演劇歴が長すぎる!演技コーチのくわたかおるです
先日、ありがたいことに私が高校生、大学生の頃、大変にお世話になった演劇教室の大先輩からお知らせがありました。
しかもクラスにもお越し下さって、久しぶりにいろいろなお話が伺えてとても嬉しかったです。
ご家族が増えて忙しくなっても、現場が既にあっても、学びを止めない姿勢にますます先輩を好きになりました。
今の若手やこれから映画やテレビ、舞台芸術の世界を目指す人には、時間がかかってでも、むしろ時間を味方につけて学ぶ方が、爆発的な力を産むと言うことをイメージしてみてもらいたいです。
さて、本日の課題…
永遠のテーマでもある「台本の読解」です
みなさまな何か気になる点、お悩み、こまったことなどありますか?
演出家の方、監督も、どうしたら、俳優とうまく台本(脚本)について話ができるか、工夫していらっしゃいますか?
だからあえて、私は(多くの巨匠や先輩方がアドバイスされたように)一旦「解釈」から離れることをお勧めしています
そのためにも、「事実」と「事実から推測できること、想像できること」を分けることを最初のステップと指導しています
これが、とても単純なのですが、簡単なようで難しい傾向があるようです。
もちろん、私が幼い頃もそうでしたが、とかく自分の思考の癖と言うのは気づかないものです。
私も非常に抽象的に、うやむやした言葉を使う10代だったので、先生はいつもお怒りでした。今振り返れば、ごもっともです。
そうです、私たちの仕事は、具現化することであり、批評することでは無いのです。
ですから、当然、具体的でなければならない。実行可能でないと、自分自身も困るのだ、と言うことです。
いくら動機や意図が優れていて、素晴らしいインスピレーションが湧いていても、それを実現可能な形で、外に出して、他人に見えたり、聞こえたり、また繰り返えせなければ形にならないのです。
練習としては、
例えば、小説や戯曲を読んだとき、事実と事実から推測できる項目を分けてみる
映画やテレビをみたときに、実際にみえた、きこえたことという事実と、みたからの反応、きいたゆえの反応を分けて言語化してください
「反応」と「刺激」は別、の確認でもあります
私の本日のおすすめは耳から嬉しいオーディブル
スポンサードリンク
新年度を前に、全くの初めての方、新規のレッスンの申し込みも受付中です。
発声や発音、滑舌の癖の個人指導、身体の使い方の癖、姿勢の悪さ、表情の問題などもアレクサンダーテクニックの個人レッスンで解決中です。
身体作りを中心としたオンラインクラスは、全国どこの方でも、また時差などがある方もで登録制ZOOMでご自宅からご参加いただけます。
このコロナ禍で、せっかくオンラインの良さと言うものも見つけましたた。
これからも、毎週土曜の身体づくりのオンライン講座と季節ごとの戯曲読解やサブテキストを考えるオンライン講座は続けていこうと思います。
プロを目指す方で、新年度で養成所や事務所へ所属し、戸惑うかたもご相談どうぞ、個人レッスン、グループクラス、オンラインクラスなど、目的やご事情に合わせた内容をアドバイスいたします。
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。