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ジェスチャーなどの動きを味方につける!

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芸術の秋が嬉しい、演技コーチの鍬田かおるです。

11月に限り、毎週水曜は、東京都内、英語で映画作りと演技が学べるELFSにて夜のクラスを担当しています。

バイリンガルで演技もどんどんやっていきたいと言う方、そろそろチャレンジしていく、と言う方、優先的に、次回のクラスのご案内も差し上げられますので、ご一報ください。

 

さて、本日は、みんな気になるジェスチャーの話です。

慣れな言いまわしや、難しい単語、特に外来語などがたくさん出てきた時、ついつい身構えてしまいませんか。

音楽劇やミュージカル、オペラなどで、どうしても音楽的な技術の部分や表現が高度になればなるほど、発声発音が気になり、ついつい、

「大事そうに身体を保っておく」

と言うような、ちょっと構えた様子になってしまっていませんか。

「とにかく大切な発声のため」

と言う部分ももしかしたらあるのかもしれません。

しかし、だからこそこれまで練習してきたのではないですか?プロの先生について、それこそ、弟子入りのような形で研鑽を積んできた方も多いと思います。

という事は

「保っておく」

と言う少々レベルの合わない考え方を捨てる時が来たのではないでしょうか。

 

そうなんです、これは良いお知らせなんです。

 

とかく、大事にそっと保っておくような身体のつかい方は、真面目で大切だから故になのですが、実際一般で言うところの

「コリ」につながります。

そうなんです、自分で身体を止めて、「凝らせている)に近いです。

歌手でも俳優でも、売れている方、かなりたけているはずのお仲間の方でも、時折、残念ながら見受けられます。

みなさん、そんなことする必要ないですよ!と声を大にして言いたい。

誰しも、大事だからこそ、緊張するのであり、また重要度が高いからこそ身構えるのですが、それが俳優の仕事である「感じる」の邪魔になる事は、想像に難くありません。

そうなんです、私たちはより感じるためには、動いている必要があります。

「動いた」から、「感じる」なのであって、

あがったり大切だったりするからと言って「大事に取っておく」、「そっと保っておく」のようなことをすると、強い刺激や大きな変化以外は感じにくくなってしまいます。(今までもいろいろな記事でお話ししてきた通りです。)

私が積極的に(イタリア人の役でなくても!!)、ジェスチャーできるチャンスや移動できるタイミングを利用して、我慢せずにどんどん身体を動かしていいと言うのはまさしくこれなんです。

「感じるためには、動いているからこそ違いがわかりやすい」

よりくっきり、はっきりと衝動をつかみ、自分との対話を深め、「作品の中で次々と決断を実際に『役』として進めていくには、動いてるからこそ、固まらないでいられる」と言う側面があります。

極端な話、舞台上やカメラ前で何歩か前後左右に動けるだけで、脚周りだけでなく、骨盤の内側や腰痛の周囲もほぐれるものです。それだけで、呼吸に良い影響もあり、当然ながら、視野も変わります。

視野が変われば、気分も変わったり、考えが切り替わるのも自然です。

呼吸が変われば、音が変わるのも自然です。

例えば、腕を高く上げていくジェスチャーや左右を見るような仕草で、肋骨の間を少し広げる助けをしてあげたり、骨盤と肋骨の間を少し緩めたり、背中の筋肉を意識しやすくする、と言うようなことも、身体の動かし方を習得していれば、非常に容易です。

むしろ、動いている方が気持ちいい

動き続けている中で、笑ったり、喜んだり、泣いたり、びっくりしたりが周囲に影響与えたり、自分も影響受けたりすると言う非常になめらかで無理している感じもない良いパフォーマンスにつながっていきます。

これは歌手俳優の方で、ちょっと慣れないなとか1人だとイメージが掴めないと言う形のために個人レッスンでよくサイドコーチングするんですが、ぜひみなさんもお試しください。

お悩みになった場合には、どうぞご相談くださいね!

 

さて、今日のオススメは最近、惜しまれながら引退を宣言したマイケル… 面白い切り口です。

それにしても数々の名作、マフィアからお医者様、ハリウッド・ブロックバスターまで、幅広い活躍ぶりです。

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日本では、芸術や演技には「気合い」や「根性」といった抽象的な考えが主流で、具体的な方法やトレーニングはあまり注目されていませんでした。しかし、私の演技クラスやレッスンは違います。

多くのアーティストは、成功を収めた有名な俳優や先輩から学び、その経験を尊重しています。

しかし、学ぶだけでなく、学んだことを実際の演技に活かすためのサポートも提供しています。

具体的な例として、台本の理解や感情の表現、動きのトレーニングなど、アーティストとして必要なスキルを磨く方法が豊富にありますから、それらをどんどん実践します。

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