猛暑まっさかり、こんなときこそ室内での軽めの運動と読書が嬉しい日々です。
さて、前回のこのシリーズは「演じること② 現実を変えること」でしたね。
真夏のアルゼンチンよりお送りした第2回目はこちら、
https://kaorukuwata.com/onActingisreal
演じることの中には、当然、人間(または人間化されたもの)をやるので、感じて動く、だけではなくて、
「考える」
ももちろん含まれています。
しかし、
だからといって、考えていたからといって、他人に伝わるわけでも
たくさん時間をかけて考えたからといって、内容が深まるわけでも
実際に不特定多数の他人の目や耳に違いが分かるわけでもない
ツライね。
そうです。
ということは……………
感じるために「考える」必要があり、
行動の前後にも「考える」が使えて、
感覚・行動・思考がチームなのだ、と考えたらどうでしょうか?
🐈🐈🐈
今日のおススメは必須!アメリカを代表する現代劇の大御所アーサー・ミラーのシリーズ
読みやすい文庫がありがたい時代になりましたね~
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代表作の「セールスマンの死」は初演当時、アメリカで衝撃が走った驚きの内容。いつの時代も悩める課題は普遍です。家族全員が「話したくないことを話さざるおえない」のがリアル。
喜んで(進んで)会話して、言いたい事をいっている幼稚な「リアル」風とは違います。
だって、人間はいろいろな個人の事情、それぞれのいきさつ、ありますよね….
その昔、かわい~いウイノナ・ライダー主演で映画「クルーシブル」にもなっている「るつぼ」も実際のテーマとその起源は魔女狩りではなくて、現代の魔女狩り=ウォーター・ゲート事件だったというのは周知の事実。こういう題材をみつける視点が天才的だと思う。
あるものを直接的に、現実のコピーかのように、ホームビデオのように記録も違う。ただ直接なんでも描いてみせるのが劇や映画じゃないよ、と。
NTライブでも上演されていた「橋からのながめ」も秀逸ですよね。
個人的に構造が超!すごい!と圧巻なのが私のお気に入りでもある「みんな我が子」です。メタファーから構造から関係性から….イプセンの生まれ変わりか!と思いました。これも過日ロンドンでもやっていたので(2019年のロンドンはアーサー・ミラー祭りのようです)NTライブでやってくれるといいな♪
おかげさまで8月のラバンのエフォート入門クラスはもうすぐ満員、締め切りになりそうです。経験者対象のエクササイズクラスもあと数名で、その後はキャンセル待ちリストに載せます。
事務連絡ですが…
クラスお申込みが初めての方にメールアドレスなどの連絡先の不備や記載不足が目立ちます。残念ですが返信がしたくてもできないので、お手数ですが送信前にご確認をお願いします。
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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