「感じさせる」魔力はナシよ

もうすぐクリスマス🎄出会ったころからハンサムお爺ちゃんだったロビン師匠を思い出したので、そんな師匠の名言から面白い?哲学的示唆に富んだ発言をご紹介・・・

うちのアレクサンダー・テクニークの師匠は昔はさぞかしモテモテだったに違いない(笑)スポーツ大好きなハンサムお爺ちゃん☆

オペラや演劇を愛する家庭環境からラグビー部を経て有名演劇学校へ進学して優秀に学んでいたものの、さらなるモテ道?のためか?モダンダンスの名門ラバン・センターへ進学し、その後、紆余曲折を経て(失礼!)、アレクサンダー・テクニークの2大巨匠たちに学び、数十年を経て自ら学校を設立するまでに至った💙

そんなロビンのテニス好き、太極拳好き、アーチェリー好きはその道では知られた玄人の域で、

「仕事以外にいつもよくこんなに活発で居られるな~」と、当時若かったけど基本疲れていた(-_-;)私は思っていたのでした💦

そんな超!快活、活発おじいちゃん、ロビンが激怒する事件❣(笑)というのが年に数回あるんですが、それは基本形、

「受け身はダメ!主役は自分でしょ?!」

という生粋のイギリス人らしい(?)個人主義路線のものでした。

🐣🐣🐣

ある日、とあるお喋りオバちゃん上級生(笑)が学校に遅刻しといて&なぜかおかんむり…苦笑

上級生「だって特急が遅れてきて、それでこんなに混んでてね…(中略)こんなひどい人がいて…(中略)ロンドン市内じゃないから地下鉄なんてないし、昨日も英語の生徒たちが…(中略)私がこんなにがんばってるのに、ホント嫌になっちゃうのよね~」

さくさくレッスンを進めながら、黙っているロビン師匠(ハンサム 笑)

話続ける上級生「来週は息子が帰ってくるから本当に忙しくって…(中略)この間も▽▽へ行ったとき、私は●●と思ったのに××さんが◆◆と言ってて、こんな表情でね、それれでわざわざ私に(中略)…」

ワタクシ、な、なんだか寒気が…..(-_-;)

キョトンとしているロビン師匠….

あ、アブナイ予感。。。ドキドキ。。。

語り続ける上級生「…こんな風にされて(中略)もうホント、イヤになっちゃうのよね!😡」

あっ・・・言ってしまった・・・かも・・・?

怒り心頭な上級生「あの人って、いっつも私にこういう風に感じさせるのよっ!😡(ため息)」

た、確かに、遠距離通勤でシングルマザーな50代の彼女はいつもいろいろあって大変なんだろう・・・ちょっと同情&共感・・・

と20代のワタクシが悟り路線(笑)で流そうとしていたのも、つかの間❣

ロビン師匠「…….それ、どういう意味なの?」と静かにツッコミ。部屋が凍る。。。

上級生オバちゃん「?!」

あっ・・・もしかして・・・この感じは・・・😢

上級生オバちゃん「だからねロビン、あの人はいつも私もこんな風に嫌な感じにさせるよの。どうしてか知らないけど。(T_T)、前もね….(中略)…」

あっ・・・そこかあ!お~う、これはイカン!

と見習い時代のワタクシがドン引いたのもつかの間 、

すかさず、

ロビン師匠「…ふむ、その人には「いつもあなたを嫌な気分でそういう不満な感じに『させる』能力があるんだね?」

イギリスの典型的な(笑)風刺劇のような切り返しがっ(◎_◎;)

上級生オバちゃん「ええっ?どういう意味それ?」

ああああああ。。。。。。。(T_T) 外国人の私にも予想つくよぅ~💦

ロビン師匠「そのなんとかって人と、かんとかって言う人には、今、この目の前にもいないにも関わらず、君をそんな風にイラつかせていやな気分にさせ続ける能力があるんだね?」

といたずらっこな笑顔….ハンサム…そして、ちょいお茶目。。。。

上級生オバちゃん「…はあ?何言ってるの、ロビン?私はただこう感じさせられたっていってるだけよっ….(溜息)」

ロビン師匠「Nobody makes me feel! I feel!!!(何者も私に感じ「させる」ことなどできない。「私が」感じるのだ)」

とおもわず声が張ってしまっているハンサム…..のはずが、

目が笑ってないよゥ、師匠….😿

再び目が笑ってない師匠「Nobody MAKES me feel! I FEEL!」

(意訳:「誰かに感じさせられているんじゃないよ、自分が感じるんだよ!」

ひいいいいいいいい~~~~~~~~~~

ごもっとも~!!

そう、刺激は外からやってくるけど、そして避けられない状況も多いけど、

反応、そしてその先の応答は自分次第。

演劇出身ならではの明快さ。笑

そう、刺激そのものが運命を絶対的に限定してはいないよね。(戦乱疫病災害など除く)

状況によっては、反応を選ぶことが間に合わないことも、たくさんあるけど…

そのあとの応答、そのまた先の行動は、「選べる」!☆ 😊

演劇でいうと「解釈」って部分ですな。

俳優のまんまじゃなくて、役の人物なりの世界の見方、感じ方を探してみる、

そして役の人物に固有の解釈の仕方や偏りや傾向をいろいろ探して、実際に相手と交流して、感情もつかって、身体も動かして、実験してみる、

とても楽しいプロセスです。

想像力、モリモリ!💪

この自分以外の他人が、その人なりの世界の感じ方、見方、聞こえ方、解釈をしているという部分に興味モリモリ!してくると演技の幅が広がっていきますね!(^^)!

自分とは違った解釈で、違う順番にものをみて、違う優先順位で聞いて、違う理屈で解釈して、違った基準で判断して….が膨らませられると稽古もリハーサルも愉快♪

当時のワタクシには、(実は)ロビン師匠の演劇人っぷりがピンとは来てなかったのですが、いまとなっては、ありがたい&面白い日々でした。感謝!

今頃はスイスの山奥で、暖炉のそばでいつものように辛口な専門誌用の原稿記事を書いているでしょう(笑)

ロビン師匠、今年こそもうちょっとFBを駆使してくれるといいな~笑

みなさま、温かくして、素敵なこころにも身体にも良いクリスマスを~!!!🎄💛

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