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軍曹ドリル I ー ウォームアップの例 ①

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鬼軍曹です。(笑) ちなみに命名したのは同世代の演出家Kクン。

さすが劇作家、絶妙ね。

先日も、秋というのに汗を拭きながらのウォームアップをしでかしたワタクシ。

部屋は冷房入れておいたのにな~。

ウォームアップって「ウォーム」ですよ。

急にアキレス腱のばしたり、突然ストレッチは危ないよっ!

…と叫んだのはセントラル演劇学校(修士課程)で同級生だったダンサーで振付家のレンちゃん♥ すでに優れたダンサーで振付家だったレンは、さらにダンスシアターを作って活躍するために、オランダからロンドンへ演劇の勉強に来ていたのだ。

さて…

はい、レンの言うとおり、「危ない」です。。

朝いちばんにあちこち勢いつけてストレッチしてる方、おやめください。

もちろん関節を柔らかくしたり、神経系統を刺激したり、正しい筋肉のつかいかたをさせたいのですが、ストレッチはからだが温まってから。多少額に汗が出るくらいからでないと危ないです。

なので、まず、ちょいとスピードを変えてあちこち見ながら歩き回る+軽く駅へ急いで行く程度のジョグを10分程度いたしましょう。このあちこち「見ながら」ってのがポイント。

決して、目をかためる練習をしてはなりませぬ。

そして「軽く」急いで駅へ行く程度の気楽さでやることが大事。脱力しすぎず、適度に、そして首を固定したりしていない「機能的に有利なつかいかた」でそそくさと(笑)ウロウロしましょう。

10分程度で十分です。ウォームアップで疲れてちゃ、ダメですからね。(^^;

次は私のお勧め。スイングなうごきの一つ

・両足を肩幅より広く開いて、仁王立ちになります。

・両足は床につけておいてOKなので、そこから、デンデン太鼓のワイルドバージョンのように、骨盤の向きを右へ、左へと交互に変えます。骨盤の向きが変わるので、ひねる動きが生まれます。その結果、腕がぶら~んとついてきます。

・骨盤の向きを変えた結果、ひねるうごきが起きるので、それにつられて、頭もついていって、右、左、右、左と、骨盤にちょっと遅れて、左右を交互に向くことになります。

・足首、膝、股関節、背中、首などを硬直させないでやってね。

・腕も硬直させてペンギンのように?整えるのではなく、重さをぶらさげておいて、胴体のうごきからつられてついていく感じに。

・重心は下げ気味で、安定した状態でやりましょ。が、バレエの2番ではありません。

・骨盤はニュートラルにね。いわゆるタックイン状態や反り腰はダメよ。

・結果、前(顔が向いている方)の膝がのびているとき、後ろの膝は曲がっており、その上に胴体と頭が乗っている状態になります。で、反対向きになって、同じく。

・リズミカルに体重を移動させながら、胴体全体をつかって繰り返すこと、数分でOKです。

・胸をひらくつもりで左右にひねりが生まれます。目は行った先をはっきりみてね。うつむきがちやぼんやり顔はやめましょう。顔も身体です。

意外に、キます。平和にやってください。

 

本日の軍曹ドリルI-①はここまでです。Chau~♪

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