こんにちは、スタジオでゆっくり個人レッスンができる時間が嬉しい演技コーチ 鍬田かおるです。
「最近、オーディションが通らなくなった」
「稽古場で、自分が何をしているのか分からなくなってきた」
そんな悩みに直面していた、ある俳優の方から届いた実際の声をご紹介します。
演技・声・身体の“土台”を底上げするレッスンとは?
── 実際に変化しているプロの俳優の女性のお声です。
■ はじめに:限界を感じていた日々
今までは、先輩を真似たり体当たりで稽古や公演をしてきました。
ここ数年、オーディションが通過できなくなって、限界が見えた気がしていました。
稽古場やオーディションでは試験を受けているような気持ちで、自分が何をしているのかよく分からなくなっていました。
(俳優・女性・30代・東京都)
■ 【初回レッスン】身体が楽=パフォーマンスが上がる!?
初めてのレッスンでしたが、こんなに変わるなんて!
声も自然に鳴りますし、身体が楽なだけでこんなにパフォーマンスが上がるんだと感動しました。
地に足がついて、自由で楽でいい意味で「他人ではなく、外に意識が向き」、前向きになりました。
毎日の舞台でマンネリになりそうなところも、新しい感覚や発見があり、舞台がまた楽しいと思えました。
■ 【2回目レッスン】「胸を張ること」がバリアになっていたと気づいた
私はつい胸を無理に張るクセで、自分からバリアして周りを見えなくしていたなと自覚しました。
固めることで、苦しさで体を興奮させて、エネルギーを出して頑張ってると思い込んでいたと思います。
数日して今までの癖に戻ってしまった!…と思ったのですが、よく考えたら、そこにも前は気づかなかったと思うと、これは自分にとって大きな進歩だと感じました。
■ 【3回目レッスン】「楽で前向き」という感覚を身体で理解できた
応用して身体に繋げていくのは難しかったです。
でも楽なのにパワフルでした。
使うところを使ってのびやかに外に放つのは、楽で前向きになれるんだと感じました。
ただの脱力なのかと勘違いしそうだったので、また新しい発見がありました。
■ 【さらに継続して】“癖”を見抜いてくれることで、本当の変化が起きた
かおる先生は癖を見抜いてくれるので、いかに自分がそこを使いすぎていたのか認識させてくださいます。
そこを変えると声も出しやすい。
伸びやかに踊れる、地に足がついて周りが見えると、いい影響ばかりです。
そんな身体でいる人が増えたら、きっと素晴らしいお芝居になると思います。
このレッスンは、*アレクサンダー・テクニークをベースにした「演技と声のための身体訓練」*です。
私は、イギリスのSTAT(Society of Teachers of the Alexander Technique)
認定教師として、22年間にわたり正式に指導を続けており、
アレクサンダー本人の著書を日本語に初めて翻訳・出版した日本人の正規の指導者です。
実は私自身も、かつては「ちゃんと練習してるのに、突き抜けない」
「どうしても身体が固まってしまう」と悩んでいました。
ダンスや台詞の練習を一生懸命に続けていても、どうしても演技が“頑張ってる感”にとどまり
モヤモヤした状態から抜け出せなかったのです。
そんな時、イギリスの大学で俳優のトレーニングを研究していた私は、アレクサンダー・テクニークに出会いました。
この“身体と意識の使い方”が変わったことで、演技も声も根本から変わっていったんです。
■ 他の教室では分からなかった方も、大歓迎です
これまでにも、「他のレッスンでは抽象的すぎてよく分からなかった」「なんかスピリチュアルっぽかった(汗)」
「自分にどう活かせばいいかが見えなかった」という方が、たくさんいらっしゃいました。
私のレッスンでは、そうした方々にも**“具体的で、わかりやすく、論理的”**と好評をいただいています。
初めて“なぜそうなるのか”が理解できた
抽象的じゃなくて、現場で応用しやすい内容だった
という声をよくいただきます。
私自身、子どもの頃からダンスや数学に取り組んできた経験があり、感覚と構造を両立させる視点が自然と育ってきました。
子供の頃は、芸能事務所に所属し、10代の頃から、舞台と映像の両方で活躍していた俳優の先生のもとについて、演技の稽古を続けながら、どうしたら面白くなるのか、なぜ自分の芝居は届かないのか、ということをずっと考え続けてきたことが、今の指導スタイルの基盤になっています。
その結果、多くの方が陥りやすいつまずきポイントや思い込みの構造を高い精度で見抜き、そこから抜け出すための導線を的確に整理してお伝えできるようになりました。
特に、アレクサンダーテクニークが確立され、音楽大学や演技スタジオ、劇団などでも取り入れられているイギリスでの教師養成コースと、様々な研修が本当に役立ちました。
■ 日本とイギリス、両方の現場を知っているからこそ伝えられることがあります
私は、イギリスの大学で俳優のトレーニングを研究し、現地の舞台現場や教育現場でも経験を積んできました。
日本とイギリスの両方のアプローチを知っているからこそ——
-
型を整えることと、自由な表現とのバランス
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再現性のある動きや声の使い方
-
現場で信頼される表現者になるための準備
といった、実践的かつ応用可能な指導ができるのが強みです。
この記事を書いた人:鍬田かおる :
演技コーチ/インティマシー・コーディネーター(ディレクター)
演技指導歴20年以上。プロ俳優・歌手・ダンサーを中心に、感情と身体のつながりを軸としたレッスンを展開中。
各種専門学校や養成所での長年の指導を経て、バイリンガルの映画スクールやパフォーミングアーツの大学でも教鞭を取る。多様なミュージカル、オペラ、映像、舞台など幅広い分野で指導。
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ちゃんとできてるのに、なぜか伝わらない?ー『キャッツ』日本初演で知った感情と身体を生きる演技
■ ご興味のある方へ
今すでに現場で活躍されている方も、これからチャレンジしたい方も、どちらも歓迎しています。
🧭 対象者:
-
声が出にくい/出すと疲れる俳優・歌手
-
舞台・映像で伸び悩んでいるパフォーマー
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ミュージカル・オペラで表現の幅を広げたい方
-
表現の“身体的基礎”を整えたいと感じている方
🗓 5月のご新規受付:1名のみ
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具体的な日程が決まっていなくても大丈夫です。
「何をやればいいか分からない」「自分に足りないものが分からない」という段階でも構いません。
まずは、お気軽にご相談ください。
まとめ
「声が出やすくなった」「身体が楽になった」「また舞台が楽しくなった」——。
この変化は、特別な才能によるものではなく、“身体との向き合い方”を少し変えたことから始まりました。
あなたも、ここから変わることができます。
今こそ、一歩を踏み出してみませんか?

演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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