世界の5本の指に入る演劇学校の発表は…

こういうタイトルからイメージされるのは、

☆きらびやかな芸能・ショービズよりの豪華な試演会やマネージャーや業界人および関係者が来てくれる素敵な公演✨華やぐロビー、業界人の集う賑やかで贅沢な会……..

かと思うのですが….

実は3年目(最終学年)まで相当ほぼなにもなく、外へ向けてのショーらしきものはなく

……..地味!

なのが、世界の名門演劇学校の発表であり、歴史あるエリート校の試演会および卒業公演です。

本日は私自身の実体験がある、うち(ロンドンのCSSD)の例をちょいとお話したいと思います。

まず1年目の最初は「アニマル・スタディー」。

そう、最初は「人間」を演じない。

笑!

まだまだ🐥

照明も衣装も一切なし。ただただ黒い(半ばモジモジ君?な)稽古着で通常の稽古場で通常の照明のまま(すべて丸見え!)、音響もなく、なんの儀式らしいものもなく行われます。見学者は内部関係者のみ。いっさい親も友達も招かれません。

だから厳しい。

その後、クラス毎の小規模の発表がありますが(授業内発表)、一切照明や衣装はなし。

何も隠さず、何も飾らず、何も助けてはくれない。

素敵な衣装もなし。麗しい照明もなし。説明してくれるセットもなし。

ただひたすら「能力」を「素質」を吟味され、「成長」をはかられる。

キツイですね。

でも、部外者も取材も一切ないので、いろいろ露わになってもOKで、本人たちにとっては怖くない通常の学びをちょっと広げるくらいの環境です。

その後、クラスだけでの名作をつかってのエクササイズの発表、さまざまな時代の、著名な作家の名作をつかったシーンの発表が続きます。

通しでの作品はない。

なぜって、

「作品の上演」が目的ではないから。

作品を通じて、それぞれのできることを増やし、感性を刺激し、基礎力を育み、得意なことを伸ばし、苦手を克服し、

「俳優のライフスタイルの準備をし、役に向かう準備、作品への準備の仕方を学び、日々更新していく練習」をする。

だから、作品を通しで上演の形にしてみせる必要はありません。お客さんのために上演しない。上演を意識しての準備、プロセスを徹底的に叩き込まれます。

これが厳しい。

そして1年目の終わりにようやく学内で(通しで)作品の発表。

まだまだ外の批判、部外者のあーだこーだは受け付けません。ただし元々、関係者の出入りは普段からあるので、温室というほど甘い温室ではない。(教授陣、講師陣も外部で活躍している方ばかりなので、そして二足のわらじ、学問研究と同時なのも当たり前です)

話題の作品を奇をてらって発表するわけでも、いわゆる演出家(と呼ばれる先生)の力や感性のアピールチャンスでもありません。目的から絶対にそれない!

大事なことです

とにかく俳優(コースの学生)の能力発揮、能力開発、成長度合い、方向性、取り組みのプロ説の質アップ、レベルアップが期待され、各分野の専門家から試され、毎月測られつづける……..

オリンピック選手みたい💦

まあ、そういうことです、実は。

ちなみに、知人たちの音大・芸大も理念は同じく、態度も同じく、目標設定も☝の通りでした。

自分の能力、役割、その世界、その世代での立ち位置も知っていく時間です。

2年目になって、ようやく1本通して、3年目になって、ようやく外部へのお披露目も兼ねて~となります。

本日のおススメはかの著名なアドラー女史

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かの巨匠、スタニスラフスキー自身に会って、直接教えをうけた、珍しいアメリカ(ユダヤ系)女性です。

演技のシステムといえば、おおざっぱに考えれば、20世紀までは世界各地の伝統的なトレーニングやぞれぞれの劇団やグループの方法の他は、スタニスラフスキー・システム(前期、後期)が土台で、アメリカでは特にチェーホフの甥っ子のマイケルの活躍もあり、なんだかんだのグループ活動がニューヨークなどであり、そこからメソッド(こちらも紆余曲折在り)や、このアドラー女史の現実的で想像力に重きをおいた、(ある意味常識的な)トレーニング論、そしてさらに世界各地の身体訓練や伝統芸能からの影響を受けた実験などが点在していた。

とても常識的(奇妙で不可能な内容を拝んでいない 笑)なので、ぜひ何回も目を通して、理解に努め、参考にしてください。私も好きですよ、アドラーの切り口❤

改めて、彼女の聡明な頭脳で整理されて説明されるとなるほど~と思える点がたくさんみつかると思います。こういう先人たちが居たことをありがたく思います、感謝!

ただ基礎学力が問われること、スケール(時間という概念含め)の大きな視点で理解し、実際に感じる体験が個人的にあるかどうかで、理解度、応用できるかどうかは決まってくると思う。

いわゆる「ドリル」ではないので、そういう体で読んでも「やじ馬」ですので、悪しからず。

2019年も、もうあと4か月だけ!みなさんの活躍と成長と嬉しい時間を楽しみにしてます~

🐈🐈🐈

各種入門クラスを体験済みの方対象の9月の「ズバリ!な演技のための戯曲読解」(とその実践)クラスは「リア王」を課題にして取り組みます。やりがいのある、素晴らしい名作。ご予約が完了した時に参加費の振込先のご案内があります、ご確認ください。

 

 

 

稽古場や現場に行くのがダルい…鬱々した…挫けそうなとき…

演劇、音楽、歌唱、ダンスのこと…好きなことを仕事にして(しようと)工夫したり、いろいろと「がんばって」いるはずの日々。

それでも人間なので、気を付けていても、自分も周囲の体調も気分も環境も、さまざまな側面でいろいろアップダウンがあります。

「それで、いい。」

…みたいな流行りのきれいごとも繰り返すと、長期的には役に立たないので (笑)

今日は大切な基準を書いておきます。

①まず、7~8時間しっかり寝よう!

どんな治療やセラピーやレッスンやおまじない(!)も、睡眠の代わりにはならない。

睡眠不足で、まともに、建設的に、目的にあった思考ができたり、感情が健全であったり(ポジティブという意味ではない)、寝ていない身体で、感覚体験をしても、敏感に、繊細に、前向きに取り組むことは難しいです。

寝不足は大敵。

昼寝を20~30分混ぜて補ってもいいので、とにかく寝てください。

私、今日も読書後に夕方30分、お昼寝しました~💤

特に、寝不足のときに、興奮したまま(本番前や感情の起伏が激しいとき)、大きな決断をしないでください。

ロクなこと、ないです。

踏みとどまりましょう、こういうときこそ、論理、知性をつかって。

私も寝不足のとき、興奮してノッているときは良いのですが、数日しか続きません、そして燃え尽きます。たっぷり寝て起きると、いろいろ解決しています(笑)

そうです、このブログシリーズを読んでいらっしゃる方はご存知のはずです。

細胞のクリアランスに早いも遅いもないので(師匠談)💦とにかく睡眠時間は確保してください。

🐕🐕🐕

②気分が乗らない、なんとなく陰気、意欲が湧かない感じ、怠い…

まず規則正しく、「まるで入院しているかのよう」(!)に、栄養のバランスのとれた(つまらなくても)食事を1日3回、(およそ)決まった時間に取りましょう。

タンパク質、ビタミン、ミネラル、たっぷりの季節の野菜や果物、新鮮なお肉、お魚…..

お腹が空かないためではなく、身体をつくり、こころを潤し、頭をスッキリ!させる食事をお願いします。毎日が無理でも1週間単位、1か月単位でつじつまがあるように、日記のついでにメモってください。

給食風でも、遠足の弁当風でも構いません。種類をたくさん、栄養たっぷりを重視で、ダイエットやこだわりはしばし(1週間くらいは)お休みで頼みます。時間をつくるのが難しい方はケータリングやUber Eatsでも家事手伝いでも、とにかく他人のヘルプを頼みましょう。無理は禁物、まずはありがたく食べましょう。

一人だと面倒になっちゃう方は家族やお友達、知人とでもOK.それも面倒だったりお疲れモードのときは、気楽なお店へ行ってみませんか?持ち寄りもGOOD!

私も食事には気を付けています。

というのも、私………

前から思っていたのですが、

腹ペコのときって、

「無敵!」

みたいに感じませんか?

動物の性、ですね。凶暴になれそう。しかし、食べ過ぎると眠くなる、炭水化物が多いと重く遅く眠くなる(笑)、種類が少ないと心が殺られます、幸いカレー部なのでカレー🍛で香辛料(ほぼ漢方だね)も取れていて助かってます。

🐈🐈🐈

③少なくとも週に何回かは運動しましょう

はい

「そんな気分じゃない!」「やだ!」「雨が降ってる!」

などという怒号が聞こえますが、でも、額にじわっと汗がたれるだけ、運動してみましょう。

ラジオ体操でも良いです。真面目に丁寧にやると、実はキツイです。

カラオケ+振付(笑)みたいなぶざまな暴れ系でもOK

オシャレなウエア、要らないです。

パジャマのままでOK.

菌に感染したり、ケガをしたりしていなければ、早歩きや軽めの縄跳びやスキップ、ちょこっと息切れする運動とストレッチ運動や筋トレも45分くらいでいいので、お試しください。

わざわざキツいジムにいかなくてOK。

家で簡単な体操(ウォームアップの記事も参考にしてください)を40~50分お願いします。

私たちはうごく生き物です。ケガや重篤な病でない限り、運動をお願いします。

あれ?なんだか気分が変わってきたぞ?!

あれれ?!どうもいつもと違うものが目に入ってきたな……..

お~っと、さっきまで自分は何を憂いて、気にして、目標も立てないで、うじうじしていたんだっけ?!

ここまで来たら、あと数歩。

④お風呂につかりましょう

ケガや病気がなければ、1~3と同じくらい大事にしてもらいたいのが、入浴習慣。

キレイごとではなく、本当のキレイ=清潔・衛生でございます。

生物の基本でもあります。禊やおはらいより(笑)、実在するほんとうに脅威な菌やウイルス対策です。

感覚への刺激の種類も大切です。

健康的なパフォーマーから、いろいろな凸凹のある人物、作品の特徴へ向かって戻ってきて、別の現場へいって、時にはオーディション、レギュラークラス、必要なレッスン、そして基盤となる生活と、あちこち行き来して、楽しみ喜ぶことができます。

基盤と言えば、本日のおススメは古典的な入門書です。分かりやすい記述が美術や演劇だけでなく各種アートの土台としてありがたい名著。初めての方はもちろん、忘れちゃっている方も久しぶりにご確認お願いします。

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バージャーがお亡くなりになったとき、こういう記事が日本でも出ていたようで

https://i-d.vice.com/jp/article/vbe5zm/remembering-john-berger

最後の「人間がそれをそこにみとめられるだけの心を持ち、社会がそれをそこに感じさせてくれるだけの人間味を持ち合わせていれば、アートとは個人がそれぞれに自分という人間の生命の一部として共鳴できるものなのだ、と。」

が素晴らしいバージャーに相応しい締めくくりでした。

世界各地で、こういった真の巨匠にもっと出てきて欲しいです。

9月のズバリ!クラスのご予約を開始しました。いつも通り、最大でも10名程度で充実した時間にしたいので、お申込みはちょっと前倒しでお願いします。

 

 

頑固オヤジに勇気なし

はい!

タイトル通りの結論です、ちゃん、ちゃん。

さまざまな映画でも活躍していたイギリスの名優アラン・リックマンのインタビューを改めて見直していて、考えました。

・一応、5年、10年長くやっている(はず)なのに、同じような演技をずっとしている人たち(性格の善し悪しはさておき)

ポジティブにとらえようとするのですが、どうにも「いつも同じ」なんだ。

・一見、熱心風にあちこち行ったり、ワークショップやオーディションに行っているらしいのに、どうにも何年も変わらない人たち

真剣なんだろうけど、どうも「目的」の設定からおかしい気がするのよ~

・特に目立った欠点や弱点が酷いわけではないのに、好感が持てないし、演技の質にムラがあり、どの作品でもなんとなく信じきれない体というか、不信感を感じる….

これが俗に先輩方のいう、お人柄や人となりや育ちということなんだったら、とても悲しいですが

・ざっくりカテゴライズすれば、見た目や声など身体的には恵まれている部類に入るはずだが、なんとなちょっと冴えない、どことなく陰気な印象または明瞭・明晰でない時間が長い方

……なんとも説明しにくいのですが💦

自戒も込めて、過去の反省も振り返りつつ、分析すると

要は

「頑固」

ということだと思います。

その昔、私は某演出家の先生に

「伏し目がちで陰気なのを直せ!」と言われました。

爆笑

今とぜんぜん違うじゃ~ん!あははは!!

現代でいえばパワハラかもしれませんが、しかし教育の一環には現状を打破することも含まれますので、言い回しの丁寧さももちろん大事かもしれませんが、中身の的確さも大切ですし、緊急を要する内容であったのだと思います。(なんせ実習のある演劇科ですから)

まあ、私も(10代だったんで)傷つきはしましたが、私は近視でコンタクトレンズが当時ハードだったんで、ドライアイ気味でしょっちゅう目がゴロゴロ痛かったのもあると思います。(苦笑)

それでも、なにかと芸能系のところで育ちましたので、免疫があったというか….先生の動機を疑うとか言い方にケチをつけたくもなったことにはなったのですが(若く今以上に世間知らずだったので)、まあ、先生も言いたくて面と向かっていうような内容でもないと思うので、

とにかく「自分の役に立つように」解釈しました。

つまり

「伏し目がちのままいても別に(生きていくのに)問題はないだろうが、専門家たち(という他人)が常日頃毎週毎月みても『陰気』だという印象を(あなたが)変えたいなら、変えるために「伏し目がち」をやめることが役立つぞ!」

と受け取りました。

そして、

そうでした。

O先生、ありがとうございました。

教育の結果って、5年、10年経たないと分からないものもありますね。

🐈🐈🐈

演劇や音楽、ダンスでは、特に自分の仕事を楽しんだり、他人を喜ばすことができる機会があったりするのに、そのための「自分を更新」していくプロセスで….

イギリス、アルゼンチン、オーストラリア….

あちこちで進学し、勉強し、実習に出て、研修に参加し、仕事をしつつ、学べば学ぶほど、

「頑固」って、「勇気がない」と類義語だと思いました。

(命にかかわるようなことじゃなくて)、自分にとって役立つ、嬉しい変化を目指しているはずが

目先の変化というものへの「反射的」な防衛クセや、「本能的」でもある「抵抗」傾向につながっていてはもったいない。

ちなみに、私の「伏し目がち事件」ですが今はシリコンのソフトコンタクトレンズが発明されたので★伏し目がちする時間は努力しなくても、意識せずとも、ぜんぜん要らなくなりました~

本日のおススメは

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嬉しいことに、Kindle Unlimitedの方は含まれています!

最近「リア王症候群」なる言葉があることを知りました。常に知識も感覚も「更新」していかないと!ですね★

9月のズバリ!クラスのお申込みを開始しました。ご予約時には近況もお知らせください。活躍情報、お悩み相談、嬉しいお知らせも歓迎です❤

 

 

ペラペラしゃべることが演技なの?

珍しく平日午後の開催になったエクササイズクラス。先週第1回目があり、今日が第2回目です。

今回の大きな柱の一つにセリフを言わない。

というのがあります。

大事そうに、また思わせぶりに💦

思い出しながら、得意になりながら、

そして時には不安そうに、または自身ありげに….(笑)

様子はさておき、とにかく「セリフ」をがんばってしまう。

ダサいです。

自意識過剰にみえるし、白々しい。

とにかく芝居臭い。

この「1人称で『しゃべる』」という文章でみるとあまりにも当然な(笑)、

しかし、実際に

「演じる」となると、好きだからなのか、うっかり気合が入ってしまうのか、マジメの定義、ちゃんとやるのイメージがおかしいのか…….

どうにも不特定多数の「聞こえて欲しい」という最低限レベルをクリアするだけでなく、

技巧を優先した、結果を先に作るような考え方なのか、発声・発音を続けてしまうんだな~。

これ、そろそろ自意識過剰ともとられかねないので、解決したいところ。

「会話」ができての劇、です。

スピーチつながりということで、今日はコリンおじさんがキュートな

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スピーチというものの重要性がコミカルながらも描かれる、秀作です。傑作というほどではないのかもしれませんが、自分の声で、自分の文章を自分で「しゃべる」ということへのこだわりとイギリスらしいプライドが感じられるストーリー。

そう、ぼそぼそ、棒読みとか。

じ~~~~~~~~~~~っと紙をみたまま、読経調とか。

ほんとうに、ダメ。

状況によっては「不遜」「無粋」「傲慢」「冷徹」といった印象です。

スピーチというものが、インターネットでもライブ配信される時代です。

同調していない姿、共感的でない声が即時にバレます。

「1人称」ではっきりと、深い感情が原動力となった言葉は、演劇だけでなく、あちこちで、さらに重要性を増していくでしょう…。

🐈🐈🐈🐈🐈

まったく番外編ですが、8月と言えば「敗戦」です。

今年はいろいろあってヨーロッパ行きが延期になったので、日本の歴史、特に戦争を研究しています。
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いろいろな視点も立場もありますが、とにかく知ろうとしなければ始まらない。

実際、ある一定の量を越えたところから、読書も観劇も語学も、面白く、なんだか構造がみえてきたり、自分の意見や感覚的基準がうっすらと、しかし着実にできてくるものです。

 

 

9月連休開催 ズバリ!な演技のための戯曲読解と実践2-①

密かに好評なワタシの深堀りシリーズ★
第一弾は劇の源からということで、ギリシャ悲劇を題材に粘ったクラス!

今回は9月の連休に開催のリクエストがありまして、急遽、決めてみました。
これまたなんらかの名作古典を題材に具体的なこと、実際にリハーサル前にやっておきたいこと、リハーサルで使いたい切り口にフォーカスし、すぐ役立つ即戦力のための練習を身につける時間にしたいと思っています。

★★★★★

ドラマを引っぱっていくはっきりした人物像、
お客さんの想像力が広がる『ハラハラドキドキなシーン』
『どうしてこんなに他人の気持ちが分かるんだろう?』とお客さんも惹かれる、めくるめいた演技をしたい!

具体的で積み重なっていく、劇ならではの特徴を鑑みた「行動」するための読解を、実際に感じて、構えずに演じてみませんか?

『ズバリ!な演技のための戯曲読解 と実践2-①』

すでに活躍中の方、リフレッシュも兼ねて実力を底上げしたい方々、若手でお悩みの方、もっと現場で即戦力として活躍していきたい方のために…

実践に役立つことだけにフォーカスを絞り、「演じるための」戯曲読解を深めます。

私たちは日常でも「国語の意味が通じればよい」会話や交流だけをしているわけではありません。
人間同士が深いレベルでどんな心理的な交流をしているのか、感情のレベルではどうお互いのことを理解しようとしているのか….
名作戯曲のシーンを例に使って、現実的な「演じるための戯曲読解」の方法を体験し実践に活かします。

・シーンでの役割や劇中での自分のポジションが分からないときがある
・自分の演技は退屈、フラットだなどと言われる
・ダメ出しの内容がピンとこない、役の目的や感情、関係や出来事があいまい
・生き生きとしたNTライブや名作映画のような演技がしたい
・映画にも舞台にも共通する力を底上げしたい
・劇の構造から学びたい、創作に活かしたい
・上演を面白く、感覚体験に富んだ演出をしたい

さあ、解決しましょう!

■日程
9月15日(日)12:00~16:00
9月16日(月祝)12:00~16:00

9月22日(日)12:00~16:00
9月23日(月祝)12:00~16:00

■会場 スタジオ アルバ
文京区関口1-37-5 メイク2ビル B1F
地下鉄東西線早稲田駅 徒歩8分、地下鉄有楽町線江戸川橋 徒歩11分

■参加費
「ズバリ!な演技のための戯曲読解③」19800円(計4日間)、前半2日間のみ11800円(後半のみの設定はありません)クラスのご予約完了後、参加費のお振込のご案内をいたします。

■持ち物
ご自身が快適に動ける締め付けの少ない稽古着、飲料水、タオル、筆記用具など、初日から必要なものをお持ちください。課題の説明はお申込み完了後にあります。

■お申し込み
アレクサンダー・テクニーク入門、ラバンのエフォート入門、エクササイズクラスのいずれかの入門クラスに参加済みの方対象のクラスです。(ズバリ!な演技のための戯曲読解1-①~②に参加済みである必要はありません)
年齢や所属、キャリアは問いませんが大卒相当の(実際の学歴は不問)基礎学力に問題ない方が対象です。以下をご記入の上メール又はFacebookのメッセージでお申し込みください。添付ファイルの送信はお控えください。
件名にクラス名とご自身のお名前をお書きください。
・氏名:
・年齢:
・性別:
・連絡先(携帯電話番号)とメールアドレス:
・所属(事務所、劇団など):
・自己紹介(200字前後):(舞台などの現場経験の略歴、受講動機など含め)

■応募先
メールアドレス:kaoru(アットマーク)kaorukuwata.com
またはFacebookページのメッセージ:https://www.facebook.com/kuwatakaoru/
*返信が3日以上ない場合はエラ―が考えられます。設定をご確認の上メールとメッセージの併用をお願いします。返信が受信できる設定のご確認もお願いします。

■〆切
開講日の前日まで申込みは受付しますが、たっぷり演技の実践も併せてしてもらうため10名前後のクラスです。満員になり次第〆切り、その後はキャンセル待ちになります。

■注意事項
お申し込み後に急病などの緊急事態で参加できない場合は、お手数でもその時点で必ずご相談ください(欠席遅刻早退の種類に関わらず)。参加費は初日にお持ちください。クラスは2日間のみまたは4日間のいずれかの日程です。例えば参加者側の都合で1日しか参加できなかったとしても(残念ですが他の方を入れることもスタジオをキャンセルすることもできませんので)参加費の払戻し等には応じられません。当日キャンセルはできないのでスケジュールや体調の管理には十分お気を付けください。*開始日3日前までは急病など万が一の際にはキャンセル可能です。次回クラスへの振替は承りますので、そちらをご利用ください。(天災以外は理由の如何に関わらず)3日前以降のキャンセルの場合は受講料の全額をお支払いいただきますのでご了承ください。少人数で取り組みたいので、お申込みはお早目にお願いします。事故や疫病などの特殊な事情を除き、キャンセルや欠席を繰り返す方はクラス参加をお断りする場合があります。

■講師プロフィール 鍬田(くわた) かおる
演劇歴30年以上、養成所や各種学校含め延べ1600人以上をみてきた演技コーチ。幼少よりダンス・演劇のトレーニングを受け桐朋学園芸術短期大学演劇科卒業後、渡英。ロンドン大学ゴールドスミス校舞台芸術科を卒業後、ロンドンのSTAT認定アレクサンダー・テクニークコースを卒業し指導資格を得る。ミュージカル劇団で指導の後、再びロンドンへ。名門演劇学校Royal Central School of Speech and Dramaの修士課程初のムーヴメント科第1期生唯一のアジア人で、ムーヴメントの指導、演出、教育学、演技指導を修め古典劇やヴォイスコースや他の演劇学校でも指導経験を重ね卒業。8年の正規留学を経て、桐朋学園芸術短期大学演劇科で最年少の講師となる他、新国立劇場演劇/オペラ研修所等でも20代から講師を務め、現在、劇団青年座研究所、尚美学園大学舞台表現学科講師。

シャンプー事件に学ぶ、チリつもの極意

お暑い中、みなさまお疲れ様でございます。とにかく水分・ビタミン・ミネラル補給、可能な限り日差しを避ける、冷房は必須、胃腸をいたわりつつ食事を抜かない、必要な運動も室温/湿度に気を付けて、ほどほどに、しっかり休みを取る

そんな安全第一の夏でお願いします

さて、今日はちょっと示唆深いお話。

だいぶ前、撮影のなんだかんだがあって、私のうちを(笑)数時間貸出したことがあるのですが、

そのとき、うちでシャンプー&リンスした(笑)俳優の男女が

「なんか髪の毛が違う!さらさら、すべすべになった💓」

「あれ?!ちょっと癖が出にくくなってるー、お、少しボリュームが収まった気がする😊」

と喜んでいたのです。

そして私は、

そうか!こういうことか!

と腑に落ちたのです。

というのも、私は実はあちこちの写真ではあまりバレてはいないけど💦何を隠そう…

子供のころから天然パーマ、超!クセッ毛なのです。

特に梅雨や湿気ある国では、ぼうぼうに膨らむし、前髪があった時代にはクリンクリンで決まらないし、どんな髪型にしても難しい時代があったのです…….

紆余曲折を経て、友人の紹介で今の美容師さんに出会ってしばらく経った頃、言われたのが

美容師Gさん「ん~、髪質考えて切りますね~、毛の流れもみてデザインします~、毛質もありますしね~」

そして

美容師Gさん「まあ、シャンプーやリンスを変えることですよ、まずは」

!!

そうか!

そうなんです。

いくらスタイリング(仕上げ)剤やブローやらに気を遣っていても、

いくらプロにマメに切ってもらったり(たまにはパーマをかけてみたり)、デザインを工夫しても、

毎日つかっているものが低品質で、

毎日やっていることが雑で、

毎日与えている刺激が役に立たず(この場合髪の毛や頭皮、毛穴)、

毎日よかれと思ってやっているはずのことが、ちっともプラスになっていなければ、

個の場合、ただ汚れが落とせているだけで(そしてちょっといい匂いになった)、

欲しい結果には結びついてないわけです。

仕上げや工夫には意識が行っていたのに(=最終段階、直接的な部分)

欲しい結果には注意していたのに(=自己洞察になってない)

そのための「毎日できること」「毎日の積み重ね」のちからをすっかり忘れていた私。

反省いたしました。

プロの「ちりつも論」、自分も仕事関連では意識していたけれど、私、まだまだでした。

「忘れてる、あなたのちりつも、大丈夫?」 by かをる

本日は涼しい環境で味わいたい名作小説とその現代化、映画化の2作品

いまだから驚きませんが、当時は物議を醸したスタイルです。

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そして現代に蘇った映画版が、名女優ぞろいで嬉しい個性的な作品のこちら

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ついでにお知らせすると、Kindle Unlimitedで光文社新訳古典文庫が0円で読めるときがあるので、まだの方、Kindleデビューしませんか?

新モデルが出たせいか、ちょっと値下がった感のあるKindle。

私が愛用しているのはたっぷり容量32Gのこのタイプ。移動が多いので、4Gもつけました。

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戯曲読解、台本の解釈、意味づけ、個人化しての演技へ。そんなプロセスに自信のない方は(俳優でも歌手でも演出家でも)まず小説をたくさん読んでみてくださいね!

秋以降、昨年、好評だった「ズバリ!な演技のための戯曲読解とその実践」クラスを企画しています。昨年のパート1は古典のリクエストがあり王道でギリシャ悲劇からスタートしました。今年はどこへ行こうかな…♫

今から私も楽しみです🐈

トルストイの名言から「みんながやっている=OKではない」

みんながやっている=OKではない

という名言でございます。「Wrong does not cease to be right because the majority share in it」という英文で有名ですね。いつの時代にも共通する示唆深い視点。

一緒に考えてみましょう!

みんな(大勢)がやっているもの…

例えば、

身体のよろしくない(目的にあわない)つかい方では、

・過度の、連続的な、動きを難しくする緊張(かためること)

・構え、つっぱり、要は感じなくするための、こわばり

・口呼吸

…などたくさんありますね

ムーヴメント(うごき)の観点からは

・無理やりな身体を緊張させたままの、急な運動

・顔や声を別物として扱う体操的な運動

・ことばや感覚と想像が一貫していない、機械的な運動

・自分の日常の機能的なうごき(所作:ドアを開ける、靴下を履くなど)で直接、感情表現をしようというおかしな試み

など………これまた、たくさんありますね。

台本の読解/解釈/分析でも、

・国語の意味と状況を把握し、合意して「分かったつもり」になっているだけ

・セリフの意味を言いたい事、言いたかったこと、のようにとらえたままいる

・状況次第で、人物たちがただ「反応」していると考える

など…たくさんの共通する、読解を困難にする原因の数々

演技の実際でも、

・自分(役)がなにを、どうみて、きいて、なんのために、なにをしているかと自然現象のように捉える(目的と方法の欠如)

・「自分だったら~」と勝手に自分に近づけて、狭く、小さく、ありふれた、一般化、平均化した、自分にとって都合のよい(お手軽な)ものにしようとする

・がんばっている、ちゃんとやっている自分(俳優)を意識しすぎてしまう(セリフ聞いてます、相手みてますのアピールなど)

。。。あああ

たくさんあるわ。

そう、もちろん、悪い意図はない。往々にして、よかれとおもって、がんばって、真面目に、一生懸命にやってしまう、

でも !!

効果があがらない、自分の演技を難しく、重く、遅く、つまらない、「生きた人間に忠実な行動」にはならないことをたくさんしてしまってます

そう、自分でむずかしく、複雑にしちゃってる。

みんながやっている=OKではない

代々先輩も、また自分の後輩も苦しんでいる、あちこちで似たような内容で悩んでいるからって、同じように困る必要ないよ?😊

🐈🐈🐈

本日のおススメは小説シリーズ、珍しく現代の日本のもの

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一気に読みました、ああ面白かったぁ~

そして実はテーマは深いです。

私はこういう謎解きも好きなので、「知りたい!」欲求に火が付くと半日で読み終わります。

そして肝心の本日のトルストイは

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私は宗教もスピリチュアルも一切やりませんが、こういう思想はいろいろな本や映画や美術などからでも考えることが大切だと思っています。世の中にはいろんな思想、価値観がある。それらに触れることで、自分も明らかになっていきます。
8月の初めての方も観劇のラバン入門クラス、経験者対象のエクササイズクラスともにお申込み開始しています。スケジュールをご確認の上、お申込みください。参加費はご予約後にお振込先のご案内をしています。ご協力よろしくお願いします。

 

 

 

軍曹ドリル ウォームアップの例⑤ 肋骨のうごき

お暑うございます~

グダグダしがちな猛暑、呼吸も浅くなりがち、姿勢も乱れがち……..

そんなときに、稽古の合間、リハーサルの前後、出番の前に試してもらいたいエクササイズを記します。 座っていても、立っていてもOKなので、稽古場でぜひ★

1 手を身体の前にもってきて、指を組みます(キリスト教の祈りのような感じ)

2 おもいっきりそのまま腕を頭上にもっていき、手の甲が自分の頭の上に、手のひらが天井(または空)へ向かうようひっくりかえします

*このとき、思わず、背中を反りながら、胃を出してしまう方が多いのですが、やめましょう

3 肘が軽く曲がっている状態で、手のひらを天井へ向けたまま、手を組んだまま、手のひらをつかって楕円を描きます ゆっくりで、お願いします。楕円のサイズは自分の頭の形くらいの大きさでOK

*このとき、腰を揺らしてしまう方も多いのですが、腸骨は小さい前えならえ!を思い出して、胸と並行な骨盤でお願いします

4 肩甲骨をあげたままやっていた方はおろしてやります。おろしたままやっていた方はあげてやります。

*このとき、頭(顔)を前へ突き出している(クセ?)方もいるかもしれません。チェックしてください。頭は胴体の上、肋骨の上にお願いします

5 肋骨ろ骨盤の間を伸ばすつもりで、息をひそめずに、楕円を書いてください。反対まわりもお忘れなく!

*ことある毎に息をひそめたり、くいしばるくせはホントやめましょう。お仲間やご家族、友人に指摘してもらう約束をしてみるのも手😊 ほんとの信頼、切磋琢磨は長期的にはありがたいものデス。

スッキリ!

したかな?!

がむしゃれにやらないで、丁寧に。たくさんやるだけじゃなくて、質も考えて。

嬉しいお知らせ待ってます~♬

本日は珍しく小説のおススメ

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面白かった。アイデンティティーってなんだろう。どうして気になるんだろう….そしえ戸籍、住民票….あああ。。。よくもわるくも転べる仕組みとモヤモヤ。過去に「誰」だった?今「誰なの」?…..とにかく「誰」にまつわる物語。

なんだか展開が気になり………

一気に読み終わりました。

 

8月は金曜がクラス日です-2019年8月のクラス2種

8月は金曜日がクラス日になりました。

8月16,23,30の3日間だけですが、午後13時~17時は経験者のための「演じるためのエクササイズ」クラス、夜は初めての方も歓迎の「ラバン入門」(おさらい可)を開催します。

涼しいスタジオで(笑)、少人数で、安全に、自分のために、今後の現場のために、快適にやりましょう

エクササイズでは感情の準備と交流の他に、ことばのメタファーからの感覚のいろいろもやる予定です。平日昼間のクラスは年間を通じても少ないので、この機会にどうぞ。

エクササイズクラスFBページhttps://www.facebook.com/events/2648774715358088/
エクササイズクラスブログページhttps://kaorukuwata.com/exerciseclass2019summer

ラバン入門FBページhttps://www.facebook.com/events/486855212062835/
ラバン入門ブログページ https://kaorukuwata.com/labaneffortaugust2019

アレクサンダー・テクニークの個人レッスンのご予約受付を再開しました。これまでにグループのアレクサンダー・テクニークの入門クラスに参加済みで個人レッスンをご希望の方はご相談ください。順をおってご案内いたします。

オーディション情報、公演のお知らせ、テレビ映画のみなさんの活躍情報、嬉しいお知らせもお待ちしています!

STAT会員アレクサンダー・テクニーク指導者
ムーヴメント/演技コーチ/ムーヴメント演出

Kaoru Kuwata
公式FBページhttps://www.facebook.com/kuwatakaoru/
演劇スタジオ/演技のいろいろ/お役立ちブログ https://kaorukuwata.com/

おまけの…

本日のおススメは個人的に大好きな作品、俳優としても実は素敵な監督の名作です

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サウンドトラックも面白いです。

各種クラスのご予約は開始しております。スケジュール調整に問題が無い方は、おはやめにお申込みください。

台本に書かれていないだろうこと

さて、低空飛行から浮上中のワタクシ、やっとKindleを構う時間が少し作れるようになり、さらに読書熱に力が入るところです。いや~、よい時代になったわ、2階の床が抜ける心配は要らない(笑)!

さて、6月の「ズバリ!~」クラスと今月の「モノローグ」のクラスでも明らかになっていますが、

台本には『結果』が書かれています。

誰が、どこからきて、の結果

誰がどういうつもりで、その時はどう思っていたか、の結果
(意図していたかはさておき)誰と誰が何をしたらこうなった、という結果

どこで、誰が、何を、何のためにしたら、このように展開した、という結果
いつ、誰と、誰が、どこへ向かって、何をしたが故に、今こうなっているという結果

台本を「基」にやるのであって、台本そのものを説明するのではない。

ナレーションでもなく、一人の感想を述べるような「解」説でもないということです。

台本に書かれていることを基に、「書かれていないこと」をやるのがまるごとの演技であり、リハーサルの目的でもあり、稽古場でのそれぞれの腕の見せ所……..楽しいね!

★★★
俳優・演出家・スタッフの総合力、みんなの読解からの想像力と連想とこれまでの経験といろいろな知識も体験もぜ~んぶを総動員した、踏ん張りどころ=リハーサルです

ということは、

一人ではできないことをやる。

ここ、ちょっとつまづく方々多いかも?

クラスに参加してくれるほとんどの真面目で熱心な方々でも、

①一人称で行動する演技のために、感じるために考える=個人的、固有の感覚を伴う

ことと、

② 状況とあらすじを把握する客観的と呼ばれがち=国語的な読解、言葉の意味の合意に留まる

の差が、なかなかはっきりしないこと、多々あります。

なぜって、

みんな真剣だし、

現場ある人ほど困っているので、粘っているけど、

そして、好きなことを仕事にしているので、お時間ももちろんかけているけど、

「そういう教育もしつけも受けてきてない方々がほとんど」だからだと思います。なにのせい、誰のせいというよりも。(そして何事も理由は1つや2つではない)

台本読むのに時間がかかる、

台本読んでもどういう気持ちなのか、どういう動機なのか良く分からない、

台本が読めてないといわれる、

という方々は

まずは「小説」から始めてください。

本日のおススメは映画にもなっている傑作

それにしてもどうしてトルストイは男性なのに、こんなにもいろいろな女性の気持ちや葛藤が分かるんだろうか?!

いつ読み直しても驚きます。

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Kindle Unlimitedに入っている方は無料!

ありがたい時代です。

9月か10月あたりにまたズバリ!な演技のための戯曲読解クラスを開催したいと思います。2019年下半期は古典ではなく、少し時代すすんで(笑)、近代以前の名作をどれかやりたいなと思っています。実際に演じるための、当事者のためのクラスですが、演出家、劇作家の方の参加もOKです。ラバンやアレクサンダーの入門クラスにご参加の際に、ご相談ください。

映画版もあるよ。

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映画は小説を読み終えてからみると何倍も愉しいです♪