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オーディションの応募動機の書き方ーよくある間違い!

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みなさん、オーディションのお知らせも増えていますね!

2024年も2ヶ月目になりました、演技コーチのくわた かおるです。

最近、数名の方々からオーディションの、志望動機の相談を受けたので、こちらでも少しヒントを紹介できると思いました。

 

志望動機、わかっているようで、よくわからないですよね、実は…

 

アルバイトであったり、就職先であったり、「なぜそのポジションに応募しているのか」を相手に伝える場面はもちろんあると思うのですが、それでもいざ、

「なんでこのオーディションに応募してるんですか?」と聞かれると

「仕事が欲しいから」「舞台に出たいから」のような端的な答えが浮かんでしまう。

 

確かに、おそらくそうなんだろうと思いますし、それもまた真なり。

 

でもね、それを書いて、相手はあなたの書類をじっくり読もうと思うでしょうか。

この文章を少し膨らませたところで、選考している方の立場からすれば、もっと話を直接会って聞きたいとか、実際どんな人なのかを知りたいと感じるでしょうか。

 

そうなんです、当たり前のことを、端的に書くだけでは、せっかくの熱意やプロ意識や、向上心や、快活さや知性も伝わらないんです。

じゃぁ、どうしたら良い?

 

そうです、まずお相手の研究です。

キャスティングする側、募集している側が、何の情報をどんなふうに、どういった文章で書いているかじっくり読みましょう。

何についてどんな言葉を使っていますか?

誰に向けて、こういった言葉を選んでいると考えられますか?

そうです、逆算するってことですね。

相手がどんな人たちなのかわからないと(もちろん数名の方だけとは限りませんので、そこが難しいのですが)、誰に向けて文章書いてるのかがわからなくなります。

‼️

ちょっと、ラブレターに似てますよね?

(え、そんなふうに思うのは私だけですか?)

 

日本語で書いてあるからと言って、同じ言葉を使っていると考えては安易です。

同じ言葉のはずが、違う意味を含んでいると言う事と、日常でもありませんか?

それこそ、家族の間でも「遅くなる」の意味が違っていたり、友達であっても「後でやっておくね」の理解が違うからこそ、行き違ったり誤解しあったり、嫌な気分になったり、むしろ期待してしまったりすることもあるのではないでしょうか。

 

あぁ、言葉の難しさよ。

 

これが、文章となって、段落となると、ますますお互いが合意している部分と違う意味合いで使っている部分が増えていきますよね。

急いで、募集動機を、自分の気持ちをいっぱいにして、自分が言いたいことをたくさん書いてしまう「前に」!

誰に向けて、どう感じて欲しくて、何を考えて欲しくて、自分はこの文章を使うのか、とちょっと立ち止まってみてください。

 

うっかり、自分が読んだ台本(脚本)の感想や渡されている資料(映像、映画など)の感想を、ただただ素直な気持ちで、「ご意見」のように書いていませんか?

ご意見・ご感想を聞かれているんでしょうか?

いや、違ったよね

「志望・応募の動機」だったわ…..

というわけで、

 

お互い、ミスマッチングはトラブルの元やがっかり事件、しょんぼり状態にもつながりますから…

みなさんの役に立てれば幸いです。

ちょっとここで、宣伝ですが、

個人レッスンを受講してらっしゃる方に、オーディションの練習や書類の整理、宣材のコンサルティングなども行っています。

みなさん、ビフォーアフターが全然違うので、お気持ちもガラッと変わるようです。これも大切なことですよね。

日頃、クラスにお越し下さる方々や、今年初めて参加してみようと言う方々の、活動の様子など、お知らせも楽しみにしております。

 

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言葉との関係性、文章との付き合いを変えていくのは日頃からです….

 

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