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ちゃんとやろう!と思ったら「大げさ」と言われてしまう方へ

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コメディーでもストレートプレイでも、ジャンルはさておき、そしてテレビでも舞台でも媒体はともかく、

わざわざ「大げさ」にみえて構わない!と開きなおって演じている方は(ほぼ)いないと思います。

ちゃんとやりたい!

好きなことを仕事にしている方ほど、そう真面目に、真剣に取り組んでいるはず。

それなのに……

どういうわけか、

「大げさ!」と演出家や監督にダメ出しされてしまう。

ビデオなどをみてみると、確かに、誇張されているというか、どうにも大げさな感じ、強調している感は否めない。

😿

ツライですよね。

せっかく一生懸命、練習して、稽古して、リハーサル…..

それなのに

「大げさ過ぎる!」「大仰(類義語です)」「大げさなんだよ~」

言い方をかえども、同じことを指摘される。

悲しいですよね。

解決にはいくつかポイントがあるので、チェックしてみてください

① 伝えよう!伝えたい!という思いを強く抱えている、

*ちゃんと伝わって欲しい、伝わったか確認したい、も同様です

② 分かるようにしなきゃ!分かってもらえるか!に不安があり、「わかりやすくしよう」と意図したり、分かってもらいたい「結果」を狙うような思考をしている

*①と似ていますが、分かりやすい=はやくOKをもらう、にも重なっている範囲です

③ちゃんとやっている、がんばっている、真剣であることを理解してもらいたい(評価してもらいたい

*お客様、演出家、共演者、監督、周囲の方々….自分の「努力」をみえるように、聞こえるようにしたいと密かに願っていないでしょうか?

そして、

④ 強い刺激(ゲームや映画など長時間のドンパチなど過度の暴力の描写、濃すぎる味つけや大音量の騒音や近すぎる音源からの音楽、不健全過ぎる日常の起伏がありすぎるサプライズの多すぎる日常、など)に慣れ切った生活をしている

*自分が当たり前だと思っている感覚への刺激でも、他人たちの平均からすると、濃すぎる、強すぎる、大きすぎる、重すぎる、時間が長すぎる、激しすぎるなど、慣れてしまっているが故に気づかない場合があります、周囲にも聞いてみて、比べてみてください

🐼🐼🐼

上の①~③は実際に私たちが「当事者」であるときはやっていないこと。したがって、本当に渦中にいるときにやってないことをやろうとするから、「奇妙」「大げさ」「わざとらしい」印象につながります。

④は敏感でいるため鋭敏な感覚をつかって調節するための基準がズレてしまっている状態。刺激過多、騒音の中で音楽を聴くという苦行(笑)をしようとがんばり、味覚が鈍感になっているお婆ちゃんの濃すぎる味噌汁に自分まで慣れている状態。

ライフスタイルから、見直しましょう。

★★★

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