善い俳優のうっかり落とし穴①「初見」のとき…

今日は辛口でお送りします🍛 そして記事、長いです。

台本を渡されて、配役が(暫定的にでも)決まって、さあ♪ やってみよう♬

….嬉しい、楽しい、ドキドキ❤…オーディションでも稽古でもワクワクですね!

って…….ちょ、ちょっと待って!

出ました!鬼軍曹改め 「大佐」(年齢的に?!)へ勝手に昇進したいKaoruです💦

冗談はさておき….

そうです。

ここが腕の見せ所。だから、慌てないでネ!

日ごろの教養素養、知性想像力、これまでの勉強や訓練や練習の成果など、すべての蓄積が本領発揮されるところです。

なぜって….

そう。

こういう台本の内容もあらすじ程度で、作家についても把握する時間なく、誰の助けもほぼなく、いわゆる「初見」のときに、

(うっかり?ちゃっかり?)出ちゃうのが、

「実力」

そうです。泣いても笑っても、

こういう時に、人前で、準備やガイドや指導も演出も先輩の助言もなく、多少緊張していても、多少疲れていても、

まず「やってみよう」みたいな場面で、

どこまで最大限に能力発揮ができるか!

それが「実力」(^^ゞ

キビシイようですが💦

ここで立ち尽くしたり、声色つくったり、所作だけがんばったり、ただ「状況と僕(私)」みたいに受け身でいたり、台本を「読む」のに夢中で(-_-;)、なんとなく「それっぽい様子(困っている/探っている/考えている)」でいるとか、相手を無視とか…..

こういうときに小手先技やクセ(英語圏では『トリック』といいます)を繰り出してしまふ=「不正直」、「ケチ!」(笑)、「リスクを取らない人」

とキビシイ&一流の現場ではみなされます。(少なくとも私の知っている範囲)

「いや劇の状況良く分かってないから、まだ調べものしてないので、まだ慣れてないから、よく考える時間ないんだから、ま、しょうがないよ、そんなすぐ出来ない」

とみなが甘えあう集団もあるでしょうが、

こういうのは….

冷たいようですが💦

まあ….

言い訳です。(第一線の方々(世界の巨匠たち)からすれば)

経験の差はあれど、

それらの条件や状況は演出家もコーチもスタッフもほぼみな同じ状況なワケで…

おおよそ、あらすじと、

①これはいつ?
②これはどこ?
③あなたは誰?相手は誰?
④どこから来た?
⑤何の前?

が分かっていれば、

まあ、超目的やドンピシャ☆なシーン毎の目的がはっきりしなくても、

シーン内のおおまかな単位(たいてい数ページ程度)における主人公やその相手の「目的」は、よっぽどの突飛な作家でもない限り、賞を取ったり翻訳されたり映画になるような(ストーリーやテーマがはっきりした)名作であれば、

ま、ほぼ、フォーカスが絞れます(-_-;)💦

劇中、そのシーンの前後で起きている出来事(イベントね)が人類共通普遍の(家族や恋愛や生死、愛や幸福や葛藤)であればあるほど、

…そんなに、種類ないよ?

爆笑

そう、ギリシャ劇にすべての劇の類型がみられる、と解説した学者がいましたが、

戯曲を読めば読むほど、映画をみればみるほど、

ホントにその通りだなと思います。

しかし….

マジメな俳優は、

「ちゃんと掘り下げてないから、まだ分からない」
「演出家の説明を聞いてないから、分からない」
「まだ時間かけてないから、もっと難しいはず」
「初見で『目的』なんか分かるわけない!」
「間違えたくない」、「自分にすぐ出来るはずがない」
「教えてもらってない!」、「迷惑をかけてはいけない」

というような💦

極めて健康的、かつ真面目な態度で臨んでしまいます。。。

Orz…….

STOP! 値下げ!STOP ディスカウント!

笑笑

そうです。

こういうとき、あえて(というほどでもありませんが)

しっかり、大きい感情から追っていけば、

ト書き+セリフをヒントに、

「何が私(自分が演じるキャラクター)にこのような言動をさせるのか?」

すぐさま掘り始めることができます!

できます。みなさん、出来ますよ!

方法さえ学んでしまえば、慣れてしまえば、出来ます。

まず「大きいものから取り掛かること」

これを肝に銘じて、シーン内での「大きな感情、大きな目的、大きな骨組み」からいきましょう。

細かな「状況とその周辺のこと」や「上演時にお客さんがみるであろう様子」から入ってはイケマセン●~*

善良な俳優ほど、

「え~っと、ここにたぶんソファーがあって、向こうが扉で、あっちがキッチンで…」
「怒ってるかな~?逆に優しい感じ?いや、もっとキツいのかも….?」
「若々しいのかも、いや違う、きっと困っている、ああ、そうか心配しているんだ」
「落ち込んでいるのかな~『状況』としては、たぶんよくあるのは意気消沈かぁ…」
「もし『自分』だったら、こういう『状況』なら、たぶんこういう口調かなぁ…」
「ああ、よくあるシチュエーション(状況)ね。分かる、分かる!自分も…」

というような💦

セリフやト書きの国語の意味に合っているというだけで、

極めて個人的(なだけ)、かつ「状況のことばかり」をやってしまいます。

たぶん「安全第一」👷と思うと、そうなる。

それだと、おそらく….身体もニュートラルで居てしまう。

「状況の把握」から固めていけば、大幅にトンチンカンすることはない、見た目も悪くない、恥かくことはない、酷く外れることはない、相手役に迷惑をかけることはないだろう….

確かに、そうですね。善良な意図。

✖がつくことはないでしょう、おそらく。

でも….

◎ がつくこともないです、たぶん。

と言うことは

😲😲😲

「何やってるの❓!」

苦笑

「シーンをやってみる」意味、ほとんどナシ~❢

OMG!

😲😲😲

そうです、実際に台本を手に持ちつつでも、動きつつ、声にだしてセリフよみつつしたのは「何にため?」だったの?!

「演じるため」「演じる準備を始めるため」「人物たちと戯曲を理解するため」

だったでしょう?

どうしちゃったの~~~~~~~~😭

😿😿😿

ダメ押しで書きますが(( ー`дー´)キリッ

日ごろの教養素養、知性想像力、これまでの勉強や訓練や練習の成果など、すべての蓄積が本領発揮されるところは、公演初日でも中日でも千秋楽でもなく、

「初見のとき」

つまり公演のリハーサルだったら顔合わせ日や初回の読み合わせなり、立ち稽古の初回時なのです。オーディションだったら1テイク目、1回目の取り組み時。クラスだったらこれまた1回目時。

逆に、公演の本番公演のいろいろはスタッフ含め「みんなで」(様々な事情はあっても)時間をかけて、お互いに工夫して、みんなで作り上げた結果ですから、

「あなたの実力」とは言えないかもしれません。

…よ?

●~*●~*●~*

ちゃん、ちゃん!

2018年は3月末にシーンのクラスおよびモノローグ道場(笑)もラバン入門と一緒に開催できたらいいなと検討しております。日程にご希望がある方は個別でご相談ください。できる限り考慮してすり合わせたいと思います♫

珍しく働くワタシの様子をアップしてみました(笑) 😊

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