こんにちは、実は日本で初めてF.M.アレクサンダーの著書「自分のつかい方」を翻訳出版している、演技コーチの鍬田かおるです。
猛暑の中、毎週レッスンに励まれる方、また週末の演技クラスにご参加いただいたみなさまありがとうございました。
切磋琢磨し、価値観のアップデートやスキルを磨くことに、余念のない方々が詰まると、より面白い作品、さらに素晴らしい作品が増えていくのではないかとワクワクしております。
さて、私も久しぶりにですが、身体と呼吸、身体と声を切り口にした、入門と応用のクラスを開催いたします。
特に俳優の方、歌手の方、ダンサーの方、声の仕事も多い方にも好評です。
舞台・映像の現場で「声がイマイチ伸びない」「つい固まってるかも」と感じている俳優や歌手の方へ
歌、ダンス、演技……パフォーマンスの土台は、身体と感覚の耕しで決まります。
マイクの前、カメラの前、1階奥、2階席のお客様へ——
「声は出しているはずなのに、なぜか伝わらない」
「知ってはいたけど、最近なんか力みが気になる…」
「自分では、自然に動いているはずなのに、説得力がない気がする」
「練習している割には、不自由さがある」
「動きが寸づまっている感じ…」
「ボリュームを下げたら、ただのボソボソになってしまった!」
それは、単なる表現力やセンスの問題ではありません。
多くの俳優の方が、演技の練習はそれなりにしてらっしゃいます。
多くの歌手の方が、発声の事、音楽的な表現については、もちろん専門の先生について研鑽を積んでいらっしゃいます。
ダンサーの方も同じく、ダンスのクラスにはもちろん通い、ご自身を鍛錬してらっしゃいます。
それにもかかわらず、なんだか伸び悩む。
今までのやり方で、なんとなく頭打ち…一生懸命やっているはずなのに、何かがずれているのか、どうにもうまくいかない。
そんな時、「土台を底上げする」という考え方に目を向けてみませんか。
もしかすると、無意識のうちのちょっとした癖の繰り返し、
わざとやっているわけではないけれど、ついついこめてしまう「力み」や頭でわかっているけれど、混ぜてしまっている「構え」
こういったものを減らしていくだけでも、そして解放された状態に慣れていくことで、様々な上に乗っている特殊技能やご自身のスキルがぐっと、土台から持ち上がる方も多いです。そんな方のために、「声と動きが自然に“届く”身体」へ整える2日間クラスを8月の連休に開催します。
対象は、クラスの性質上、俳優・歌手・ダンサー・声優・ミュージカルなど、舞台や映像の現場で活動されている方、あるいはプロとしての学習をある程度進めている方限定です。
クラスの構成|8月開催の2日間身体と声の集中クラス
【1日目|身体と感覚の土台の見直しと呼吸のうごき】
日時:2025年8月10日(日)10:00-12:00
内容:身体の感度と軸、呼吸の質、声の通りを整える基本的な考え方の紹介。
目的:声・呼吸・うごきの土台を再構築し、感覚のズレを自覚する
【2日目|届いて・伝わる形へ応用する】
日時:2025年8月11日(月祝)13:00-15:00
内容:ご自身の専門の題材(台本・歌・振付など)で、1日目の学びや感覚を応用
目的:現場レベルで“届く表現”を手に入れる/自分の癖に気づき、抜け出すための第一歩です。
※性質上、2日目だけの参加はできません。
※現場のご都合などで参加が難しい方に限り、1日目のみの参加は可能です。
二日間で、相乗効果が生まれる内容を特別に組んでおります。
【受講料】
1日目 イントロダクションのみ:8,000円 税込
2日間 応用まで通し参加:14,000円 税込
※2日目のみの参加不可。
【会場】
都内の駅近スタジオ お申込み後に詳細をご案内いたします
よくある課題と、起きていること
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舞台では声が届かず、映像では表情が固くなる、いびるさが気になる
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表現に集中しようとすると、逆に身体がこわばってしまう、力んですかも…
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発声や演技指導で言われたことを試しても、うまく再現できない
- あがりが気になっている、大胆にできない
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指摘されたくないから、動きや声が「小さく安全」にまとまってしまう
それは、“努力不足”ではなく、まず重要な“感覚のチューニング”が置き去りになっているのかもしれません。
このクラスでは、「頑張る」「反復する」より前に、“通る身体”をつくるところから始めます。
そして、土台が変わると、演技や歌が変わる。それを体感していただきたいと考えて、二日間に凝縮した形で、今回のプログラムを組んでます。
現場で起きた、こんな変化
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「声が遠くまで通ったとき、表情もヴィヴィッドになった」
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「内容に入り込んでも崩れず、逆に周りがよく見えて、くっきり聞こえたから、夢中なのに、落ち着いて取り組めてびっくりした。」
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「緊張したままでも、“感覚が戻ってくる”経験は初めてだった」
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「歌の先生から、すごい何したの?別人みたいだと褒められた!」
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「ただ練習の量を増やすんじゃなくて、こうやって質を高めていけば、身体を痛めつけないでも、トレーニングできるんだなと、明るい気持ちになりました。」
無理なく“伝わる”状態を、自分で再現できるようになる。
それがこのクラスをきっかけにして目指していただきたい、それぞれのゴールです。
ご準備と会場
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動きやすい服装、筆記具
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2日目に参加される方は、題材(台本・歌詞・楽譜・振付・必要な場合、音源など)をご用意ください
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会場は都内スタジオ(お申し込みの方に個別にご案内)
少人数/事前予約制ですので、ご相談はおはやめにお願いします。
お申し込み・ご連絡方法
▶︎ 参加をご希望の方は、にて
「8月身体クラス参加希望」とだけお送りください。
1日目のみ、2日間通しなどご希望も添えていただけると助かります。
すでにお待ちだった方がいらっしゃり、残席はわずかとなっておりますので、お早めにご連絡ください。
こんな方に選ばれています(過去のご参加者例)
・努力しているのに、1年中なんとなく身体が重くて、辛い時は興奮して乗り切ってる
・歌やダンスは一応評価されるけど、実は突き抜けてない…
・息が浅い気がする、緊張してうまくいかないパニックの体験があった…
・「もう少し深い演技がしたい」と思っていたが、つい先延ばししてきた
・監督の演出が抽象的で、自分に必要な課題がピンと来なくて困ってた…
そうした方々が、これまでも2日間、3日間、4日間のクラスをきっかけに、驚くような変化を経験されて、次の舞台や映画や映像の仕事へつなげています。

演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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