前回のニュートラルってなにさ?の記事はこちら。http://https://https://kaorukuwata.com/2017/10/03/%E3%80%8C%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB%EF%BC%88%E4%B8%AD%E5%BA%B8%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%EF%BC%9F/
で、何で大事かって言うと
キャラクターを演じる、物語る、劇で与えられた状況において行動するにあたって、
俳優はなるべくニュートラルを意識しておかないと(中立でいるという意味ではない)
あっちこっちに散らかっちゃうから、自分なのか、キャラクターなのか、一体誰なのか、何したいのか、とにもかくにも混乱するから、ですよ。
例えば①
役の人物の感情の様子、内面の態度をやりたい
でも、
俳優自身が身体にムダな緊張がある→意味のあるものとして相手役もお客さんも読み取る→誤解が生じる
例えば②
役の人物の生い立ちや職業にあった所作やいでたちでいたい
でも、
俳優自身がすでに、腕を張って構えていたり、いつも同じ縮こまりをしたり、顔をゆがめてしゃべっていたりする
…..誰なのか、何なのか、なぜなのか、分かり難いっ💦
例えば③
役の人物の反応と行動を通じて、人間関係や物語の展開を目撃してもらいたい(ほとんどの演劇ね)
でも!
俳優自身が1幕1場から最後まで……..
ず~っと「同じ」じゃん!
そう、ず~~~っと同じ体で構えている。
す~~~~と同じ俳優自身の癖になった「条件反射」を繰り返している。
きゃ~!恥ずかしい (/ω\)
演じて…..ないやん、キミ!
と思わずツッコむ、そんな秋。
誰なのか、何なのか、なぜなのか分からないず~っと変化のない、同じ「条件反射」をみせられても……
なんとも…ねえ…..(-_-;)💦
というわけで、違いを感じるためにも、特徴をつかみ利用するためにも、
ニュートラルから「出発」してみてください。迷子にならずに済みますよ。
ニュートラルに関連したシリーズ、数回続く予定です、お楽しみに🐈
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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