グループあるある② 謎の存在。
=「質問すること自体が目的になっている人」
確かにね、日本人は質問しないとか大人しすぎるとか自己主張が足りないとか言われて久しい21世紀。だからって…笑
ただ質問の時間に「発言」すれば良いってものでもな~い!(;´・ω・)
アレクサンダー・テクニークのWSやムーヴメントのグループクラスでも、はたまた通訳でどこかの大御所のクラスについたときも、とにかくグループの士気を下げ、
半ば「KY」な空気を漂わせてしまうのが、質問そのものを目的とした質問。
(に聞こえてしまうような発言も含まれます 泣)
無意識かもしれませんが、
おそらく「自分、ちゃんと参加してますよアピール」や「私、積極的です、真剣です」みたいな自意識過剰に近い感じがあるんでしょうね。
なので、質問の目的や意図がずれてしまっていても気づかない。
もったいないです。
例えば、今の時点での「分からないこと」を聞かれているのに「感想」をたらたらと述べてしまう。自分の考えを言葉にして整理したいのは山々ですが、「質問」とは違いますよね?
話初めに何を聞きたいのか、まず1~2行程度の文章をシュミレーションしてみると良いです。
「今のエクササイズが実際の芝居にどうつながるのか、確認させてください。」とか(笑)
「これを上達させるためには、他にはどんな方法がありますか?」とか。
日本語の文法の語順だと特に「質問するはずが…感想になっちゃった」。
これが起きやすい。文章の終わりまでいかないと、終着点が定まらないことが多いので、考えながら話すとあちこち行きやすいんですよ…(^^ゞ
他に気を付けたい傾向は、「つぶやき」型。
率直や正直が良いからといって、ただ感じたがままを口にすると、
「…えっとぉ…すごくからだが軽くなった感じがして…ていうか、感じなんですけど…背筋が伸びたって言うか…あ、あと途中で、いつも首が痛いんですけど…それがあまり…なんか楽っていうか…昔、部活でケガして…それからなんですけど…地に足ついてるみたいな…で…さっき言ってたじゃないですか?…あの~…」
中略。。。
こ、これはっ!まさしく!
…「まるで日記!」
キャーッ、赤面でございます!
…という訳で、
ワンポイント アドバイス:自分の文章の「構文」が「疑問文」またはその仲間の体になっているか、一瞬考えてから質問すると自分も周りも楽です。
もしくは、最初に「質問したいことは○○です」と言ってしまうと良いですよ。お試しくださいね♪
Kaoru
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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