かに怒る、とか。(笑)(-_-;)

後から振り返ると実はどうってことないんですが、その時は『混乱(仮)』という名の一種の防衛が働いているみたいで、ろくな判断しないです。(自らも経験済み (^^;

「混乱してるかな?」と感じたら、そのままにせず、解決方法を他人や専門家と一緒に探し、行動しましょう。実際の目の前の問題の解決など、行動のみが混乱の正体を暴きます。(安全です)

それでもなにも変えないのなら…それは混乱ではなく「抵抗」です。あははは~。(笑)

何のためのアレクサンダー・テクニーク?後編

私の「分からなくてもいいんです、出来れば!」

という発想にさらなるショックを受けたのか、(やっと)黙った助手。

…(T_T) しかし頑なな助手は未だ納得がいかない様子(きっと体験がないのね、フッ。。☺)

助手「出来れば…分かる…???」

Kaoru「そうよ。分かることが目的じゃないでしょう?分かったって、芝居がよくならなきゃ!芝居がうまくなってこそ、だよ。それにプロの何十年も活躍してる、そこそこ売れている人だって、そんな渦中にいて歌ったり、踊ったり、芝居したりしてるとき、内容に夢中になってるんだから、よっぽどでない限り、そんないちいちプライマリーコントロールだの、方向だの意識してられないよ。してられないからこそ、練習するんだけどね。正直、そんな技術のことなんか考えて気が散ってて欲しくないよ。結構イケてる人だって、なかなか自分がやってる事は刻々と変化してるんだから、感じ取る余裕なんか無いって。(^^;」

助手「…(あまり聞いてない様子)」

Kaoru「個人レッスンと違ってグループの良いところは、周りのそこそこ客観的な目がたくさんあって、励みになったり、他人のふり見て我がふりなおせ、とかが働くことよ。自分が直接感じられてない変化も指摘してくれる訳だし、同じように自分も他人の変化を目撃したり、聞き取ったりするんだから。それで自分で気づけるようになったり、練習したくなったり、日常から取り入れてみたくなるんだよ。強制じゃない。」

助手「…(モジモジ)」

Kaoru「だから尚、直接、生徒に今すぐ背骨の頭の関係を感じて欲しいとか、テクニックの基礎原理を分かって欲しいとかね、それこそエンド・ゲイニング(方法を吟味しない突進的態度)だよ。直接的すぎ。理屈が生徒に重いよ。だいたい、生徒はアレクサンダー・テクニークを教えたいんじゃない、『つかって』、演じたり、ダンスしたり、歌がうまくなったりしたいの。」

助手「あんな硬いのに…こんなに教えているのに…どうして変わらないんでしょう?」

Kaoru「教えてないよ、○○さん。同じこと繰り返し訴えるだけで、説明も具体例も変えてないのは『あなた』です。『生徒が変わらない』ってねぇ…あなた自身が教えるための方法を変えてないじゃない?個人レッスンと同じことができる訳ないでしょう?」

助手「…じゃあ、どうしたらいいんでしょう?」

Kaoru「…だから今日は、実際の芝居のシーン中にハンズ・オン(手でいろいろ促し)して体験してもらう時間だったのよ。そうすればお互いの変化も見えるし、聞こえるんだから。。。(-_-;)」

助手「う~ん…でも~」

Kaoru「…そうやって自分のいつもの同じやり方にこだわるの…それ、ダメよ。」

助手「…う~ん」

Kaoru「とにかく…目的はアレクサンダー・テクニークを教えることでない、と。ここは養成所で演劇する場所なんだから、『演劇のために』アレクサンダー・テクニークをどう使ったらいいのかを教える場所なの。アレクサンダー・テクニークを『伝道』することじゃないよ。」

助手「はい…う~ん…わかりました…」

(やっと)終了~。

その後、やりとりを一部始終聞いていた事務を担当してくださっている演劇人のSさんが

「カオルちゃん…前も同じようなこと、指摘してたよねえ~?」

と。Orz…

「助手さん、話聞いてないんだろうか…?」

と。そして、

「…コミュニケーションが…ないよね。コミュニケーション不全?はき違えてるんだろうか?」

と。Orz…

だいぶ割愛しましたが、事務員も思わず聞きながら突っ込み入れちゃう押し問答なのでした、ちゃん、ちゃん。

目的をはき違えると、素晴らしい方法も本来の力が発揮できません。そして方法を目的化しないで、本来の目的を見据えた方法の選択を吟味したいです。ね。とほほ。

何のための「アレクサンダー・テクニーク」?中編

「できるから、分かる」のだ!

という私の指摘!

☆彡

・・は明らかに助手にショックを与えたようで(-_-;)

助手「えっ、でも、ちゃんと自然なうごきをして、背骨が伸びて、きちんとしたつかい方しないと・・ほら、自然体でね・・あの子たちあんなに硬くて・・」

といまさら同業者(しかも私は先輩だ!)にアレクサンダー・テクニークの正当性を力説をし始める助手。

・・おい、おい。苦笑

Kaoru「あのね、アレクサンダー・テクニークを学びたくて演劇の養成所に来ないでしょ。演劇学びたいから、演劇の養成所来てるのよ、彼ら。だいたい芝居中にニュートラルでなんか居ないよ、誰も。出来事の渦中にいる当事者がいろいろ感じてるのに『ニュートラル』なんかしてる訳ないじゃん。芝居中にニュートラルさせないで、って言ったでしょう?

助手「・・じゃあ、私は背骨を長くするとか、筋肉にこだわり過ぎなんですね(ボソボソ」

Kaoru「ん~、ちょっと違うけど、ま、そうです。教える目的がずれてるよ。それにやってることがどうも『治療』っぽい。Teaching(教授)してないよ、あなた。」

助手「じゃあ、私はどうしたら・・何をしたら・・どうやって教えたら・・?」

お~い、助手~、あなたまで生徒化してどうする~???(T_T)

Kaoru「だから今朝、言葉で朗々と説明するんじゃなくて、シーンをやっている彼らに直接、まぁ、そこそこ『内容の変化にあったからだの動き、特に背骨の様子の変化をつけてね』と言ったの。シーン中にただ機能的に有利なからだの使い方してどうするの?!意味ないじゃん。ただ良い状態にさせてどーすんの?そりゃ、固まるでしょ、動かしてないんだから。」

助手「じゃ、動かすってことですか?」

Kaoru「当たり前でしょ。どう動かしたらいいのか、分からないんだから。全体に変化が及ぶように促すのよ、動きつけながら。背骨のうごき、とかね、全体を。」

助手「だって、あの子たち、すごく硬いんですよ?」

Kaoru「そうよ。だから学びに来てるじゃないの、養成所に。それに、あれでもだいぶ良くなったのよ、去年よりは。」

助手「ええっ(と驚きつつ)!・・じゃあ、ダイレクション(方向づけ)を・・自分できちんとできるようになってから、でも、それが分かってないから、できないし。どうしてできないんだろ、あの子たち・・」

Kaoru「彼らが、今できるできないは関係ない。はっきりいって。でも、出来たらどんな感覚なのか、どんなに良いことがたくさんあるのかをちょっとでも感じさせるの。それが仕事。そうしたら『ああ、自分は肩に力入れすぎてたな、それで声が出しづらかったんだな』とか『脚つっぱってたな、やっぱり演出家に言われた通りだ。じゃあ、それやめよう』とか、いろいろ自分で気づき始めるでしょう?それが教えるって事だよ。」

助手「・・分かってないのに???」

Kaoru「分からなくてもいいんです。出来れば!」

助手「えっ?!・・・分からないのに???」

Kaoru「じゃあ、分かったらできるの?楽器の演奏が?歌がうまくなるの?ダンスが上達するの?体験しないで?自分で気づく体験がないのに?じゃ、自分で出来るようにならないじゃない?生徒は自分で練習したくならないじゃない?!」

そして・・・やっと(頑なな)助手は黙ったのであった。

ほっ。。。

思いの他、助手が頑固だったため、後編へ続く・・・(T_T)

軽井沢

何のための「アレクサンダー・テクニーク」?前編

本日、私の某助手さんが「もう。どうして分からないんだろう?!なんでかしら?」とため息をつきました。

あのね・・・ここ職場です。

と、はい、その不可思議な態度はさておき・・・(^^;

今学期は、S養成所の2年生達にアレクサンダー・テクニークの授業内で、本人たちが選んできたいろいろな名作から面白い1シーンを使って、アレクサンダーの原理を演技に応用していくという、とても面白くて、即効性もあり、戯曲分析も兼ねて、かつ演技が深まる、他人のシーンを見ていても、自分のシーンをやっていても、そして教える私(達)にとっても、マルチタスクなやりがいもある、(本来は)とても愉快な仕事なんですが・・・とほほ。(^^;

助手(有資格者)が「どうして分からないんだろう?不思議・・・だって、大事なことじゃない?基本でしょう?首と頭と背中と、ほら、プライマリーコントロールが・・・どうして分からないの?!」と珍しくイライラ口調で喋りだしたので、

Kaoru「あのね、そんなこと、彼らは分からなくたって、いいの。」

助手「えっ?!・・・」

Kaoru「基本と言えば基本だけど、何が(私達にとって)基本かなんて言う理論より、彼らはより良く自分のからだ全体をつかって、『演じる事』を感じたいの。プライマリーコントロールがどうのこうのなんて話、大事じゃないんだよぉ~。ははは(笑)」

助手「えっ?!・・・でも、大切ことでしょう?基礎でしょう?首と頭と背中がキチンとつながってないのに・・・どうして分からないのかしら・・・(モジモジ)」

Kaoru「確かに大切なことだけど、彼らはそんな理屈より、実際にアレクサンダー・テクニークを少しでも『体験』しながら演技してみて、それで、相手役や見てる周りの人が感じることが変わったりすればいいの。人がやるのをみてて、声の違いやセリフの変化に気づいたり、うごきの楽さや自然さや、見栄えのよさ、役の人物としての「全体の反応の様子」が良くなっていっていることが見えたり、聞こえたり、感じられば良いんだよ!(怒)」

助手「だって、全然変わってないじゃない!プライマリーコントロールが分からないから!どうして?ぜんぜんそれが分からないから、できないんでしょう?」

Kaoru「だから!そんなこと分からなくっていいの。いま、『分かる』必要ありません。」

助手「えっ?!でも・・・プライマリーコントロールが分かればできるでしょう?」

Kaoru「できません。できないから、分からないのです。」

助手「えっ?!・・・」

Kaoru「どうしてアレクサンダー・テクニークが有効なのかとか、プライマリーコントロールがいかに大事かなんて分からなくたって、いい芝居はできるんだよっ。プロでもね。でもアレクサンダー・テクニークをつかえばさらによくなる、いろんなことが楽に、しかも方法も選べて、はっきり感覚を感じられて『全体で芝居できる』ってことを『体験させる』のが私達の仕事でしょう?違いが見えるし、聞こえるし、相手にもお客さんにも伝わるんだってこと。生徒に何が大切だとか基本だとか押し付けて説得することじゃない!(怒)『できるから分かる』のです。」

助手「えっ・・・でも・・・分からないで、どうやってできるの・・・?」

Kaoru「あのね、子どもの体操と同じだよ。理屈分からなくたって、方法をこっちが持ってれば安全にできるの。だから!(怒)それがプロの仕事でしょう?私たちの知識と経験と技術をつかって『体験させる』の!私たちはその方法を学んできたはずだし、それが仕事をするってことなんだから。アレクサンダー・テクニークを習ったままじゃ、教えられないよっ!教えるための方法を工夫しなくっちゃ。」

助手「だって、ぜんぜん感じてないみたいなのよ、あの子たち・・・(ウジウジ)」

Kaoru「それを、演技しながらでも、彼らに感じさせるのが『仕事』でしょうに。」

助手「えっ・・・アレクサンダー・テクニークを教えることじゃないんですか?」

Kaoru「はぁ~?!」

後編につづく。。。

「自信がない・・・」の解決法

「自信がなくて・・・」と学生(演劇コース)。

「・・・自信なくなっちゃって・・・」と生徒さん。

「自信ない・・・」と今日の予定も先延ばし、足踏み、日々の練習も研究も停滞させ、そして(なぜか)やめることを考えちゃう。

学校を、養成所を、習い事を、練習を、オーディションを受けることを、事務所を・・・。

あれっ、変だな?!

お~い!?

自信って、あったり無かったりするものだったっけ?

「元気」と同じで人からもらったり、あげたりするものではないよ?

俳優見習いA「・・・自信がなくて・・・」

Kaoru「そっか。じゃ、自信つくように、毎週、練習してみよっか?(^^♪」

俳優見習いA「えっ?!・・・」

Kaoru「自信つくための事をやらなければ、自信ないのは当たり前よっ(笑)」

俳優見習いA「あ、は、はいっ。(そ、そうかぁ~(-_-;))」

なにごとも、ある程度の時間をかけて(数年単位)、定期的(毎日毎週レベル)かつ継続的に(フルタイムで)いろいろな他人達と一緒に取り組んでみないと分からんもんです。自信がなくても当たり前。根拠ある自信がつくための方法を行動に移しましょう。

養成所や学校にいる間は授業やカリキュラムのすべてに全力で真剣に取り組む!悩んでも良いので、何度もぶつかっても、目的を忘れずに、めげずに続けることです。自信つくよ~!

Kaoru

Flyingfox

日本・イスラエル・ポーランド共同創造演劇プロジェクト 観劇

昨日は知人のご案内でシアターXにて「母」を観に行きました。

日本・イスラエル・ポーランド共同のプロジェクトでスタッフもポーランドとイスラエルと・・・。これですね→ http://www.theaterx.jp/15/151001-151004p.php

私がロンドン大学時代にお世話になった教授が、ポーランドのOśrodek Praktyk Teatralnych Gardzienice に長年留学していたこともあり、東欧からのゲストも多く、欧米でも珍しくカントールやグロトフスキーの演劇論やエクササイズをやることが多かったので、なにも私にはアヴァンギャルドではありませんでした。内容もなにもショッキングではない。しかし、演出の手法がどれもこれもこの10年、15年も多用されているものばかりだったぞ?!そしてそれらの方法の必然性や効果がよく分からなかった。(^^;

台本の翻訳などは本当に大変だったとお察ししますが、演劇の特徴である交流や生の感覚がなかったぞ・・・これいかに?!

国際協力を要するプロジェクトは大変だとは思いますが、だからこそ、こういう時代だからこそ、さらに応援していきたいものです。しかし海外のものだとか、珍しいなどという理由でもてはやされる時代は終わっているでしょう。素晴らしい理念と面白いアイデアといろいろな人々の能力発揮と手法と目的と・・・いろいろな要素がそれぞれを高め合うような展開に期待いたします。

ちゃん、ちゃん。

Lizard

 

祝 ブログ始めました!

ブログ始めました
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演劇、ダンス、映画、音楽、旅行、グルメ、そして猫大好き!

俳優、オペラ歌手、ダンサー、ミュージカル俳優たちの指導、そして養成所、大学、専門学校、外部での企画やワークショップなど・・・

俳優養成の現場で働く 鍬田かおる(Kaoru Kuwata)のブログです。

以前もブログはやっていたのですが、「こっそり」やること自体にあまり目的を見いだせず、ただ猫たちの親バカ紹介と化していたので、今回新しくブログを開設しました。当時は「先生の猫、可愛い~💙 クルミちゃぁ~ん」とかつて勤めていた母校で学生たちに騒がれるだけでしたから・・・

俳優指導やレッスンなど、日々の所感、俳優修業のQ&A、クラス開催のお知らせ、観劇の感想、旅日記、グルメ情報など、演劇とその周辺のことと私の考えていることや感じていることをシェアするブログにしたいと思います。

お付き合いくださいませ。

Kaoru

https://www.facebook.com/kuwatakaoru

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