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◾️8月開催|“惜しい”で止まらない演技へ─オンライン読解&スタジオ実践クラスのご案内

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2025年8月クラスのご案内です

私のバースデー祝いをくださったみなさま、ありがとうございました。

気づけば、人生の半分以上、稽古場、リハーサル、撮影、レッスンに費やしてきた年になりました。

おかげさまで、応援してくださる演出家、監督、俳優、歌手のみなさまに恵まれて、今年も、熱心な方を対象とした演技クラスと、突き抜けたいプロ、息の長い活躍をしたい俳優や歌手の方の個人レッスンで、充実したお時間を過ごすことができております。

さて、8月は、移動のお時間を節約して、ご自宅や出先から参加できる便利なオンラインの台本読解の講座と、涼しいスタジオでじっくり、二日間かけて、たくさんの感覚体験をしていただく演技の実践クラスを開催いたします。

近年は、さらに、映画やドラマ、話題の舞台作品に出演している方々の指導に関わる中で、私もあらためて感じることがあります。

その一つに、「惜しい」で止まってしまう演技の共通点があります。
しかもそれらは、ここ数年クラスに来てくださっているみなさんのお悩みやレッスンのご相談を下さる方々のお話と、驚くほどよく似ています。

「自分なりに、ちゃんとやってるのに、届かない」

「最近、ダメ出しはされないけど、伸び悩んでる」

「現場には呼ばれてる。でも何かが足りない気がしている」

「時間をかけて準備しているはずなのに、どうも解像度が低い…」

そんな感覚に少しでも覚えがある方へ、2つのクラスをご案内します。

どちらも、今の演技を“惜しい”から“届く”に変えるための場をつくっていきます。

 

◾️オンライン台本読解と分析

8月28日(木)19:00〜22:00 登録制オンラインZOOM
台本の読解と分析の集中講座です

台本を受け取ったとき、どこを見るか。いつ、何に着目し、どう整理するか。

書かれていることから、どう意味をとらえ、どの行動につなげるか。可能性を広げるには…。

解釈が無限にありそうな時、どうしたら良いか?

「自分ごと」で感じて動く、感じてしゃべるために、「問い」をどう」設定するか….

など、現実的かつ具体的な方法をお伝えすると、同時に、実際のいくつかのシーンの例を使ってひもといていきます。

プロの俳優や歌手の方はもちろん、演出家、監督の方、プロを目指して学んでいるが、台本の読解について実践的に学ぶ機会がなかった方、一通り知っているはずだが、「結果」が出ていない方にもお勧めです。

俳優・歌手・演出家・監督、ご自身のそれぞれの立場で、「読めているつもり」「自分なり」を越える力を整理します。

オンラインで移動の負担がなく、3時間すべてを“自分の読み方をブラッシュアップさせる時間”に使えます。「一度ちゃんと読解を見直したかった」「映画や舞台公演を見ていても、あんまりピンとこない」という方にもおすすめです。

 

◾️少人数制 スタジオでの演技の実践クラス

8月30日(土)・31日(日)12:00〜17:00ー2日間

台本が把握でき、意味が「頭で」読めていても、動きや変化に落とせなければ演技にはなりません。

感じて動く、感じてしゃべる。

そのためには台本の大きな柱、そしてシーンの構造をふまえて、交流していく必要があります。

現実の世界との違い、はっきり把握できてますか?

「リアリティーのある役」「リアリティーを伴った変化」と実際の日常生活とは違います。

(余談ですが、時々、リアルだと言ってホームビデオのような演技や構成を見せてくる方がいるのですが、そこから突き抜ける事は難しいでしょう。なぜなら、現代の観客の目はそういったものに慣れきっているからです。)

身体・呼吸、声、関係性、想像力….持て得る力を使って、作品の役と自分をなじませる5時間×2日間。

台本の読解講座で分析し、読み解いた意味が、「みえて・きこえて」ちゃんと届く演技になるように実践していきます。

このように、演技クラスは、読解講座の2日後にスタートします。
この“間の1日”があることで、いったん自分なりに台本を読み返し、気づきを整理する時間が持てます。

ただ受けるだけではなく、“自分の選択で演じる”という感覚、”個人的に意味を持つってこういう体験か!” を深めていくための構成です。

 

残念なことに、一生懸命な方でも、現場では、「一度注目されたけれど、次が続かない」というケースを何度も見てきました。

けれど息の長い活躍をするために、プロが本当に必要なのは、“次も頼まれるプロ”になること。

そのためには、「ただ動ける」だけではなく、「読んで選べる」力、「意味を与えられる」力

さらに「解像度が高い、調節できる」力が必要です。

スタジオでの実践クラスは、毎回しっかり向き合えるように人数を絞って行います。

何かが変わりそうだと感じている方

今年残り4ヶ月で、ダッシュしたい方へ。

この2日間が、そのきっかけになれば、一歩、二歩、進んで行けます。

 

実際にオンラインでの台本読解と分析の講座と演技クラスを受講された方のお声

「一通りできると思っていたのに、見えてなかったことがたくさんありました。先生のクラスは具体的で、精神論じゃない。演技を始めた頃に、知っておきたかったことばかりです。」(30代 俳優)

「ずっと発声の勉強はしてきて、でも自分でも違和感がありました。やっと“本当に伝わるってこういうことか”とわかりました。 そして’自分ごと’’の感覚がつかめました。」(ミュージカルなどで活動・女性)

「自分が『変わった』のもそうですが、“現場の評価”が変わったのが大きかったです。台本の読みとき方と動きのつながりがここまで大事だとわかって、スッキリしました。今までは、先生のおっしゃっていたように『お客様目線』だったから、うまくいかなかったんだと思います。」(40代・俳優)

 

クラスの構成|8月開催の2日間 台本読解と演技の実践クラス

【1日目|オンライン読解と分析の集中講座】

日時:2025年8月28日(木)19:00〜22:00/ オンライン開催

内容:台本を受け取ったときにどこを見るか、どう意味をとらえ、どう行動につなげるか。

俳優・歌手・演出家・監督の視点から、「読めているつもり」を越える力を整理します。

目的:「読みの癖」に気づき、“選べる俳優”になるための土台を整える

 

2日目・3日目|スタジオでの演技の実践クラス】

日時:2025年8月30日(土)・31日(日)各日12:00〜17:00/ 都内スタジオ

内容:読み解いた内容を、自分の声・身体・関係性を通じて立ち上げていく5時間×2日。

声と言葉、動き、間、感情を通じて“届く演技”を探ります。

目的:読解と実践のつながりを体感し、「また呼ばれる演技」を身につける

※海外や地方在住の方の、オンライン講座のみの参加も可能です。ご相談ください。

**スタジオでの実践クラスは人数を絞って実施します

 

よくある悩みと、起きていること

・がんばって演じているのに、演出家や観客の反応が薄い

・ワークショップみたいなところではOKをもらえるのに、現場で次に繋がらなってはいかない

・セリフの意味はわかっているのに、実際の動きや声がチグハグになる、硬いと言われる

・思ったように身体がついてこない、緊張でうまくいかない、あがりが怖い…

多くの場合、これらは、単純の名“才能”や“努力不足”ではなく、「読解と実践の接続」にヒントがあるかもしれません。

このクラスでは、「読む力」を磨くと同時に、「届ける力」を高める構成になっています。

 

ご準備と会場

・動きやすい稽古着、役によって必要な持ち物(担当が決定次第ご連絡します)、筆記用具(デジタルでも、アナログでも)

・スタジオ参加の方は、事前にお渡しする台本とオンライン台本、読解講座時に作ったノートをご持参ください(詳細はお申し込み後にご説明しています、ご安心ください。

・会場は都内スタジオーお申込みを完了されたの方へ個別にご案内します

 

ご参加費

・オンライン講座のみ:9,000円(税込)

・スタジオ2日間+オンラインセット参加:37,000円(税込)

プレミアムプラン(オンライン+スタジオ+特典の個別分析ノート):39,800円(税込)

※どなたであっても、スタジオクラス単独での受付は行っておりません

 

お申し込み・ご相談

▶︎ ご参加をご希望の方は、「8月台本読解と演技実践クラス参加希望」と明記のうえ、 以下いずれかからご連絡ください。

・LINE公式アカウントから

・メールー件名に「8月クラス参加希望」とご記載ください。

📩 kaoru(あっとまーく)kaorukuwata.com までお願いいたします。

・このブログのお問い合わせフォームー下記にリンクあります

すでにお問い合わせをいただいており、スタジオクラスは少人数制のため、 ご検討中の方はお早めにご連絡いただければと思います。

初めて、私のクラスにお申し込みされる方は、プロフィール、活動の様子、ご近況などもお知らせください。

 

こんな方に、特におすすめです

・キャリアがあるのに、なぜか次に続かないことに….心当たりがある

・台本をもっと広げて、しっかり読みたい、現場での提案ができるようになりたい

・現場で“また呼ばれる”演技をしたい

・言葉の奥にある感情や行動を深めて演じたい

・自分のパターンや無意識の演技の癖から抜け出して、活躍したい

 

演技は「ただ表現する」ものではなく、交流する、変化の技術です。

この夏、自分の演技に新しい手応えを感じたい方へ。

この2日間が、そのきっかけになればうれしいです。

 

台本読解については、こちらの記事もございます。

実際、昔からもちろん芸能事務所や養成所などで私自身も言われてきたことですが、「整理する」ことが大事です。

また欧米スタンダードなどという大仰なものではなく、ジャンルを問わず「使える」実践的な方法です。

私自身、日本の芸能事務所、俳優教室、養成所、大学の演劇科を経て、イギリスでも、そしてオーストラリア、アメリカでも学んできました。

まずご紹介になりますが、ご参考になれば幸いです。

40年の演劇歴で鍛えられた「台本を受け取ったらまず何をすべきか」7ステップ

 
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