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演じること③考えただけになってない?

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猛暑まっさかり、こんなときこそ室内での軽めの運動と読書が嬉しい日々です。

さて、前回のこのシリーズは「演じること② 現実を変えること」でしたね。

真夏のアルゼンチンよりお送りした第2回目はこちら、

https://kaorukuwata.com/onActingisreal

演じることの中には、当然、人間(または人間化されたもの)をやるので、感じて動く、だけではなくて、

「考える」

ももちろん含まれています。

しかし、

だからといって、考えていたからといって、他人に伝わるわけでも

たくさん時間をかけて考えたからといって、内容が深まるわけでも

実際に不特定多数の他人の目や耳に違いが分かるわけでもない

ツライね。

そうです。

ということは……………

感じるために「考える」必要があり、

行動の前後にも「考える」が使えて、

感覚・行動・思考がチームなのだ、と考えたらどうでしょうか?

🐈🐈🐈

今日のおススメは必須!アメリカを代表する現代劇の大御所アーサー・ミラーのシリーズ

読みやすい文庫がありがたい時代になりましたね~

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代表作の「セールスマンの死」は初演当時、アメリカで衝撃が走った驚きの内容。いつの時代も悩める課題は普遍です。家族全員が「話したくないことを話さざるおえない」のがリアル。

喜んで(進んで)会話して、言いたい事をいっている幼稚な「リアル」風とは違います。

だって、人間はいろいろな個人の事情、それぞれのいきさつ、ありますよね….

その昔、かわい~いウイノナ・ライダー主演で映画「クルーシブル」にもなっている「るつぼ」も実際のテーマとその起源は魔女狩りではなくて、現代の魔女狩り=ウォーター・ゲート事件だったというのは周知の事実。こういう題材をみつける視点が天才的だと思う。

あるものを直接的に、現実のコピーかのように、ホームビデオのように記録も違う。ただ直接なんでも描いてみせるのが劇や映画じゃないよ、と。

NTライブでも上演されていた「橋からのながめ」も秀逸ですよね。

個人的に構造が超!すごい!と圧巻なのが私のお気に入りでもある「みんな我が子」です。メタファーから構造から関係性から….イプセンの生まれ変わりか!と思いました。これも過日ロンドンでもやっていたので(2019年のロンドンはアーサー・ミラー祭りのようです)NTライブでやってくれるといいな♪

おかげさまで8月のラバンのエフォート入門クラスはもうすぐ満員、締め切りになりそうです。経験者対象のエクササイズクラスもあと数名で、その後はキャンセル待ちリストに載せます。

事務連絡ですが…

クラスお申込みが初めての方にメールアドレスなどの連絡先の不備や記載不足が目立ちます。残念ですが返信がしたくてもできないので、お手数ですが送信前にご確認をお願いします。

 

 

 

 

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