演技に自信がないときの解決法
「自信がなくて…」と学生。
「…自信なくなっちゃって…」と生徒さん。
そんな声をよく耳にします。
「自信がない」という気持ちは、次の一歩を踏み出すのを遅らせ、練習や準備も停滞させてしまいがちです。ときには「やめようかな」と考えてしまうことさえあります。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
そもそも「自信」って、最初からあったりなかったりするものなのでしょうか?
自信は「元気」と同じ
自信は、人からもらったり、あげたりするものではありません。
元気と同じように、自分の中から育てていくものです。
会話から見える真実
俳優見習いA「…自信がなくて…」
Kaoru「そっか。じゃあ、自信がつくように、毎週練習してみよっか?」
俳優見習いA「えっ?!」
Kaoru「自信をつけたいなら、そのためのことをやらなきゃ。当たり前だよね(笑)」
俳優見習いA「あ、はいっ。(そ、そうかぁ…)」
行動しなければ、自信は生まれません。
逆に言えば、行動を積み重ねることでしか、本当の自信は育ちません。
自信を育てる具体的な方法
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ある程度の時間をかけて(数年単位で)
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定期的に(毎日・毎週レベルで)
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継続的に(フルタイムの姿勢で)
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そして、さまざまな他人と一緒に取り組む
このプロセスを経て初めて、根拠ある自信が積み上がっていきます。
養成所や学校にいる間にできること
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授業やカリキュラムのすべてに全力で取り組む
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「まるごと」取り組む
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時間を有効に使う工夫をする
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世界の巨匠や先人の知恵を借りるために「教養」を忘れない
悩んでも構いません。何度も壁にぶつかっても、目的を忘れずに、めげずに続けることです。
まとめ
「自信がない」のは当たり前。
だからこそ、根拠ある自信をつくる行動を始めることが大切です。
今日の一歩が、未来の自信に変わっていきます。
めげずに続けていきましょう。自信は必ずついてきますよ。

演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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