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「何もしてない宣言」する人々、システムの「破綻」

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春!💮コートを着ないだけで、こんなに楽!

…にも関わらず、自分で自分の身体をひどく窮屈に、継続的に役立ちづらく、難しくしている人がいるんだなぁ。。。

….というのがアレクサンダー・テクニーク教師としてのKaoruのぼやき。

毎週あちこちで聞くのが、

「気づいたときに、意識はしてます」、「直してます、気づいたら」、「気づいたときに、注意してます」

という、実際は「なんもしてない宣言」😠

みんな真顔で、堂々と、正面切って、真面目に言います。。なんなの~?それ~!?

レッスンにて……

Kaoru「さあ、この間レッスンで練習した、首固めるのをやめるのと、頭を後ろに押し下げるのをやめるのと……防ぐのは上達してきたかな~?」

せーと「ああ。気づいたときに、固めないように、って思ってます。」

??

は?!

遅いよ~!それじゃ~!😡

Part II ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Kaoru「今週はどうだった~?」

せーと「また固めてるなって気づいたときに、力入れすぎてたな、って、気をつけてます。」

??!

!? 何言ってんだ~?!それのどこが「気をつけて」んの~?!

Part III  ―--------------

Kaoru「…で、背中狭くしたりつぶしたり、膝つっぱったり、骨盤押し出したりしてる癖、やめる練習した?」

せーと「あぁ、気づくとやってますね~、ときどき、ハッとします~」

コラア!!!怒 ヽ(`Д´)ノ

…………

あのね (-_-;)

自分が、自分で首固めちゃってること、頭を後ろにしょっちゅう押し下げちゃってること、だから背中も短く狭くしていることを「やめる」から「気づく」のが上手くなるのです!因果関係に注意!

イコール=

「気づかない」くらい、頻繁に、無意識的に、脚をつっぱったり、肩を持ち上げたり、食いしばったりが「うまくなっちゃってる」ということ。

「癖・習慣」ってヤツです。(T_T)

ですので、すでに「気づかない」くらい「巧み」に「繰り返し」、ひどいつかい方が意図せずともできている、という訳で…

自分の感覚だけじゃ、気づけないくらい慣れてしまっていること自体が問題だろ~に~!

ですので、「気づいたら、やめよう」とか「気づいたときに直してる」みたいな人は、上達しません。「気づけない」のですから。酷いつかい方、故に気づけないのです。はい。だから、システム破綻してるよ。

「気づくか気づかないかに関わらず」どうもしょっちゅうひどいつかい方をしているらしいので(レッスンで言われた、指摘された、ビデオでみた、声で分かる等)、

とにかくことある毎に、頻繁に「動く前に意識する!」のだ!

自分が「感じる感じないに関わらず」動作の前に方向づけする!

ってことが必要になってくるんでっせ。

わかる~??😠

初めから「気づけてる」なら、レッスン要らないでしょ。苦笑

「気づけない」から不便で、苦労してるんでしょうに。

「じゃ、気づけるようになるにはどうしらいい?」と考えなはれ!

「気づけない」ので、そんな曖昧で移ろいやすい感覚だけじゃなくて、「思考」が必要になるのさ~。

システムの破綻、禁止!😡

はい、みなさん、覚えましょう

①「できるから、分かる。」

=できるようになるため練習をする過程で、いろいろなことが分かってくる。

②「(間違った酷いつかい方を)防ぐから、気づけるようになる」

=防ぐ練習と方向づけの実践の繰り返しを通じて、違いを感じ取れるよう「感覚が育ってくる」。

③「無意識に勝つのは意識」

「無意識的」に理にかなわないおかしなつかい方を繰り返せるくらい感覚が劣化しているのだから、その不幸にも学んで身につけてしまった癖や習慣を変えるには、「意識的に」違ったつかい方を自分にたくさん体験させるしかないのです!

です!デス!です!そうなのです!!!

みなさん、F.M.アレクサンダーの本、読んでね。翻訳してあります。by Kaoru

自分のつかい方 単行本 – 2010/11で検索してね~ 演劇と教育で有名な晩成書房です☆

フレデリック・マティアス・アレクサンダー (著), 鍬田かおる (著)

 

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