考えているのに、動けない。
準備しているつもりなのに、手応えがない。
そう感じているとき、
問題は「気持ち」や「意欲」ではないことがほとんどです。
立春が過ぎました、皆様、いかがお過ぎですか、演技コーチの鍬田かおるです。
この文章では、なぜ止まりやすくなるのか、
どこで噛み合わなくなるのかを整理します。
ただし、それを「できる状態」に変える工程までは、
文章では扱えません。
実際の調整や現状の棚卸し、ブラッシュアップのトレーニングは、個人レッスンやクラスの中で行っています。
「表情が硬い」と言われた人ほど、実は考えすぎている
「表情が硬いですね」
「もっと伝えてください」
そう言われた経験がある人ほど、
実はもう十分すぎるほど考えてきています。
どう動かせばいいか
どう見せればいいか
どう感じればいいか
真面目に、誠実に、考えてきたはずです。
けれど、
考えれば考えるほど
どこかで身体が止まっていく。
この状態に、心当たりはありませんか。
それは性格や感性の問題だけではありません
「表情が出ない」
「伝わらない」
このズレは、
才能や感性の問題ではありません。
多くの場合、
疲れた身体のまま
緊張した呼吸のまま
重心が定まらないまま
“表情”だけを何とかしようとしていることが原因です。
身体が整理されていない状態では、
どんなに正しいことをしても
伝わり方は安定しません。
私自身、ダンスの時は身体ばかりに注意を向けていて、真顔でお地蔵さんのように踊っていたと思います。
先生にニコニコしてとか表現してと言われても、そんな余裕は実はありませんでした…ほんとに申し訳ない!
表情は、顔の筋肉だけで作られていない
今回のこの記事及びInstagramの方でも触れているのは、
表情そのものではありません。
表情が生まれる前の状態です。
表情に影響しているのは、
脊骨の動きと呼吸
重心の位置
地面との関係
動きの起点
こうした、身体全体の使われ方です。
これらが整理されると、
無理に作らなくても
頑張らなくても
表情は変わってきます。
「伝えよう」とする前に、
身体がもう語っている状態。
これが、見ている側に届く表情です。
実際、逆も然りなのですが。
頑張っているのに噛み合わない理由
感じているのに伝わらない
練習しているのに響かない
頑張っているのに重く見える
こうした状態は、
表情・声・動きがバラバラになっているサインでもあります。
多くの方が、
顔やセリフ、抑揚、スピードといった
「外側」を調整し続けます。
でも、それは
外壁だけを塗り直している状態に近い。
身体にも表情がある、顔にも表情がある。
当たり前のことですが、そこの見直しが全体のレベルアップにつながります。
外壁だけ塗り直していませんか?
筋トレをしているのに、なぜか疲れる
姿勢を意識しているのに、すぐ崩れる
頑張っているのに、手応えが残らない
骨格と異なる動かし方
力みのクセが残ったまま
たくさん使えば、身体は偏っていきます。
演技も同じです。
セリフの言い方
スピード
表情の作り方
抑揚や所作
それらをいくら重ねても、
中の構造が整っていなければ噛み合いません。
まず見直したい「つながり」
読解
想像
呼吸
声
身体
これらは本来、分断されるものではありません。
どこか一つだけを強化しようとすると、
別の部分が置き去りになります。
今必要なのは、
もっと足すことではなく、
つながりを整理すること。
そのために、
身体から見直す時間を取ります。
● 2月15日(日)身体と声 セミプライベートレッスン
2月15日(日)10:00–13:00
世田谷区スタジオ
少人数制
このセミプライベートレッスンでは、
表情
声
動き
がバラバラになってしまう原因を、
身体の使い方から静かに整理していきます。
「表情を作る」
「感情を足す」
そうした方向には進みません。
その手前にあるズレを、
一つずつ確認していきます。
身体が整うと、台本の読み方も変わる
身体の使い方が整理されてくると、
台本の読み方も変わります。
言葉をどう乗せるか
どこで動きが始まるか
どこで止まっているか
2月末には、
身体の変化を前提にした
台本・読解のクラスも予定しています。
考えているのに動けない
準備しているのに前に出られない
そんな方にこそ、
身体から読解を見直す経験をしてほしいと思っています。
2月の台本読解と少人数での演技の実践クラスはこちらです。
台本の読解はオンラインでおこないますので、遠方にお住まいの方、海外在住の方にもご参加いただけます。
クラスのお申し込みは、私のホームページのお問い合わせフォーム及び、メールから受け付けております。
準備しているのに前に出ないとき、何が止まっているのか 2月21日・22日・23日 台本読解とシーンクラスのご案内
【もっと深く演技を学びたい方へ】
公式LINEでは、クラス情報や演技に役立つ最新記事をお届けしています。
一斉発信は、月に1回もしくは2回程度です。
12月のクラスはどうしても参加できないが、次の機会に受講したい。個人レッスン相談したい、そういった方のご登録をお勧めしています。
こちらからトークのスタートはできませんので、ご登録後にお手数ですが一言、ご挨拶かスタンプをお願いします。
大切にしている指導の軸
幼少時から芸能事務所に所属し、俳優を目指し、ダンスや音楽のトレーニングを受け、また演技の私塾を経てイギリスへ留学しました。30年以上の演劇経験、ロンドンでの大学・大学院修了、正規のアレクサンダー・テクニーク教師としての専門性、ムーヴメント指導の経験を統合しながら、これまで1,900名以上の俳優・歌手・ダンサー・声優・ナレーターも指導してきました。
今回のクラスでも、表面的な形ではなく、交流が自然に生まれる“仕組み”とそれを演技に活かす方法を身体のあり方から、丁寧に扱っていきます。
活動されてるジャンルを問わず、また演技経験の長短ではなく、現場で結果を出したい方がもっとも伸びやすい内容です。
個人レッスンをご希望の方へ
現場でOKは出ている。
けれど、自分では納得していない。
その違和感を誤魔化さず、
演技/芝居と向き合い直したいと感じている方へ。
個人レッスンは、
技術を「教えてもらう」場ではなく、
自分で考え、更新し続けるためのトレーニングです。
前向きに検討されている方は、
下記フォームをご確認ください。
▶ 個人レッスン申込み 専用フォーム
https://forms.gle/ZJDQRQmQkVwnwNMx6
SNSのご案内
Instagramでは、簡潔なQ&Aや短いリールを更新しています。お役に立てるとうれしいです。
取り上げて欲しいモヤモヤ、前から気になっていた点も歓迎しております。
今回の内容に「もっと知りたい」「いつか参加したい」と感じてくださった方へ。
Instagram → https://www.instagram.com/actingcoachkaorukuwata/

演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching




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