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大将とバイト君-うごきの妙@割烹料理店にて

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練習について熱く語る3月、4月、5月もたぶん…だって、みんな練習してないんだもん💦

そんな昼下がり(笑)、春の味覚を楽しみたく、とある割烹料理店に初めてランチに入ったのでした。(ランチならお安め)

私はお店の方々が動きまわる姿を観察できるカウンター派。

調理の専門家であり、厨房を制する職人たちの仕事ぶりをみるとスカッとするのです☆

で、腹ペコKaoruがメニューをみていると…

バイトちゃん(女)「あ、丼ぶりは終わりました~。えっと…他は、ありますよね?」

Kaoru「…???(+_+) 」

びっくりしたぁ~、なんだ、私に向かって言ってるのかと思ったぞ。声の方向くらい気をつけて欲しいねっ。(と演劇人発言)

あ、大将(?)に確認したかったのね。OK、ランチタイム終わり近くに来たワタシが悪いんだから…って、なら尚更、在庫(?)の把握くらいしてて~。もう空いてるんだし..ブツブツ。。苦笑

さて、カウンターの向こうにはキビキビと動く、恰幅のイイ和風の大将(と勝手に命名)がさまざまな肉の部位を取り出し、夜の仕込みに余念がない。

素敵~💙

素早く動く目と手。無駄のないしなやかな動き。しっかり体重移動されて安定した足取りが感じられる腰。余計な緊張の入っていない腕と肩。前で後ろで時間差で素早く作業をこなし、横への移動と他の店員たちへの指示出しと段取りの確認。

ナンバー2らしい洋風氏(と勝手に命名)も次々に仕込みの準備と数名分残っているランチの準備。野菜もじゃんじゃん整っていく…ああ、なにかが準備されていく様子って気持ちイイよね♪

..とほどよい緊張感にホッ。(見すぎですね。(-_-;)

で、…あれれ??

そんな職人たちが俊敏に反応し合うカウンターの端に、大量の食器が入ったカゴをおいて、ノロノロ食器を(しかも雑に)拭くメガネ男子が…しかも並べ方が下手なため、食器の種類順、これから収納する順を無視した、若葉マーク🍂そのもののスローぶりなのである。

ああ、残念。

明らかにバイト~~~

あ、バイトという雇用形態が悪いのではありません。質ですね。バイトでも高い質で仕事はできます。

和風の大将と比べること自体が間違っているとは分かっていたが…あまりにも違っていた。その姿はまるで「山々を飛び回る強い鷹さまと目の開かない段ボールに入ったヒヨコ」💦

大将:無駄のないキレのいい俊敏で無駄のない美しい動き。

バイト君:緩慢でボヤボヤしていて、リズム感のない鈍く遅い動き。

ひ~~~!まさかランチタイムにこんな観察をすることになるとは!(笑)

大将が6つのお皿に綺麗にワサビを美しく形を整えて並べる間(10秒くらい?)にバイト君がした事。

それは…

ワタシの背後を6歩くらい移動したこと。。。

…ひどいっ!

そして、よく見てみると、

大将:短く切られた清潔感ある髪型がほぼ帽子に収まっている 

バイト君:長めのボリュームある髪がふっくらして帽子はかぶっているが、一部メガネにかかっている

同じお店の人とは思えませ~ん。

さて、色彩鮮やかなランチを美味しく頂きながら、どうにも大将とその仲間たちとバイト君の動きが気になって仕方ないKaoru。もう職業病やね。

バイト君が7~8種類の食器をそれぞれ5つ6つずつくらい?を拭いて棚にカチャカチャいわせながら、危なっかしくノロノロ並べている30分くらいの間に、大将は…

和風の大将は肉類(種類多し)を美しく切り、仕込み、野菜類を仕込み、コース用(?)の料理のいくつかをお皿に準備し、洋風氏と仲間たちに指示を出し、電話を確認し(予約用?)、段取りを確認し、奥の4名とワタクシのランチを仕上げ、さらに調理場の一部を拭きながら、仕込んでいる料理のいくつかをささっと味見(?)し、その上…

トイレの電球が消えているのにまで気づいてチェックしていた…笑。。。

か、神業。。?!

いや、もう万歩計で計りたいくらい足運びと移動の量と質も違ったよ。

お客さんたちへの挨拶も…

大将:はっきりと目をみて、よく通るが大きすぎない声で語尾まで くっきり発音。

バイト君:遅れてぼそぼそと消え入るような語尾と何をみているのか不明な目つき。

天と地、なり。

なにかと勉強になったランチでした。

そして、帰り際…

大将「ありがとうございました。またおいでください。ニコッ (^^ 彡

と爽やか笑顔。。。

密かに(?)萌。💛

また行こうっと♪ (単純)

効率的で自然で無理の少ない、生産的かつ工夫された動きに弱いKaoruでした、ちゃん、ちゃん。

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