いまだかつてない苦情ー熱心なのはどっち?

 

演劇の価値を高めたい、オリジナルで勝負したい、若手に負けないぞ、面白いのやるぜ!音楽の素晴らしさをもっと広めたい、ヨーロッパでも通用するよう目指すyo!
ダンスを通じて生きることの歓びがどーの、健康と美容が(笑)どーのこーの、

みなさん、いろいろ素敵なご希望はあるらしい。

そこにウソはないと思ふ今日この頃。

特に、私はプロ✨とプロを目指す人達👊の指導がほとんどなので、

もっと面白い作品を♪さらに生き生きした表現を❣一人一人の本当の個性を❤
一層深い、味のある、上演の意義ある公演を♥何度も観たくなるような魅力を♪

などと思ってしまふのですが……..

どうも……….

当事者たちは……

そうでも…………ないかも???

まさか❢

と思いたいけど…..

ねぇ……う~ん…….💦

🐈🐈🐈

かつて私がロンドンのセントラル・スクール・オブ・スピーチ&ドラマ(演劇学校)の大学院生だった昔….

私たちムーヴメントコースの10名は各々ムーブメント演出と指導の実習(見習い)として内外の劇団や巨匠たちに「弟子入り」していた。

毎日10名が別々の劇団や演劇学校や師匠ズのもとへ送られ見習いしつつ、実習という名の実地訓練(教えたり演出したり)をしては、セントラルでさらにセントラルの師匠ズからビシバシ指導を受ける毎週毎月….そう…..院生と言えども、疲れていた💦

そんなある日。。

同胞と私が(疲労困憊で)図書館前の廊下を歩いていると….

俳優コース(名門のため金の卵と呼ばれる)の1年生A子(👧22歳くらい)が走ってきた。

そう、私は彼女のムーヴメントクラスのV師匠の弟子でもあるので、朝のクラスを見学しているから彼女の顔は知っているのだ….

が….

A子は必死の形相で走ってきて、

何の前振りもなく、突然、言い放った。

A子「ねえKaoru、明後日の夕方、時間空いてる?」

Kaoru「は、はい!😲 たぶん….え~っと….(と急いで手帳を出す私)」

A子「私、アニマルの課題(動物の研究から役作りを学ぶもの)やってるんだけど、Kaoruチェックして!アドバイス頂戴なんでもいいから。自分でも研究してるんだけど、重心の移動や背骨の動きがイマイチなの。手先足先もまだ良くないと思う。私、部屋とって練習してるから、明後日あそこのスタジオ来て、18時ね、多少遅れてもいいから、とにかく来てね!」

えっ?(*_*)

Kaoru「えっと…..?」

A子は恐ろしい般若のような形相で私の顔をにらみつけた(ようにみえた笑)。

A子「ねえ、来られるでしょ?ずっと見てなくてもいいから、居られるだけいて!とにかく一応18時ね。先にやってるから、来られる時間になったら来てよ?」

え~っと💦 私はこれでも先輩なんですが…..はははっ(^^ゞ

下級生の(金の卵コースだけどまだ1年目の🐥)激しい練習への意気込みとその用意周到さに、しばし放心…

 

こ、これが噂に聞く…

「練習の鬼」!

🐣

ひえ~~~~~!!!

疲労困憊の私(と同胞)は目が覚めた!⚡

いまだかつてない文句や苦情……

それは….

「もっと教えてください!これじゃあ、足りません」

「もっとたくさん課題出してください!もっとできますから」

「厳しく細かく指導してください!より良くすることができるはずだから」

「あなた専門家なんだから、いい方法知ってるでしょう?!もっとチェックして!」

というような暑苦しい(笑)

しかしながら、教師冥利につきる、

結果、みんながハッピー✨になるための、日々のトレーニングや練習、そしてリハーサルへの異常なまでの集中力と探求心と、それを実際にすぐ行動に移す「実行力」。

2日後の18時、私が自分のクラスが終わやいなや、ダッシュ💨でA子のいるスタジオへ走ったのは、みなさんの想像にかたくない…ね。。

そう、万が一なんらかの理由で行かなかったら、刺されそうな勢いだったA子よ…😿

当然、私がスタジオについたら、

ばっちり本番と同じ全身黒の稽古着で(全身の様子がしっかり見える)、ぴっちり前髪も留めて(表情もみえるように)、

スタジオの床の上を、たった一人這いつくばって、額に汗して練習しているA子がいた…..

私は….

ちょっと感激した。

なぜなら、

先輩とは言え(V師匠の弟子と言えども)、どこの誰かも知れない、何が出来るのかよく分からんであろう(しかも日本人の)、数回しか会ったことのない私を、やけくそかもしれないが(笑)、とにかく信用し、コーチとして、練習し、準備して迎えたのだ。たった22歳くらいの演劇学校1年生のヒヨコが、たった一人で。

「やるしかない!」

そうだ!私もこの「練習の鬼」の期待に応えて、この機会を最大限に活かすのだ!自分のためにも、彼女のためにも!

「ハロ~」とか「調子はど~お?」みたいな可愛い🎀前置きは今日も無く(;´д`)

一通り準備してきた部分をやり終わったA子が動きを止めて、

突如、

「来てくれてありがとう。」

と言ったのも、一瞬だけ。

A子「じゃ、どこが悪いか言ってみて。」

と💦

ここからスタート😲

さらにA子はさすがV師匠の金の卵、

「私は歩行のリズムと重心の移動がイマイチだと思う、特にスピードが変わるとき」

と自ら自分の弱点に切り込んだ。

こりゃ、コーチも負けてられんです(笑)💨

特訓じゃぁ!

それはそれは……

とてつもなく充実した、すべてが具体的で、建設的な、(試行錯誤ではない)実験の連続でした。

先輩も後輩もなく、人種も生い立ちも関係なく、何の言い訳もせず、防衛もせず、ただ二人の演劇人が持てるすべての知識と体験をシェアして、よりよいものを作ろうと真摯に進んでいく….

とても貴重で有意義な本当の個人レッスンの時間でした。

🐣🐣

後日…

噂の1年生のアニマル・スタディーの発表会。

ドキドキ…….

ちょっと親心もあり…….

ハラハラ….💓………..

あれから、どうなったかしら……?A子、上達したかしら?…きっとダイジョブね、あんなに練習していたんだもん……♪

あ、知り合いのハンサムボーイC君がど真ん中で、もう板付きで準備中だわ💛(笑)

お互い😉ウインクして(変な挨拶💦)、

さて、みなさんが席について、

うちのV師匠の3行くらいの挨拶(みな前置きが短い学校 笑)がとっとと終わり、

始まった最初のグループ!

ゔああああああっ⁉

えええええええええええっ???!!!

前述のハンサムボーイC君が……..💦

バカうま!

えっ?!

とドン引くほどの変容ぶり。

あのギリシャ彫刻のような美貌をめちゃめちゃに崩しての、

トカゲ!大型のトカゲ!あれは完全に爬虫類!ひえ~~~~

塗れている地面を歩いているのね、湿気がある暑い気候で晴れているのね~、ああ、ひらべったい身体ね、ああその皮膚か~、そのまばたき!ああその舌の様子!😲と、

見えないはずの環境、その感覚までもが鮮やかに刻々と伝わってくる出来栄え!✨

そう、

みんなバカうま!

だったのだ。

どのグループもみな上手い!

絶妙にそれぞれが特徴を捉えている。何もかもが、くっきりはっきりしている。

あれだけ練習していたA子…..

確かに上達はしていたけど……

「良い~とても良い」

くらいでした。。。

ちょっと砕けた、私の親バカ心。。。😢

そう、

みんなが「練習の鬼」👹だったのだ……

私が甘うございました。。。

「練習。それはできるようになること」

ちなみに、

途中、ものすごい🐵サルの声が「うぎゃああああああ~~~~~~~」と響いて…..

「えっ?録音じゃない⁉生?!はあ❓え~、誰か🐵サル連れてきちゃったぁ?!」

と思って声がした方をみたら…..

親玉V師匠の旦那さんP氏でした。。。。

上には上がいる世界…..

「できるようになるのが練習」

ではあるが、それだけでも、未だ足りない。

そんな厳しさも知った一件でした。

🐤🐤

いまだかつてない文句や苦情たち:「もっと教えてください!これじゃあ、足りません」。「もっとたくさん課題出してください!もっとできますから」、「厳しく細かく指導してください!より良くすることができるはずだから」、「あなた専門家なんだから、いい方法知ってるでしょう?!もっとチェックして!」

お待ちしております。

 

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