より人間らしく「演じる」ための感情は…①状況から来ない。
・なぜ、せっかく上手くいってそうなのに、「どうもモヤっとしている」のか。
・魅力的な俳優が真面目に稽古したはずなのに、「なんか人物(キャラクター)がよく分からない」のか。
・なぜ演出家も熱心に、いろいろ調べものまでして、真剣に時間を長くかけて稽古したのに「どうにも共感」しづらく「テーマもぼんやり」してしまうのか?
それは。。。。
おそらく….
「状況(あらすじ含め)」が登場人物たちの感情(情動)や気持ちや状態を決めていると思いこんでいるからです!
というところまでが前回でした。
そう、劇中の状況にはあった様子や態度ではいるのだけど(なので変には見えない)、誰なのかも何の劇なのかも、キャラクターや劇そのものが「どこへ向かっている」のかもわからない。そんな残念な演劇、あるある事件です。
🐣🐣🐣
さて、今回は、
「じゃあ、どうしたらいいのよ?!」「それなら、何がシーンを進めるの?」😢
という皆さんのこころの叫びにお答えします。
結論:「感情」はシーンを動かさない!
がっかりした方々、ゴメンねえ~💦
そう、感情が動いてくれると、気分がノッてくると、興奮したり、状態もなんとなく臨場感でてきて、所作もなんとなく決まってきて、登場人物たちの「状況での様子」が分かってきた….
気がするのですが….
「気のせい」です、それ。。
😿
「感情」は結果なんです。。
アドラー(いま流行りの)風に言えば「排泄物」、ですね、爆笑!
ですから、直接いじくれない、直接さわれない、直接は操作できないんです。
直接、感情を変えよう!とか、直接、気持ちや気分を盛り上げようとか
むずかしすぎます。(興奮だけとか、またはアブナイ神経症的な様子に陥りがち💦)
では、喜びや恐れなどの根源的な「感情」はどこへ向かうんでしたっけ?
これ、考えてみたください~
😊
そう、「そこ」から始まります♪
第3回目に完結できる、かな?次回もご期待ください。
スッキリ!して、クリアで意味ある、生き生きとした演じている時間を増やしましょう♪
追伸:5月のG.Wにクラスを3つ開催することにしました。相変わらず少人数でやりますので(笑)ご参加希望の方はお早目にスケジュールをご確認の上、お申込みください。
ご機嫌な🐈の写真をおまけにつけました、ちゃん、ちゃん。
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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