演劇歴30年+ 演技コーチKaoruです
最近はスピーチ&プレゼンテーションの英語&日本語のコーチングも一層楽しい日々です
さて
現場で、オーディションで、リハーサルや練習で……
「セリフが入らない!」(覚えられない)
と焦ったことがありませんか?
私はあります!
その昔、すっかり覚えたはずの2段楽目あたりのセリフがちっとも出てこなくて
真っ白になって冷や汗をかきまして、演出家から
「……. はい、忘れてたら、次行って!」と急かされて
次の段落へ飛んで、そこからは出てきた記憶がいまだに新しいです……
あの、ぽかーんとした空白の時間…
恐ろしいです、いまだに
・・・
では、みなさまはどういった場面で
「自然と聞いた歌詞を口ずさんでいたり」、「映画のセリフを覚えていたり」
はたまた(特に意志の力を必要とせずに)「相手のしゃべったことを覚えていたり
また言い回しまで正確に覚えていて、他人にその話を伝えることができたり」しましたか?
おそらく…
自分に関連したこと、個人的に意味があった内容、感情がうごいて、想像(連想や記憶)が膨らんだとき
などでしょうか
自分にとって意味があって
いま、気にかかっていて、重要な内容で
色や形、音や匂いや感覚のあるものを「覚えよう!」とがんばって無理して覚えようとしないですよね?
逆に「忘れたい!」と思っても思い出せる、という場面も多いのではないでしょうか?
ということは、このプロセスを逆に辿れば良い
1 自分に関連づける
2 個人的な意味(解釈)をつける
3 感情をつかう(身体の感覚を許し、認知する)
4 想像と記憶、連想を膨らませて
5 五感を具体的に想像する
このプロセス、私は演技のクラスや戯曲読解などでもよく使うのですが、実は他人のこのプロセスは「うごき」(=変化)を伴いますので
観察可能です
日常はもとより
テレビや映画でも、状況と照らし合わせながら、他人の態度や表情から意図を想像したり
演劇や歌でもそうですが、周囲の様子を本人のやっていることから、気持ちや動機に思いを巡らせませんか?
セリフを入れるとき
(昔の)電話帳のように記号を無理やり覚えるのではなく
(かつての学校の詰め込み式)お勉強のようにガマンして御念仏となえるのではなく
自分にとって「必要」で「重要」で「意味がある」ものとして想像をたくましくしながら、身体からの感覚に注意を向けてみてください
ぜひお試しください!
良きお知らせお待ちしています
追伸:年末の2クラスは感染症対策のため各クラスともに最大で6名までで開催いたします
お申し込みを迷っていらっしゃる方はお早めにご連絡お願いいたします
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演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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