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大事な場面で伸び切れない方へ|5月3日 身体と声のセミプライベートレッスン

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大事な場面で伸び切れない方に向けた身体と声のセミプライベートレッスンのイメージ写真

それなりに、現場もある。
一応、やれている。
もちろん、大きく崩れるわけでもない。

それでも、大事な場面になると、なぜかもう一段抜けない。

こんなふうに感じたこと、ありませんか。

私は小学生の頃から芸能事務所にて、オーディションに行きながら、事務所のレッスンに参加しながら、いつもそんなことを考えていました。

大事な時に決めたいセリフ。
注意されて、今日こそはちゃんとしたいフレーズ。
本番のここぞという瞬間。
オーディションの大事な一文。

そういう場面になると、思うようにしゃべれない。
歌いたいように歌えない。
準備してきたことが、急に使いにくくなる。

これは、何もできない方の話ではありません。

むしろ、俳優、歌手、声優、ナレーター、ミュージカル俳優として、すでにやってきた方ほど起こりやすい伸び悩みです。

経験がないからではない。
気持ちが足りないからでもない。

大事な場面ほど、身体や呼吸が先に構えてしまい、声や言葉の抜けを邪魔していることがあります。

そうなんです、練習でできていたことができなかったり、

うまくいったことが繰り返さなかったり…悩みますよね。

 

本番やオーディションで崩れやすい俳優 歌手 声優 ナレーター ミュージカル俳優に起きていること

普段はできる。
稽古でも、レッスンでも、ある程度は出せる。

でも、本番になると違う。

大事な場面になるほど、身体が少しずつ固くなる。
呼吸が浅くなる。
声を押して出そうとする。
姿勢を気にするほど不自然になる。
言葉やフレーズが、自分の中で少し詰まり始める。

外から見ると、大きな失敗ではないかもしれません。
だからこそ、見落とされやすいのです。

でももちろん、本人にはわかる。
今日は、そこまで出し切れなかった。
あそこ、もう一段いけたはずだった。
準備してきたものを、決め手のところで使い切れなかった。

この感覚が続くと、ただの不調ではなく、頭打ちの感覚になっていきます。

せっかく練習をしたり、リハーサルを乗り切ったとしても、なんだか腑にに落ちないのです。

大事なセリフやフレーズで思うように出せないのは、演技力や気合いだけの問題ではない

大事な場面で伸び切れないとき、演技力の問題だと思う方は多いです。

気持ちが足りなかったのかもしれない。
集中力の問題かもしれない。
メンタルが弱かったのかもしれない。

もちろん、そういう要素がゼロとは言いません。

ただ、実際には、それだけではないことがよくあります。

大事な場面ほど、うまくやろうとする。
崩れないようにしようとする。
きちんと伝えようとする。
ちゃんと出そうとする。

その意識が強くなるほど、身体や呼吸が先に身構えてしまうことがあります。

その結果として、

声が押し出し気味になる
言葉がつながりにくくなる
表情や動きが止まりやすくなる
せっかく準備したことが使いにくくなる

ということが起きやすくなります。

つまり、問題は気合い不足ではなく、身体と声の土台の使い方にあることがあるのです。

ない種は、花開きません。

という事は、花開いて欲しい種を持っておくべきであり、

花開いて欲しくない種は、整理したら良いのです。

経験はあるのに決め手の場面で抜け切れない人ほど、身体と呼吸の構えが残りやすい

初心者なら、うまくいかない理由が自分でもわかりやすいことがあります。

でも、すでにある程度やってきた方は違います。

一応できる。褒められたこともあるから、癖をなかなか買いにくい。
現場にも出ている。だからプライドもある。
周囲から見れば、そこそこ成立している。

今の時代、そこまで(いろいろな意味で)厳しくする先生や監督、演出家もおそらく少ないです。

だからこそ、何が邪魔しているのかが見えにくい。

演技が浅いわけではない。
声がまったく出ないわけでもない。
セリフも入っている。
曲も覚えている。

それでも、決めたい場面で伸び切れない。

これが一番消耗します。

こういうときは、上に何かを足す前に、土台に残っている引っかかりを見直したほうが早い場合があります。

身体の余計な構え。
呼吸の詰まり。声の押し出し。
首や肩や口まわりの固さ。
自分でも気づきにくい癖。

ここが少し整うだけで、今までやってきたことが急に使いやすくなることがあります。

これは土台を底上げしたから。

身体と声の土台が整うと、演技 歌 セリフ ナレーションはどう変わるのか

身体と声の土台が整うと、魔法のように何もかも解決するわけではありません。

ただ、向かいやすさはかなり変わります。

余計な構えが減る
呼吸が通りやすくなる
声が出しやすくなる
言葉がつながりやすくなる
決めたい場面で自分を邪魔しにくくなる
本番やオーディションに落ち着いて向かいやすくなる

これは、一般的な姿勢改善や滑舌練習の話ではありません。

俳優なら、大事なセリフで止まりにくくなる。
歌手なら、大事なフレーズで押しにくくなる。
声優やナレーターなら、一文の抜けや流れが変わる。
ミュージカル俳優なら、身体と声が同時に必要な場面で使いやすくなる。

すでにやってきた方ほど、この差は大きく感じやすいはずです。

実際、これまで20年以上指導してきましたが、多くの俳優、歌手、ナレーター、声優、そしてダンサーの方が、

全然身体の感覚が違った。

もっと早く知りたかった。

もっとしっかり身に付けたいです。

これが当たり前になりたい。

と、少し後悔しながら、(笑いながら)次のステップ、そしてさらなる活躍に進まれます。

5月3日の身体と声のセミプライベートレッスンで扱うこと

5月3日の身体と声のセミプライベートレッスンでは、ひとりひとりの状態を見ながら進めます。

扱うのは、たとえばこうしたことです。

身体の使い方
呼吸
声の出方
構えやすい癖
大事な場面で固まりやすい反応

知識だけを増やす時間ではありません。

実際に今の自分に何が起きやすいのか。
どこで詰まりやすいのか。
何を少し変えると楽になるのか。

そこを見ながら扱っていきます。

少人数のセミプライベートなので、全体の説明で終わらず、それぞれの引っかかりに触れやすい形です。

 

台本読解や実践クラスとは違う、もう一つの入口

4月24日のオンライン台本読解と、4月25日、26日のスタジオ実践は、台本を読み、整理し、実践につなげるための場です。

一方で、5月3日の身体と声のセミプライベートレッスンは、その前提になる身体と声の引っかかりを見直す時間です。

どう読むか。
どう整理するか。
どう実践するか。

そこに進む前に、そもそも大事な場面で身体や声が先に固まる。
決めたい場面で伸び切れない。
準備してきたことが本番で使いにくい。

日常、つい当たり前になっているパターンが、もしかしたら、このモヤモヤの解決を握るかもしれません。

そういう方にとっては、5月3日は別の入口になります。

どちらか一方でも構いません。
両方つなげると使いやすい方もいます。

 

5月3日 日曜日 10:00から12:30 身体と声のセミプライベートレッスンのご案内

5月3日 日曜日
10:00-12:30

世田谷区内スタジオで行います。

参加費は お一人10,000円 (税込)です。

連休初日の日曜朝、少人数で行う身体と声のセミプライベートレッスンです。

毎月1回程度のペースで行っている内容ではありますが、日程や人数には限りがあります。
今回の日程が合う方は、ぜひこの回をご検討ください。

また、満席の場合でも、次回のご案内につなげることができます。

ご自身の課題や手ごたえ、気になっていることなどもお送りください。

 

よくあるご質問

Q. この身体と声のセミプライベートレッスンはどんな人に向いていますか
A. 特に向いているのは、俳優、歌手、声優、ナレーター、ミュージカル俳優としてすでにやってきたけれど、大事な場面で伸び切れないと感じている方です。何もできない方のためというより、もう一段上に行きたい方に合いやすい内容です。

実際、芸能関係の方で個人レッスンを受け続けてらっしゃる方、オペラ、ミュージカル、2.5次元、などジャンルを問わず、皆さんに共通している部分がたくさんあります。

Q. 初心者でも参加できますか
A. 初心者の方も参加できます。ただ、今回の内容として特に合いやすいのは、現場経験や学びの蓄積があり、決め手の場面での頭打ちを感じている方です。

また、ご自身の動きや喋りの癖、特定のパターンが気になっている方にもお勧めです。

Q. オンライン台本読解やスタジオ実践との違いは何ですか
A. 台本読解や実践クラスは、読解、整理、実践に重点があります。5月3日は、その前提になる身体、呼吸、声の引っかかりを見直す時間です。

エクササイズをたくさんするというよりも、動きながら、解説を交えつつ、一人ひとりの課題のきっかけも探します。

Q. 本番やオーディションで固まりやすい人にも向いていますか
A. はい、向いています。大事な場面になると身体や呼吸が先に構えてしまう方にとって、土台を見直す入口になります。

身体の状態を整える、自分の感覚をもう一度頼れるものにすることも大切です

Q. 申し込む前に詳細だけ確認することもできますか
A. はい、大丈夫です。今の状態に合うか迷っている方は、詳細確認だけでもご連絡ください。

その際、初めての場合は、プロフィールやご活動の様子もお知らせください。

Q. 満席の場合はどうなりますか
A. 満席の場合は、次回開催をご案内できます。今回の日程が難しい方や、今回は埋まっていた場合でも、次回希望としてご連絡いただけます。

満席が続いた場合、キャンセル待ちリストに載せておくこともできます。

詳細確認や参加相談も歓迎しています

すぐのお申込みを決める前に、今の自分に合うか確認したい方もいらっしゃると思います。

詳細だけ知りたい。
今の状態で合うか相談したい。
今回が難しければ次回を知りたい。

そういうご連絡でも大丈夫です。

大事な場面で伸び切れない。
決めたいセリフやフレーズで、もう一段抜けたい。
身体と声の引っかかりを一度見直したい。

そういう方にとって、このレッスンは、今ちゃんと動いて行きたい方のための入口のひとつです。

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この記事を書いた、講師プロフィール 鍬田かおる

指導歴20年以上。
ロンドン大学ゴールドスミス校卒。Royal Central School of Speech and Drama 修士課程ムーヴメント科修了。
イギリスSTAT認定アレクサンダー・テクニーク教師。日本演出者協会会員。

俳優や歌手の技術と身体の理解を統合し、現場で使える“交流のある演技”へ導く専門家。大学や映画スクールの講師を務める傍ら、個人レッスンで一人ひとりの強みを伸ばし、基礎力からアップさせる本格的なプロのトレーニングを中心に活動しています。

小学生から中堅、そして芸能の舞台や映像で活躍する俳優や歌手の方のアクティングコーチであるだけでなく、プロを目指す若手の育成も務める。

IDC認定インティマシー・コーディネータ(ディレクター)として映画や舞台の現場も入ります。

 

これまで触れてきた演技のなんとかメソッドや、〇〇式に疑問を抱かれた方へ

あなたの違和感は、もしかすると「役」にとってのリアリティーではなかったからかもしれません。

また文化的にも、ヨーロッパで過ごした20代がある私、そしてバイリンガルである私が言うのもなんですが、日本を中心に活躍してらっしゃる方、日本語を母国語として多くの時間を過ごしてる方に向き不向きという傾向はある気がいたします。

物語、演技と言うものが、文化に根ざしている以上、やはり言語の壁もあり、また生活様式や基本的なコミュニケーションのスタイルが大きな誤解をむこともございます。これはクラシックバレエやオペラの輸入、様々な業種での変遷を見ても、お分かりいただける課題だと思います。

不可思議な単発ワークショップやらの誇大広告に疑問を持たれた方、なんちゃらメソッドばかりのプロモーションに違和感を持たれた方、ご自分のせいだと責めないでくださいね。

今の時代は、日本にいながら、日本語で、演技をブラッシュアップし、アメリカだけでなく、世界各地の様子や(ありがとう同期や先輩たち)業界の流れを汲みながら、着実にスキルアップしていく方法はございます。

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