虎の巻:第2回 願書や応募書類のミソ 前編

あくまで参考例ですが、これまで書類を出してきた側(懐かしい)、書類を毎年みる側としての経験から「あり!OR ナシ!」を整理したいと思います。

2016年に備えて充電期間中の方々や新年度に怯える(?)学生さんの参考になれば幸いです。先生方は…「あるある!」「そうそう!」をお楽しみクダサイ。

①基本的及び重要な記載事項

名前や連絡先等は指定通り、相手が読みやすいようにはっきりと書きましょう。略式表記や俗称はいけません。アホまたはふざけていると思われます!

②プロフィール写真!

これが問題!演劇に限らずバレエやオペラ、声の仕事でも問題になる重要な写真。まず、サイズは守ってください。以前、写真欄の中心に小さなパスポート写真を張り付けていたナマケモノがおりましたが、当然、落ちました。

世の中まだ捨てたもんじゃありません。

とにかく、はっきりと顔や全身なら姿がみえるものを。サングラス、帽子は禁止…って書いてて、アホらしくなってきたぁ…しかし、前髪が邪魔な写真、おしゃれ用サングラスがヘアバンド替わりになっている写真、おしゃれをきどった禿隠しと誤解される帽子、カラーコンタクトで目の表情がなくなっている方たち、もったいないです、やめましょう。

最近多い、デジカメでセルフィーやタイマーで撮った写真もどことなくバレます、やめましょう。

また背景も自分の髪型や顔の輪郭を考えて取りましょう。髪の毛と後ろの黒いバックが同化していると、モノクロコピーをとったとき、まるで「貞子」です。( ;∀;)

男性のオシャレ髭もコピーを撮ると、ほぼ「泥棒化」します。(-_-;) 損です。流行より清潔感を出し、自分の姿を露わにしてください。あえて不潔風な人と仕事をしたい人はほぼいません。

押入れの前や仏壇や階段など、よくわからない自宅のどこかで撮ったものも変です。笑いをとる必要はありません。仕事の場はユーモアがあっても笑いが目的であっても方法については真剣です。簡潔に自分の姿がすっきりとはっきり見える写真を。

服装も「自分の写真が先に面接にいく」と考えてください。面接いくのにジャージとかよれよれのシャツって、ないでしょう?=それらはダメなのです。

③学歴・職歴

詐称はバレます、やめましょう。また日本では学歴や職歴の間が空いていると疑われがちです。正しく書くだけでなく、間はなんのための間だったのか、聞かれたときに説明できるよう心得ておいてください。カルチャーセンターや習い事を並べる人もやめましょう、プロの書類に(極めていない)趣味の記載は要りません。

演出家の名前や作品名などは正確に。敬語を間違って使うと失笑をかいます。

④特技・特殊技能・資格

ないなら書かないでください。適当にかいてもバレます。「英検3級」のような「ふつうじゃん!」と却下される程度のものも書く必要ありません。

さて、ここで、ワタクシが小学生のときの衝撃的な記憶をご紹介。

↓ 事務所所属の俳優(&タレント)養成所のある授業にて。

○○テレビのディレクター「はい、次。▽さん。特技はなにかありますか?」

クラスメイトの女性(25歳)「はいっ!歌が得意です!」

ディレクター「じゃ、歌ってみて。」

メイト女性「えっ?!…今、ですか?」

ディレクター「得意なんでしょ?」

メイト女性「…えっ、なにを歌えば…?」

ディレクター「得意って言うなら、いますぐ歌えなきゃ。歌えないなら得意とは言えない」(きっぱり)

メイト女性「…じゃ、じゃあ…(モジモジ)歌いますっ」

おおっ!とクラス全10数名が緊張した瞬間、

聞こえてきたのは「ドナドナ」!!!

ああ、やっちまった。。大人に混じった小学生の私は、いたたまれない気持ちに。(生意気、笑)

ディレクター「もういいっ!うまくない!下手っ!(怒)」

小Kaoru(えっ?そこ?!)

という訳で、不特定多数の方々が公に相当ほめるレベルでないと特技とか得意とは言えません。日本舞踊なら名取りレベル、クラシックバレエなら10数年以上ですかね。

近年あるYoutubeから盗んできた漫談やえせダンスや手品や話芸もおやめください。審査員は目を細めつつ、心で泣いています、はやく終わりたいな、と。(笑)

平和が一番です。よく考えて準備しましょう。

後編へ続く~。

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