朝からオペラ歌手の生徒さんの個人レッスンが充実している、演技コーチの鍬田かおるです。
やっぱり身体をしっかり動かすと、頭もスッキリして目が開いてきます。
全身が本当の意味でウォームアップされて、感覚が敏感になっていくと、声も出やすくなっていきますよね。
さて、私の母校②であるロンドン大学のゴールスミスカレッジ(芸術が盛んです)のサイト及び紹介に私の声が掲載されております。
デザインの都合上、なぜか私の顔の上に名前が載ってますが!留学を考えてらっしゃる方、その親御さんなど、もしよろしければご覧ください。
ロンドン大学Goldsmithsで学んだことが、今の私の土台になっています
私が学んだロンドン大学Goldsmiths(ゴールドスミス)の演劇・舞台芸術学科は、ロンドンの中心部にありながら、常に国際的で多文化的な空気が流れていました。このたび、そのGoldsmithsの公式ウェブサイトに、卒業生として私の声が掲載されました。
記事の中では、Goldsmithsでの学びが、現在の私の仕事——演技指導やインティマシー・コーディネーター(ディレクター)としての活動にどう繋がっているかが紹介されています。
共感・対話・多様性に支えられた演劇教育
Goldsmithsでは、演劇の技術や理論を学ぶだけでなく、「共に創ること」「文化的背景を尊重すること」「身体を通して考えること」といった、今の私にとって最も大切な基盤が育まれました。
本当に個性を重んじてくださる環境だったので、日本でずっと育った私にとっては気楽と言うよりも、まさにリベラル!
キャンパスの中に、パブもあったんですよ笑
さまざまな国の学生たちと対話しながら、異なる価値観に触れ、自分の視点を揺さぶられる経験は、単なる“演技の勉強”にとどまらない、深い人格形成のプロセスでもあったと感じています。
特に、寮での生活は新鮮でした。私も3カ所住みましたが、それぞれの特徴があって、自分のライフスタイルを見直す良い機会にもなりました。
指導者・表現者として、日本で伝えていること
現在私は、映画スクールや大学、そして個人レッスンで俳優・歌手・パフォーマーの方々に演技指導を行っています。特に、身体や呼吸、動きといった根本的な表現の基礎に向き合いながら、その人がその人自身の「軸」を見つけていくようなレッスンに重きを置いています。
これはまさに、Goldsmithsで「自分の身体で考える」という姿勢を徹底的に学んだからこそ、いま私が自然に伝えられているものです。
映画、テレビ、舞台の世界にいると、思えるところで、後輩や先輩に会うこともあります。それは桐朋学園(私の母校①)だけでなく、このロンドン大学ゴールドスミスカレッジも同じです。
アレクサンダー・テクニークの翻訳とその意義
私は2010年に、F.M.アレクサンダーの代表的著書『The Use of the Self』を日本語に翻訳し、日本で初めて出版しました。
Goldsmiths時代に出会ったアレクサンダー・テクニークは、「演技する前に、まず“自分自身の使い方”を見直す」というシンプルで深い問いを投げかけてくれました。その問いは、今もすべての指導や現場でのアプローチの根底にあります。
私が、俳優の育成の研究をしていた時、大いに励ましてくださったのもロンドン大の先生方です。
中にはその後私が進学したロイヤル・セントラル・スクール・オブ・スピーチ&ドラマで再会を果たす先生もいらして、お互いやはりレベルアップして、キャリアアップしていくと、こうなるのだなぁと思わず笑ってしまった記憶があります。
インティマシー・コーディネーター(ディレクター)としての視点にも活かされています
近年、私はインティマシー・コーディネーター(ディレクター)としても活動しています。Goldsmithsで育まれた「安全な創作環境」「相互の尊重」「繰り返し可能な構造をもった表現の構築」といった考え方は、まさにこの役割に求められる姿勢そのものです。
ゴールドスミスでは趣旨ではなく、学士で学部でしたので、少しゆとりを持って他の学部、学科との交流もする時間がありました。特に美術コース、音楽コース、また近隣のラバン・センターのダンスの学生たちとは一緒に授業に参加することもあり刺激的でした。
まさかね、その後数年を経て、自分がラバンを学ぶようになると思いませんでした!
演出家や俳優、制作陣と対話を重ね、演出意図を踏まえたうえで、俳優が安心して演じられるよう振付・整理していく。その一つひとつに、Goldsmithsでの学びが息づいています。
イギリスへの演劇やダンス、もう少し幅広い形での留学を考えてらっしゃる方のご相談も、随時受け付けております。
Goldsmiths公式ウェブサイトの記事はこちら
私が卒業生として紹介された記事は、Goldsmithsの「Our People」ページに掲載されています。記事では、私がどのような背景で学び、どんなことを今伝えているのかがコンパクトにまとめられています。
リンクはこちらです
https://www.gold.ac.uk/our-people/profile-hub/theatre-and-performance/undergraduate/kaoru-kuwata/
ご興味のある方へ
演技力を深めたい方、表現に伸び悩みを感じている方、そして安全かつ信頼できる現場づくりに関心のある制作関係者の方へ。Goldsmithsでの学びを軸に、現在の日本の現場で実践していることを、必要としている方に届けたいと思っています。
レッスン、個別相談、インティマシー・ディレクションについてのご相談は、いつでも歓迎です。
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演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching




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