演劇歴35年を更新中…演技コーチのくわたかおるです
さて
試験やオーディションの多い季節(?)になりました。
どうしよう!?緊張する!受かりたい!心配だな、なにするんだろう、いや、困ったな!ま、いいや、ありのままで!でも、どうしよう…など(笑)
永遠のテーマの一つと思います。
オーディションを受ける側から、はやウン十年(笑)、今はちらほらと養成所などで、ちょいと審査委員することもあるので、実践的なアドバイスをいたします。
①「試験」や「オーディション」の『目的』を考えよう!
この前提なしには、まともなコミュニケーションはおろか、言動がトンチンカンになる恐れがあります。面接で見当違いな受け答えをしたり、場合によっては願書におかしなことを書いてしまう恐れも!ひー!
課題の歌やセリフ、ダンスや特技など、事前にせっかく準備をするにしても『目的』が腹の底から了解できていないと、その「分かってない」感じ、出てしまうんですよ。 涙。
オーディションの名目で資金集めや別部署の人員をあさるなどの怪しいところはさておき、今回は養成所や劇団の入試やオーディション。(現場編は後日♪)
目的はズバリ!あなたがおおよそどんな人で、どこの誰で、今まで何してきて、これからどうなっていきたくて、今はどんなこと考えていて、どんなこと感じているのか、です。つまり「Who are you?」=どちらさまですか?
なので、「自分が誰で、どうなりたいのか」に合わない言動や様子はほぼマイナス、となります。矛盾しているのも×です。(^^;
審査員はほぼ初対面です。(知り合いもいるが 笑)それでもオーディションでは自分がどこの誰なのか、どこから来て、どこに行きたいのかを明かす必要があります。(文学的な意味だけではなく)
ですから、例えば、顔もみえないような髪型や服装は基本的に×。
みてもらいたいからオーディション来てるのに、顔や姿がみえないようにしている、って矛盾しているんですよぅ。
前髪や襟なども流行やファッションかもしれませんが、自分が「明らかになる」よう、「みてもらいたい」態でいることは大前提。
ましてや人前に出る仕事を希望しているのですから、多少緊張していても恥ずかしくても、出しましょう。出ていないものは評価の対象になりません。
これは声やうごきにも言えること。自信がないからと会場でちゃんと聞こえないような声では判断できません。それどころか、失礼。相手に聞こえない声でしゃべる=聞いてほしくないのか?とこちらは思ってます。うごきもうろ覚えだからとモジモジしていると、あなたが存在していることすら、みてもらえない可能性大。
出ていないものは、対象外!なのです。
隠すことに時間やエネルギーを割くのをやめましょう。
己を出すために、出したときに何を、どう出したいか。そのために練習や訓練を積みましょう。
それにね…
見えないように隠されてるものをみようとするって…
とっても疲れるんです!!!(笑)
審査員も人間です。(´;ω;`)
真剣にみているのに隠されてると、悲しい。
そして見づらい&聞きづらい=判断しづらい=疲れる=あまり好印象でない=
…こんな連鎖です。
どうかお気をつけください。
お疲れモードの方々にアルゼンチンでのケーキ画像を送ります💙
次回はより複雑な「現場編へ」かな?
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。