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演技の参考になる名作映画②名優ロビン・ウイリアムスが光る…

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外せないのは…

いつみても素晴らしい『グッドウィル・ハンティング』(Goodwill=善意(や好意)を求めてというような意味)です☆

日本版の不思議なトレイラーはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=r7r8Kt1NykI

さて、気を取り直して……..

この映画の突出して素晴らしいところは

・脚本/台本(当時まだ駆け出しだったベン・アフレックと全くの新人だったマット・デイモン!凄すぎる!しかも大学時代から….💦)

ほんと!

久しぶりに改めて文章で読みましたが、書かれているセリフも素晴らしい既知に富んだ、かつ知的で賢い格言になるような人間についてのポジティブで人間らしい寛容な名言が溢れている。(直接的な状況の説明や国語の意味のようなセリフ、媚びた表現やくさい誇張、ダサい作家の主義主張を全員がただ言うようなこじつけはナシ!)

特に良いポイントは

「なんでも状況次第」

ではない!という点。

被害にずっとあっている、ずっと悪者のままいる、いつでもどこでもただ傍観している….

な~んて平べったいヒトは出てこない(そんな安く描かれていない)

人間のいろいろな目的や感情や行動はとにかく『状況次第だよね』という陰気な信条が染み出ている劇を読んだり観たりすると、

いや~~~~~~~~な気持ちに沈みますね。

「あなた!そんな陰気で殺伐とした世界観だったの?!😢」と…。(それに状況を作り出しているのは人々ですよ、もともと。最初からただ状況があるわけではないでしょ)

じゃあ、なぜ演劇や音楽やっているのよ?と密かにツッコミたくなりますわ、私。

さて、

・俳優たち(ロビン・ウイリアムス、マット・デイモン、ベン・アフレック、ミニ―・ドライバー、そしてステラン・スカルスガルド~!)

その後の活躍はもちろんですが、メインの3人が

どこもかしこもが、「繊細、丁寧、人間的、現実的、まるごとやっている」

感情も思考もずっとうごいていて、変化していって、かつ目的に向かっていっていて、その上で交流している。

そしてこれはこの作品の特徴なのですが、登場人物たちが

全員!

全員、より人間らしく、より善い方向へ、(人間らしい超目的に向かって)

み~~~~~~んな成長するんですよ!

主人公独りだけじゃなくて、みんな!

・劇の構成要素(何かを知らない方は各種読解やエクササイズのクラス来てね)をすべて含んでいるシーンしかない!

設定(状況)だけみると、似てるもの同士が出てきているように国語の意味では聞こえるし、かつそうみえるのですが、実際はとっても異なる!

みなさん、あらすじをただ信じていてはいけません。(笑)

ブルーレイが発売になったときのトレイラーをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=QSMvyuEeIyw

ほらね!

(まだトレイラーなのに)ちゃ~んと一つ一つの言動が一貫していて、「子どもやマンガのように分かり易い=(簡略)」になっているのではなく、シンプル(単純)に「人間とは」、「生きるとは」を素直に善意に満ち満ちて描いている点。俳優たちの「他人観・世界観・価値基準」がバレやすい演劇・映画ならではのリスク!

もちろん全員に葛藤もあり、良い意味でハラハラするけれど、全員を好意的にみられる数少ない名作!(バーで嫌がらせしてくる学生ですら苦悩や立場や弱さが寛容に暖かく描かれているよね)

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ブルーレイでこんなに高額?!驚きました。

しかしレンタルもアマゾンでできるようです。お手軽さはレンタルかな。

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殺伐とした人間観、冷たいサブテキスト、幼稚でつめの甘い不思議な演技やその場しのぎの演出や陰気な俳優(自身)のひどい公演などで悲しくなったら、この映画をみてください。

ホント。

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次回クラスの企画をしています。私が得意な戯曲読解や演技の仕組み、モノローグ道場などを考えています。参加したい方々で久しぶりの方や新人の方々は今回のラバンに出ておさらいなり、研鑽なりをしておいてくださいね♪期待してます🐈

 

 

 

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