秋の夜長は、映画のイベント、舞台の挨拶など、みなさんの様子もうれしい演技コーチ 鍬田かおるです。最近は名刺をいただくことも多く、大変光栄です。
さて、9月23日(祝火)の身体と声のクラスにお越しくださったみなさま、ありがとうございました。みなさん集中していたのであっという間の2時間でした。練習の方法も伝授してありますので、それぞれ深めていただき、またさらに学びを深めていく場面でお会いいたしましょう。
さて、本日は、俳優や歌手として活動していても、「声を出しているのに届かない」「動こうとすると固まってしまう」と感じるあの、気まずい場面についてです。
自分では、声を出しているつもりだったにもかかわらず、なんとなく「セリフが相手にかかっていない」ことはありませんか。
気持ちは、動いていたはずなのに、いざ、相手と一緒にとなると、つい「どう動こうか」と考えているうちに、タイミングがズレていく。ほんとに、モヤモヤしますよね。しかもそれをダメ出しで言われると、とても辛い…
また、稽古ではできていたはずなのに、実際カメラの前や舞台に立ってみると、なんだかスムーズ「動きたい」感覚が使えない、そんな壁に直面している方は、経験者の方でも少なくありません。
これらは、レベルアップを目指せば目指すほどどうしても気になってくる部分。
むしろ、身体の動きや呼吸、声の方向などをプロとして、さらに細やかにしていきたい時、際立ってくる傾向があります。
動きと声が噛み合わない理由
多くの方は「もっと気持ちを込めれば伝わる」と考えがちです。
けれど、感情を強く出そうとするほど身体は固まり、逆に声が届かなくなることがあります。そうなんですよね、「出そうと」しなくても伝わるようにしたいんです。
そして、一生懸命なはずなのに、多くの「硬い」とか「ぎこちない」とか、「音がこもってる」と指摘されてしまう方に多い本当の原因は「声」と「動き」を別々に扱ってしまっていることにあります。
本来1つのもののはずが、バラバラに扱っている時間が長いと、管理することが難しくなります。またちょっとずつ付けてきた癖のようなものが、本来できるはずの発声や発音、動きを難しくしている方も見受けられます。
解決のヒントは「動きと声の結びつき」
10月13日(月祝)動きと声のセミプライベートレッスンでは、役としての感覚をヴィヴィッドに捉えながら、衝動をスムーズに動きへとつなげるための方法を学びます。
声もまた、身体の使い方と結びつくことで無理なく響き、観客に届く言葉へと変わっていきます。そのために、身体から見直す必要があるのです。
日常の私たちも、身体が変わるから、呼吸が変わって声が変わっていきますよね。
この自然の法則に、逆らわず、必要ない構えを手放したり、もっと感覚を使えるようになってもらいたいと思います。
実際にレッスンを続けている方のお声
身体と声のレッスンを続けている方の手ごたえ①
「今までは、難しいところになると力んでやった気になっていました。でもレッスンを続けるうちに、それはいらないとわかってきて、自分の身体がもっと頼れるように変わりました。」
身体と声のレッスンを続けている方の手ごたえ②
「自分では正しく口を開けているつもりでしたが、先生に動きを直されながら鏡を見たら感覚とは違っていて、自分はアゴを引いちゃってました。でも、正しい方が、しゃべりやすく、声も出しやすかったです。」
このように“その場しのぎ”ではなく、再現性のある方法を身につけることで、現場での表現力が確実に変わっていきます。
そうです、得意なことを増やすにも、苦手を減らすにも、動きと声のスキルがあれば、一歩一歩着実に進んでいけます。
少人数制で深くフィードバック
20年以上の演技指導経験とムーヴメントの専門性を活かし、少人数制で一人ひとりに丁寧なフィードバックを行います。だからこそ、自分では気づけなかったクセや思い込みを手放し、表現が伸びやすくなります。
鏡を見ていても、ふと気づくと「鏡を見ている自分」しか見られないのに気づきます。(笑)
そうなんですよ、鏡を見ているときの自分は、「鏡を見ている自分」、だからこそ、なかなか自分の背中、背面の表情には気づけないものです。
自分で自分の背中を見られないからこそ、スポーツでもプロはコーチをつけていますよね。
専門家と一緒に学ぶ事は、ズルでも甘えでもありません。
この機会に、ご自身の魅力を最大限に引き出すための動きと声を探求してみてください、少しずつ結果につながっていきます。
開催の概要
日時:10月13日(月祝)13:00〜15:30
会場:東京都内 駅近スタジオーお申込みの方に詳しくご案内します
定員:少人数制
お申し込み方法
もし迷っているなら、どうぞご相談ください。
俳優や歌手の方は、身体と声の変化をきっかけに、突破口が見つかるかもしれません。
実際、動きが変わり、呼吸が変化していくと、なんだか気分も変わったとおっしゃる方も多いです。
お申し込みメールの件名は 『10/13 動きと声セミプライベート参加希望』 とお書きください。
初めての方は以下をご記入ください。
・ご年齢・性別・所属・メールアドレス・お電話番号
・プロフィールと自己紹介ー活動の様子やご近況、これまでの手応えや気になる課題など。
まとまっていなくても大丈夫です。長文も歓迎ですのでご安心ください。
●この記事を書いた人:鍬田かおる
演技コーチ/インティマシー・コーディネーター(ディレクター)
演技指導歴20年以上。留学中のイギリスにて、アレクサンダー・テクニーク指導者資格を正式に取得後、音楽家、ダンサー、声楽家、歌手、俳優らを中心に、20年以上の指導歴がある。プロ俳優・歌手・ダンサーを中心に、感情と身体のつながりを軸としたレッスンと世界スタンダードの台本、読解及び分析のクラスをはじめ、演技クラスや俳優の個別レッスンを展開中。
各種養成所や研修所等での指導歴を経て、映画スクールやパフォーミングアーツの大学を始め、事務所等でも指導を進める傍ら、多様なミュージカル、オペラ、映像、舞台など幅広い現場で活躍する歌手や俳優のコーチを務める。
詳しいプロフィールは、HPのプロフィールページからご覧いただけますと光栄です。
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演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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