早速梅雨の気配がしていますね。
クランクイン・クランクアップが周囲では多かった気がする。5月でした。皆さんはいかがお過ごしですか。
先日の「身体と演技」少人数制スタジオクラスにご参加くださったみなさま、ありがとうございました。真剣な方ばかりでしたので、私も気持ちが良くピンポイントで、進めることができました。お役に立てたなら幸いです。
さて、本日はその続編にもなり得る、「感じているはずなのに動けない」
「ちゃんと伝えているつもりなのに、“伝わらない”と言われる」。
そんな経験、についてです。
これは、演出家や監督の方からも、実はあって「悪気はないと思うんだけどね」
「きっと一生懸命なはずなんだけど」のような前置きでスタートします。
どちらにとっても、もったいない時間ですよね。
例えば、舞台や映像の現場に何度も立ってきたのに、なぜか“手応え”が残らない。
これ、イギリスでも、アメリカでも、オーストラリアででも、みんなつぶやいています。
それこそ、オンライン上でも、一生懸命なはずの方が
「オーディションに通っても、次に繋がらない。」とこぼす。
こんなふうに感じている方へ。
日ごろから学んでいる方であれば、
それは、あなたのセンスや努力が足りないからではないかもしれません。
多くの方々が、きちんとセリフは入れていますし、自分なりに状況も把握しています。
日ごろからたくさん映画を見たり、人によってはジムに通っている方も。
でも、実際に、映画や舞台、様々なドラマで継続的に結果を出すとなると、
“伝わる演技”の構造を具体的に組み立てる力が必要になります。
私自身、子どもの頃からずっと演技教室や俳優の先生について10年以上、日本で学んでいましたが、なかなか「上演」のリハーサルで演出家に指導されても、ピンときませんでした。
それこそ、イギリスから日本に帰ってきてから、最初の15年位は、様々な養成所や劇団、専門学校や事務所でも団体で教えていたのですが、シーンの分解や身体の基礎までは、やっているようで、実は必要なだけの時間がや、個別のアプローチは取れないものです。
そんな、体系立ててまだ育っていないだけかもしれない、「伝わる」演技のためのクラスを作りました。
まず1人でグルグルしないためにも、きっかけ作りに、と思ってます。
【このクラスで目指すこと】
俳優や歌手が「自然さ」や「自分らしさ」に頼りすぎると、どこか似てきてしまう。
このクラスでは、そうした曖昧さを手放して、 読解と身体を土台にした“伝わる演技”の構築の方法を紹介します。
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セリフが身体に入っていても、動きが浮いてしまう
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感情は動いているはずなのに、何をしているか伝わらない
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姿勢や雰囲気のズレを指摘される
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表情や動きのバリエーションが乏しい
これらの課題に一つずつ丁寧に向き合い、 “くっきり見える”“繰り返せる”演技へと育てていく方法あります。
ただ、この「知識」がズレていれば、なかなか頑張っても報われないのも事実です。
「伝わる」演技は、偶然ではなく構築できます。
それは、未来に向かう力を「読解と身体」から、一つ一つ積み重ねることでもあります。
【こんな俳優や歌手の方におすすめです・映像/舞台は問いません】
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経験はあるけれど、いま一歩現場で結果が出ない
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次のオーディションや撮影に向けて、演技力を底上げしたい
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曖昧な感覚ではなく、繰り返し使える土台がほしい
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セリフに頼らず、「伝わる表現」を身体から出したい
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現場で繰り返し使える技術を、言語と身体の両面で習得したい
【6/22 (日)実践クラス 詳細】
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日時:2025年6月22日(日) 10:00〜14:00
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場所:都内スタジオ ご予約の確定後に詳細をお伝えします
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参加費:12,000円(税込)
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履歴:試験やオーディションのない方も参加OK
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特典:事前のテキスト相談・クラス後の個別ノート付き
【ご予約方法】
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DMまたは kaoru@kaorukuwata.com まで
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件名:『お名前と6/22(日)クラス希望』とご明記ください
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初めての方は:
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年齢 / 性別 / 所属 例:劇団や事務所
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エラー対策用のメールアドレスと電話番号
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簡単な自己紹介や近況、活動の様子など
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まとまっていなくても大丈夫です!ご安心ください、長文も歓迎です。
「伝わる演技」に迷っているなら、ここがきっかけになるかもしれません
“頑張ってるのに伝わらない”を繰り返すのは、もう終わりにしませんか?
あなたが本当に伝えたい演技は、言葉以上に“構造”と“関係性”から生まれます。
未来に向かう力を、具体的に読解と身体から。
今度のクラスは、それを本気で試したい人のための場です
インスタグラムでのクラス紹介はこちらです。
https://www.instagram.com/p/DKREp9HOOt0/?img_index=1
【 講師プロフィール|鍬田 かおる 】
演技指導歴20年以上。英STAT認定アレクサンダーテクニーク教師であり、ロンドンの名門Royal Central School修士課程を修了。日本語・英語バイリンガルで、舞台・映像両方のプロ現場を熟知。現在、映画スクールや芸能事務所、大学の舞台表現学科のほか、国内外で、幅広く俳優・歌手・ダンサーの指導に携わる。2023年のニューヨーク研修を経て、IDC認定インティマシー・コーディネーター(ディレクター)としても活動中。
【安全対策・ハラスメント防止ポリシー】
当クラスでは、すべての参加者が心理的・身体的に安全な環境で学べるよう配慮しています。ハラスメントや時代錯誤な接触・言動は禁止です。時代劇などで、台本に含まれている言葉遣い等は別です。(今回のクラスには該当しません)詳細は公式ページにてご確認いただけます。
この記事を書いた人:
鍬田かおる : 演技コーチ/インティマシー・コーディネーター(ディレクター)
演技指導歴20年以上。プロ俳優・歌手・ダンサーを中心に、感情と身体のつながりを軸としたレッスンを展開中。映画スクールやパフォーミングアーツの大学を始め、多様なミュージカル、オペラ、映像、舞台など幅広い現場で指導およびインティマシーコーディネーター(ディレクター)としても、映画監督とワークショップを行うほなど、活動を広げている。
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演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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