シーンをつかった「マスタークラス」で総合力が養われる…前に…

毎日嬉しくも大忙しの12月末!ありがとうございました(^^)/

日々の疲労にとどめを刺したのは(笑)、世界&日本の名作からシーンを選んで「演じること」と「戯曲読解&分析」を組み合わせるマスタークラス。

俳優の作業を見直し、実験し、深める、演技の総合クラスです。(いろいろな事情で(-_-;))現場ではゆっくりできないところ、挑戦しづらい部分も取り出して、能力アップを図り、磨く大切な時間でございます。

戯曲がと~~~っても緻密で何重にも構造のある素晴らしい傑作ですので、2週間前から台本とお渡しし、特に課題にするシーン2つとキャスティングも発表しました。(^^♪

コース開始1週間前までに、数回、戯曲読解&分析の課題を確認した……かったんだけどね (^^;

どうにも、戯曲が読めない…らしい。。。

習ったことがない、と。曰く、です。(苦笑)

習ったことあっても、どうも国語の解釈とか、国語の延長での「読み」だっただけで、「演じるため」の読解や分析やしたことがない、と。有能な演出家や監督が手とり足とり決めてくれて、代わりに考えて検証して、代わりにいろいろ決断してくれていたのでしょうね。。

とほほ。(-_-;)

これまで多少やってきた方も、やはり「事実」をどう理解するか、「事実」をどう結びつけるか、そして肝心の「演じるため」に自分の演じる役の人物の=当事者として、どう戯曲に書かれている多くの事実に「固有の意味づけをするか」ができてない! 😠 そのくせ、書かれていない事実は勝手にでっちあげる!😡

そのため……難航いたしました。

勉強熱心な俳優たちでもそうなんですからね…(T_T)

どうりで奇妙な戯曲や変チクリンに歪んだ浅い公演が多いはずですわ。。。とほほ。

という訳で、マスタークラス初日まで、戯曲に書かれている事実を洗い出す!

+必要な調べものをする!

というまるで探偵!のような作業から~(:_;)

やり直し~!

いくらニートしてても(!)、ガスや水や電気も使っていて、人間がひとりぽっちで生きていない以上、生死はさておきどこかの男女から生まれている訳で(苦笑)、結局は登場するすべての人間、すべての事象について考えを巡らせることになるのですが…

…こういった事実、事実関係とその影響を考え、想像し、登場人物の立場から事象を検証し、意味づけするという手間を省くと、演じづらくなるのは当たり前です。怒!

さて、私は先日、普段はTVを観ないKaoruですが、母宅で犯罪事件の捜査官とそのチームが主人公の人気アメリカの娯楽ドラマ番組を観ましたよ。

捜査が難航する中、その主人公のベテラン捜査官ギブス氏がチームに、

ギブス捜査官「ルール!№4!『偶然は存在しない!』」

とルールを説いたのです。

(ルールがたくさんあるらしい。何番だったかは忘れました。)

これだ!!!

いや、ふざけている訳ではなく、ホンキです。

そう。戯曲って、とある劇作家という人間が、結末まで、いつ、どこで、誰で、どんな人で、どういう目的があって、どんな動機があって……などなど、全員分、言動を「選んで」書いているんですよね。世界の巨匠の人生を賭けてのプロの仕事ぶりに「偶然」ってないです。(笑)ひ、ひどいっ!泣

日常の生活は(未だ)結末が決まってないので、もちろん偶然に近い事故や事件も多く含まれていると思われます。

しかし、演劇ですぞ?!「劇」ですぞ?!

結末がおおよそ(思わせぶりにしても 笑)一応の方向が決まっているではないですか?!

ということは、「偶然」なんて通用しないワケで。。。(^^ゞ

ありがとう、ギブス捜査官!(`・ω・´)ゞ

笑!

くだらないドラマと言ってしまえばそれまでですし、犯罪を美化している所もありますが、「事実重視」、「因果関係を検証する」、「事象から意味を読み解く」という点では、なかなか参考になるドラマなのでした。

マスターの巻、次号へ続く~

 

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