より良いつかい方とパフォーマンスのための立ち入り禁止ゾーンは「注意散漫」と「集中しすぎ」のお部屋でした。
これが分からないヒトはいないでしょう。(と思いたい。)
さて、残り2部屋!(笑)
③は……「End-Gaining」(エンド・ゲイニング)と呼ばれる「結果飛びつき型」のお部屋。
結果しか考えない、目的達成のための手段や方法を選んだり、工夫しない、悪なモード。(笑)演劇でいうと、セリフがどう聞こえるかばかりやたら気にしている(ナルシス (笑)、自分の所作がどう見えるかを稽古してしまう(段取り芝居)、みたいなことに代表されます。
ミュージカルや歌でいうと、自分の発声のチェックばかりしてる(笑)、難しいパッセージの響きばかりを意識している(言葉の意味は浅い)、動きをやらずに「ポーズ」をして説明芝居してしまう、など。。。ああ、悲しきかな。。。
結局、瞬間瞬間ごとに「意思決定」してないんですよね…だから、どうも空疎な時間、急いている様子、説明的な、描写的な、重たいものになる。
目的がせっかくあっても、目的達成のための「方法」をいろいろ編み出して工夫してないので、「能力発揮!☆」になってないのです。結果、いろんな能力をつかってないから、当の本人が輝かないわけです。
あ~~~あ、残念。。💦
さあ!最後のお部屋!4つ目は……
意外や意外……
しかし、ふつーに理論を考えれば分かる内容。。。それは…ダークホースだったかもしれない….一部の方にとっては盲点!
④「リラックス」の部屋です!!!
え~~!!!😢
リラックスって良いことでしょう~?!大事でしょ~、基本でしょ~
という非難の声が聞こえてきそうですが…….
それって、
リラックス(弛緩)ではなくて、リリース(解放)のことではないですか???
ただ寛いだり(笑)、慣れてる思考や感覚に浸ることや、力抜いちゃうことじゃなくて💦
きっと、ホントにやりたいのは、「余計な気張りや緊張を減らすこと」で、
目的にあっているのは、たいてい「緊張と弛緩のバランスを調節する能力」を発揮すること」ではないですか?
このあたり、整理してみると生産的ですよ!(^^)!
トレーニングやパフォーマンスで避けたい4つのお部屋:
①緊張しすぎにつながる集中しすぎ(情報遮断)の部屋もダメ
②気が散ってるだけの、ウロウロ注意散漫部屋も良くない
③結果に飛びつく過程を蔑ろ型のエンド・ゲイニング部屋もイカンね
そして、④能力発揮のためだったはずが、力をただ抜いちゃってるリラックス部屋も役に立たないよ
演劇、舞台芸術では特に、シンプルはいいけど、極端に一般化、単純化して考えないことです。
またね~♪
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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