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【2025年12月年末特別】 【2025年12月・年末特別】台本読解オンライン・共感と同調・シーン実践クラスの三日間

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指導歴30年、プロのアクティングコーチが指導する演技クラスのご案内です

私の記事を熱心に読んでくださる方が、個人レッスンにお越しになり、メキメキと力をつけています。

何より現場で結果が出ていくこと、周囲の評価やご自身の手ごたえも変わっていくことが、とても楽しく、重要だと感じています。

さて本日は、年末の楽しみ。演じる俳優や歌手の方のためのオンラインでの台本読解と少人数でのスタジオでの演技の実践クラスのご案内です。

現場でやりたかったけど、時間が足りなかったこと、もっと挑戦してみたい部分、なんとなく先延ばしにしてきた課題など…この年末、スッキリしませんか。

事前に、12月27日(土)のオンラインでの台本読解の講座で一緒にシーンを準備しますので、1人で悩む必要はありません。時間も効率的に使えます。

演技の底力アップさせるエクササイズのクラス及びスタジオでの演技の実践は、少人数で行いますので、たくさん体験していただく時間がございます。

 

一通りはできる。でもなぜか突き抜けられない─その違和感の正体

努力はしているつもりなのに、現場で思うように伝わらない。
できているはずなのに「伝わってこない」と言われる。
準備に時間がかかり、頭では分かっているのに身体がついてこない。

こうした“グルグル”を経験している俳優や歌手、ダンサーの方は少なくありません。

私自身、小学生の頃から芸能事務所に実はいたのですが…ずっとぐるぐるしてました。

本番で落ち着かない、なんだか相手との呼吸が噛み合わない、ニュアンスでごまかすクセから抜け出せない。

ダメ出しの内容はわかるんだけど、なかなかできない。

熱心の方ほど、もっとできるはずだったのに、その背景には、単なる気合いやセンスでは届かない、構造の理解と身体の使い方、そしてシーンを面白くするための、分析力や【自分ごと】で演じるための具体的なスキルが密接に関わっています。

それが論理的にわかるようになったのは、今から20年以上前、イギリスの大学を経て、実際に俳優を指導するためのトレーニングコースを経て、演劇学校を卒業してからでした。

台本の構造を見抜き、自分ごとで想像がむくむく広がると、行動に意味が生まれます。だから勝手に火がつくのです。

決して、気持ちをたくさん込めて念じたから、気合を入れて我慢したから、ではありません。

さらに、ドラマの本質が腹落ちして、シーンのピークを味方につけてイキイキ動けるようになると、「いま・ここ」にいる相手との応答と交流が見違えるほど変化し、キラっと光る瞬間が増えていきます。

映像、舞台に関わらず、このプロセスを経て脱皮された方は、皆さん明るく、元気になっていきます。また現場でも、落ち着いて提案ができるようになったと話されます。

この変化を、現場、そしてオーディションなどでも発揮したいところです。

実際、今年も各クラスで参加者が経験したのは、まさにこの変化でした。

この台本読解 クラスは、同調とシーン実践まで一気に繋げて、役を自分ごととして立ち上げたい俳優や歌手のための年末集中クラスです。

 

ご参加者の声

「台本の構造を理解することで、作家が描きたかった行動を当事者目線で演じられるようになったと実感しています」

「論理的なのに、気持ちを動かす力がある。
台本読解のパワフルさに驚きました」

ある参加者は、説明的な演技から抜け出し、その場に本当に存在する役として身体と声が変化した瞬間がありました。

例えば、空間・時間・関係性の視点が整理されることで、演技の次元が一段階上がったのです、そうすると、【自分ごと】になっていきますから、気持ちも自然と動くんです。

こういった本来できるはずだったことが、もっと確実になっていく変化、私もほんとに嬉しかったです。

また、熱心だった別の方も、台本の構造への理解が深まり、これまで言葉にできなかった違和感が解消され、感情が身体で伴う感覚を取り戻しました。

やはり、実感できることが重要ですよね。

この冬、自分の演技を“次の段階”へ引き上げたい方のために、年末特別クラスをご用意しました。

こんなお悩みや願いがある方へ

・シーンの状況は把握できてるのに、なぜか動きづらさが残る
・ちゃんと気持ちはあるのに、どこか違和感がある
・何をしているのか自分でも曖昧になり、伝わりにくい….
・本番で重要なことがパッと浮かばず、自信が揺らぐ
・表情や動きのバリエーションが乏しいかもしれない


・ニュアンスや雰囲気でごまかす限界を感じている…
・もっと活躍できるはずなのに、もう一歩抜け出せない
・プロとして差をつけるための、整理された方法を学びたい
・精神論ではなく、欧米のような論理的なアプローチで実践したい
・来年こそ“突き抜けた成果”につなげたい

ひとつでも当てはまるなら、この三日間は必ず意味のある時間になります。

年末特別クラスの構成

三日間で基礎から応用まで一気に積み上げ、希望される方には追加でシーンの実践へ進む流れです。


12月27日(土)18:00〜22:00

自分ごとで演じるための台本読解オンライン

海外在住、地方在住、スタジオまで来られない方も安心して受講できます。
希望者は、30・31日の少人数シーンクラスへの参加に向けて、この読解クラスで必ず準備を行います。読み方の軸を一緒に整えるのでご安心ください。

・限られた時間で深く読み込みたい方
・どこが足りないのか分からず、モヤモヤしていた方
・現場対応はできるが、もう一歩先へ行きたい方
・役を自分ごととして扱う整理をしたい方
・プロとして、もっと的確に、分析力と読解力を上げたい方

途中の休憩時間あり。
読解だけでなく、課題整理と応用に繋がるエクササイズも行います。

俳優、歌手の方だけでなく、演出家、脚本家、監督の方のご参加も歓迎しております。

登録制のZOOMです。クラスの画面は、ご事情のある方は、芸名や本名及びニックネームでの表示も可能です。


12月28日(日)13:00〜16:00

12月29日(月)13:00〜16:00

演じるための同調と共感 二日間

読解で得た整理を、反応と交流へ接続するためのエクササイズのクラス。関係性の流れから立ち上がる表現へ。

役との関係だけでなく、相手と結びつくこと、わざとつながりを切ること…これらもドラマのスキルです。

・その場の出来事に身体が自然に反応する
・役としての存在感が増す
・感覚頼みではなく、再現性のある交流が生まれる
・即興的な応答力が高まり、シーンの深みが増す

このようなことを中心に二日間、感覚的なエクササイズを進めます。

スピリチュアルな内容ではなく、相手とのつながりやご自身の身体の状態により敏感になっていただき、また想像たくましくしていく、具体的な内容です。

セリフ課題などはありませんので、ご安心ください。

オンライン台本読解やシーンクラスに参加せず、このクラスだけを受講することも可能です。


12月30日(火)12:00〜16:00

12月31日(水)12:00〜16:00

少人数シーンクラス ピークと役の個人化

三日間を通して整理した
台本の構造、関係性、目的・目標、身体の変化をどうするか、相手との交流….
これらを統合し、少人数でシーンを立ち上げる実践編です。

10年以上前、実は今も舞台や映画で活躍する俳優たちが、それはまだ若手の頃、季節ごとに足しげく通ってくれていたクラスもこちらです。

・なぜそこにいるのか、なぜセリフが必要になるかが感じ取れるようになる
・身体と声が「なぜそう動くのか」の意味を帯びて、動きやすくなる
・説明ではなく“行動が語る演技”が生まれるから、伝わるようになる
・表現のピークを味方にし、いきいきと輝く瞬間が増える
・現場で再現しやすい方法として身体に落ちるから、応用していける…

プロとして、役の人物をどう準備していったらいいのか、現場で要求されることにただ応えるだけでなく、もう一歩二歩、進んでいくための実践的な演技のクラスです。

アクティングコーチの、実際の個別のコメント及びサイドコーチングも体験していただけます。

ご参加費について

オンライン台本読解クラス
10,000円(税込)

同調と共感のエクササイズクラス2日間
16,500円 (税込)

少人数シーンクラス2日間
36,000円 (税込)

五日間を通して受講される方には、割引の適用があります、ご安心ください。
初めて講師のクラスに参加される方は、現時点でのご活動の様子やご自身の課題によっても内容の組み合わせにより、最適なご案内が変わるため、ご予約時にお気軽にご相談ください。

 

ご参加者からの声

「台本の構造を理解することで、作家が描きたかった行動を当事者目線で演じられるようになりました」


「論理的なのに、気持ちを動かす力がある。読解のパワフルさに驚きました」
「説明的なクセが消えて、シーンが立ち上がる瞬間が分かるようになりました」

 

お申し込みについて

ご所属やご年齢にかかわらず、演技をきちんと考えたい方、キャリアの転換期にいる方、俳優や歌手の経験者として次の段階へ進みたい方を歓迎します。

初めての方は
・お名前、ご所属、ご連絡先
・ご年齢、性別、ご経歴や活動の状況、現場での様子
・ご相談内容と希望されるクラス
をプロフィールに添えてご連絡ください。

件名は
【お名前・12月クラス参加希望】
としてください。

メールアドレス
kaoru(あっとまーく)kaorukuwata.com

大変恐縮ですが、何らかの事情で、サーバー等のエラーもあり得ますので、2日以上返信がない場合は、公式LINE及びお問い合わせフォームからのご確認お願いいたします。各種SNSのDMでも受け付けております。

また、こちらからご返信しても、跳ね返る場合がございます。メールの設定及び受信フォルダーのほうもご確認いただけると助かります。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

プロフィール

鍬田かおる

演技コーチ/インティマシー・コーディネーター(ディレクター)
演技指導歴20年以上。プロ俳優・歌手・ダンサーを中心に、感情と身体のつながりを軸としたレッスンと世界スタンダードの台本読解および分析のクラスを展開中。各種養成所や研修所等での指導歴を経て、映画スクールやパフォーミングアーツの大学を始め、事務所等でも指導を進める。多様なミュージカル、オペラ、映像、舞台で活躍する歌手や俳優のコーチを務める。

大切にしている指導の軸

幼少時から芸能事務所に所属し、俳優を目指し、ダンスや音楽のトレーニングを受け、また演技の私塾を経てイギリスへ留学しました。30年以上の演劇経験、ロンドン大学・ロイヤル・セントラル・スクール・オブ・スピーチ&ドラマ演劇学校大学院を卒業。正規のアレクサンダー・テクニーク教師としての専門性、ムーヴメント指導の経験を統合しながら、これまで1,900名以上の俳優・歌手・ダンサー・声優・ナレーターも指導してきました。

今回のクラスでも、表面的な形ではなく、交流が自然に生まれる“仕組み”とそれを演技に活かす方法を身体のあり方から、丁寧に扱っていきます。

また、限られた時間内に結果を出すための、実践的な指導に重きを置いています。

いずれのクラスも、これまで活動されてきたジャンルを問わず、また演技経験の長短ではなく、もっと現場で結果を出したい方、しっかりスキットしていきたい方がもっとも伸びやすい内容です。

 

12月28日、29日開催の同調と共感のエクササイズのクラスの詳細ページはこちらです。

【12月28・29日開催】俳優と歌手のための「同調と共感」エクササイズクラス

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スタジオ・オンラインどちらにも対応しています。
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取り上げて欲しいモヤモヤ、前から気になっていた点も歓迎しております。

今回の内容に「もっと知りたい」「いつか参加したい」と感じてくださった方へ。

Instagram → https://www.instagram.com/actingcoachkaorukuwata/

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台本読解についてのこのような解説記事も、公開しております。

40年の演劇歴で鍛えられた「台本を受け取ったらまず何をすべきか」7ステップ

 

クラスのキャンセルやご予約の変更等について

急病や事故などの場合は、分かった時点で必ずお知らせください。
シーンのクラスおよびエクササイズクラスは二日間通しのクラスのため、一部参加となっても返金には対応していません。キャンセルや振替の詳細は、ご予約時のメールにもご案内させていただいております。

 

 

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