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’Plagiarism’=盗作と思われますよ!

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先日は生徒さんとNTライブの話をしていて💛

日本では意外に(?)無視されている感のある’Plagiarism’(他人のアイデアや言い回しや表現、発見を盗み自分独自かののように使うこと)について思い出しました。

親がいて、学校へいって、いろんなヒトに囲まれて、さまざまなものをみて、きいて、育っていけば、当然いろんな影響をあちこちから受けるのですが、

高等教育へ進んだときに問題となるのが「Plagiarism」=盗用ですわ。

(悪意のあるナシは関係なし!)

日本語で「剽窃(ひょうせつ)」とも言う、と最近知ったKaoruです。。(-_-;)💦

さて、ワタクシは大昔!進学したロンドン大学でその洗礼を受けました。

私の通っていたゴールド・スミスカレッジは、世界に名だたる現代美術の先駆け。文化人類学、メディア・スタディー、音楽、演劇も優秀だったんですが、なによりもリベラル✨ 女性初の学部長を生んだのも、我らがパンク・ロック精神♬に溢れるゴールドスミスだったわけです。

さて、そんなサメのホルマリン漬けやらでターナー賞バリバリの(笑)現代美術界の度肝を抜く先輩たち含め、全学生が学部生の1年目からしつこ~く指導されるのが、

「Plagiarism」=盗用

慣れない留学生が苦労するのも(現地人もだけど)、ぜったいご法度の盗用をしないように、うっかり間違って、無意識でも盗用しないように、という用意周到な準備。

例えば、美術学科の学生がとあるビデオ作品をつくる。

なかなか面白い。カメラづかいも、題材のアイデアも、編集も、いろいろと。

そこで、チューター(指導教員)に聞かれます。

「うん、面白いねえ。で、この作品のアイデアはどこから来たの?この組み合わせは?なぜ題材をこれに絞ったの?この部分は誰へのオマージュ?この様式はまるで60年代の●●に似ているけど、どういう過程を経て、君はこの切り口にしたの?」

😲

多くのふつーの学生および慣れない留学生はここですでに驚いてしまいます。

だって、日本の美大や音大で、ほとんど、そんなこと聞かれないから。苦笑

OMG !!!

そうです、面白いと直感的に思った、とか、昔から好きで、とか、はたまた、偶然いいなと思って

などと言う子どものような感想や印象ばかりの「つぶやき」はバカにされます、軽蔑されます、そして、こっぴどく叱られます。

「勉強不足だ!」

と。。😢 先人への尊敬もなく、過去からの遺産もなく、ルーツもなく、なんじゃ、それ?!と。。。(-_-;)

家系図みたいに(笑)、

哲学や現代思想の流れ、歴史、歴史観、文学・美術史など

「文脈」

が問われます。

そりゃ、そうだ、笑 💦

誰も、突然変異で飛び出てくるわけでナシ

そして、

日本で時々、悪い意味で度肝を抜かれるのが、

正々堂々とTVコマーシャルや広告でみる

明らかに●●監督の名作映画や■■巨匠の有名作品の

「コピー」

オマージュでもなく、パロディーでもなく、

ただの

「盗作」

!!!

恥ずかしいし😡

つまらないし😠

残念すぎる……………

知ることは愉しい。できるようになることは、もっと嬉しい♥

相乗効果でもっと楽しい♪

2017年ももう少しでおわります…

やり残しのないよう、日々充実させたいと思いますね♬

12月のクラスの詳細を今週中には発表いたします。クラス選びなどで相談がある方はお早目にどうぞ。よろしくお願いします。

 

 

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