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「自然に」の真意。自然、その実体は…?中編

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演劇、ダンス、音楽…そして日常でも、さまざまな場面で話題になる「自然」さ。

生真面目な前編を書いたKaoruです。

そして、なぜそんなに「自然」に多くの人が長年こだわるのか…(^^;

正直、分かりません。

だって…

「不自然」といえば不自然だし、「自然」と言えば自然ではないですか~!もともと。(笑)!

突然、歌いだすとか踊りだすとか、ましてや物語のなかで他人の役割を果たすとか、日常の自我やアイデンティティーはさておき、なぜか他人と結果が決まっている(台本がある程度)のに交流して、他人の立場から他人と物語るとか…。

日常らしくないという点までさかのぼってしまうと、絵画も彫刻も写真もオペラもバレエもミュージカルも、みんな自然ではないカテゴリーに入ってしまうので、もう芸術作品やそのプロセスが「自然かどうか」はそれほど気にしなくていい時代かなと思います。(^^♪

自然に近づくことが一種芸術の崇高さや至上主義に含まれていた時代は終わりつつあるのかなぁ…と。

ただ、歌いたいこと、踊りたいことは「自然」なので方法の自然さと動機の自然は別ですね~。

では、未だに現場で実用問題として物議を醸しだす「方法」の方の「自然」問題は何なのか、整理しとこうと思います。

前編にあった

A「自然の法則に則らない」現象を不自然と言う。

=自然の法則に逆らわずに、声を含め身体や感情をつかって欲しいらしい。

B「目的に合わない非合理的、非生産的な方法」および「通常とは違っている」こと。

=目的に合っている方法を用いているかどうかが争点。

C 「技術を用いて意図して方法をつかっているのに、「自然現象」に類似した方法の選択が、まるで必然かのように感じさせる、または想像させること、

=そうとうな熟練や質を要することが多い。

さあ、自然との融合まであと一歩です。(^^♪

後編へ続く!

 

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