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声は出ているのに伝わらない理由と、俳優・歌手が整えるべき「身体と呼吸」12/20セミプライベートレッスン

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2025年12月20日のセミプライベートレッスンのご案内

11月は、ラバンのムーブメントのクラスや「自分ごとで調べる」モノローグクラスご参加の皆様ありがとうございました。

今年も残り、あと31日だけ、8.5%です!

今年最後のセミプライベートレッスンのご案内です。俳優や歌手の方はもちろん、声優、ナレーターの方にも好評の身体と深い呼吸の土台を作る時間。

少人数で、お一人お一人ともお話しできるよう、プログラムを組んでます。11月はキャンセル待ちが出てしまったので、検討してる方はお早めにご連絡ください。

 

声は出ているのに伝わらない理由と、俳優・歌手がまず整えるべき「身体と呼吸」

・一応姿勢は気にしてるけど、気づくと崩れている…

・声量もあるし、言葉も明確に発しているはずなのに、なぜか相手に届かない。


・セリフがかかりにくい…困ってると指摘された。

・そんなつもりはなかったのに、表情が硬い

・気持ちは動いているのにニュアンスが伸びない。

このような課題を抱えたままの方は意外と多いです。

また、
・もっと表現を広げたいのに、どこから変えれば良いのかわからない。
・声が枯れやすく、響きが安定しない。

こうした悩みを持つ俳優や歌手は多く、実際の現場でも頻繁に相談をいただきます。

結論から言うと、これらは単純な「声の問題」とか「もっと休ませよう」だけではなかなか解決できません。
多くの場合、身体と呼吸、そして動きのつながりが噛み合っていないことが原因です。

この“わずかなズレ”は努力や気合いでは埋まりませんが、整えるポイントが掴めると驚くほど変化が出ます。

 

よくある課題に共通するもの

レッスンや現場で見かける典型的な症状には、共通点があります。

・セリフが相手にかかりにくい
・姿勢を直しても同じように崩れる
・なんだか“平坦”“硬い”と言われる
・表情や仕草が自然に広がらない
・声が枯れやすい、響きが弱い
・動くと急に声が弱くなる
・がんばっているのに伝わり方が変わらない

別々の問題のように見えますが、根本には同じ構造があります。
身体の使い方と呼吸の深さが整わないまま声や動きを扱おうとすると、通るべき道が狭くなり、必要以上に力が入りやすくなります。

一方、「力むこと」で解決しようとつい頑張っていると…

余計に足踏みにつながります。

 

 

実際に起きている変化

身体・呼吸・動きが噛み合うと、次のような変化が自然に生まれます。

・力まなくても声が前に運ばれ、相手に届く
・よけいな力が抜けて、表情や仕草が自然に広がる
・セリフの意味や気持ちが伝わりやすくなる
・姿勢が無理なく安定し、長時間の稽古でも持つ
・呼吸が深まり、ニュアンスの幅が扱いやすくなる
・慣れない環境でも落ち着いて表現できる
・動いても声が弱くならず、安定したまま扱える

これは、新しい技術を付け足しているのではありません。
今ある力を“出しやすい身体”に整えることで生まれてくる変化です。

実際、準備を始めた方から
「しょっちゅう出にくかった声が、力まなくても届くようになった」
「表情や動きが自然に広がって、セリフの意味が伝わりやすくなった」
といった変化が出ています。

身体や呼吸の感じが気にかからなくなると、内容に集中することもスムーズです。

思いっきりチャレンジすること、躊躇しないで飛び込めることも大きなメリットです。

 

なぜ身体と呼吸が、俳優・歌手にとって決定的なのか

舞台、映像、歌唱。どのジャンルにも共通しているのは、
表現のすべてが「身体」と「呼吸」を通じて相手に届くということです。

声は身体の使い方の影響を強く受け、
動きや表情は呼吸の深さと連動します。

だからこそ、身体と呼吸が整わないまま練習を重ねるほど
“努力しているのに成果が伸びない状態”が続きます。

逆にここが整うと、演技の質・声の安定・感情表現の深さが一気に扱いやすくなります。


表現の幅が広がるだけでなく、現場に強い調整の効く、頼りになる身体になります。

 

12月20日(土) セミプライベートレッスンのご案内

声と動きの“ズレ”や力みの傾向を整えたい方へ向けて、12月20日(土)にセミプライベートレッスンを行います。

【身体と深い呼吸】セミプライベートレッスン
12月20日(土) 10:00〜13:00
世田谷区内スタジオ(最寄駅徒歩5分)
参加費:10,000円

もっと活躍したい方が、安心して取り組める場をご用意しています。
前回はキャンセル待ちが出たため、今回はお早めにお申込みいただいた方から順にご案内いたします。

変化は、決めた方から始まります。
年内に一度しっかり整えておくことで、来年の現場で扱える表現の幅が大きく変わります。

 

お申込み・ご相談

メールまたは公式LINEで「12/20身体と呼吸セミプライベート参加希望」
とお送りください。下のブログのフォームからもお申込みいただけます。

今年の残りの時間を、次のステップへ進むための“整える時間”に。
必要なタイミングで届く内容であれば幸いです。

取り上げて欲しいモヤモヤ、前から気になっていた点も歓迎しております。

今回の内容に「もっと知りたい」「いつか参加したい」と感じてくださった方へ。

ブログにも詳細を書きますが、少人数制で予約が埋まりやすいため、速報は公式LINE及びストーリーズの方から、現在は出しています。

Instagram → https://www.instagram.com/actingcoachkaorukuwata/

 

これまで触れてきた演技のなんとかメソッドや、〇〇式に疑問を抱かれた方へ

あなたの違和感は、もしかすると「役」にとってのリアリティーではなかったからかもしれません。

また文化的にも、ヨーロッパで過ごした20代がある私、そしてバイリンガルである私が言うのもなんですが、日本を中心に活躍してらっしゃる方、日本語を母国語として多くの時間を過ごしてる方に向き不向きという傾向はある気がいたします。

物語、演技と言うものが、文化に根ざしている以上、やはり言語の壁もあり、また生活様式や基本的なコミュニケーションのスタイルが大きな誤解をむこともございます。これはクラシックバレエやオペラの輸入、様々な業種での変遷を見ても、お分かりいただける課題だと思います。

不可思議なワークショップやらの誇大広告に疑問を持たれた方、なんちゃらメソッドに違和感を持たれた方、ご自分のせいだと責めないでくださいね。

 

他にも俳優や歌手、声優、ダンサーの方のお悩みや課題のヒントをブログではシェアしています。

必要な方に届きますように。

緊張しやすいのは弱み?俳優や歌手が誤解しがちな落とし穴

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事務所・マネージャーの方で、「所属俳優にレッスンを受けさせたい」「講師として招聘を検討したい」といったご相談も歓迎しています。オンラインでのヒアリングも可能です。

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個人レッスン

初めての個人レッスンを受けられる方も受付中ですが、12月の新規受付はごく限られた枠のみ。

ご興味がある方は、カレンダーをご確認の上、ご相談ください。

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