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◾️11月30日(日)モノローグが深まる1日集中クラス|セリフの“浅さ”を抜ける構造と実践

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俳優と歌手のためのモノローグのクラスのご案内

週末は個人レッスンがますます楽しい、演技コーチの鍬田かおるです

久しぶりに美術館巡りもでき、来年の台本もいただき、また自分自身をレベルアップしたいという気持ちが湧いてきました。

本日は、どうしても気になる「セリフ臭さ」を突破し、現代の感覚に合った“自分ごとでしゃべる”ための、11月30日のクラスのお知らせです。

 

演技が浅くなる理由ー「自分ごとでしゃべり難い」を、たった1日で整理し直すクラスです

経験を積んでいる俳優や歌手ほど、「セリフは言えているのに深まらない」

一通りはできてるはずが、「気持ちが動かず、同じパターンにはまる」という違和感を抱えています。

これ、健康なことなので、間違えないでくださいね。

頑張っているのに噛み合わない-この現象は“熱量不足”ではなく、“構造のズレ”によって起こることが多いです。

指導歴20年の私が、そのギャップを埋めるサイドコーチングを含めたクラスを提案いたします。

実際、10代から60代まで、俳優や歌手の方の、指導経験の中で共通して見られるのは、感情に頼りながら進めてしまうことで、動きの意味と意図が追いつかなくなるという点です。

今回の1日集中クラスでは、このズレを丁寧に解消していきます。

 

このクラスで扱うこと

・「書かれているセリフの意味」を越えて、生き生きと行動する“入口”のつくり方
・極端な状況などの題材の場合、感情に振り回されないための整理の視点
・役の行動線を明確にし、「伝わる動き」へ変換するステップ
・役の意図や動機を正確に扱いながら、声と動きに深さを出す実践
・本番でブレないための“役の具体的な準備”の理解と体得

表現が浅くなる理由を台本や状況のせいにせず、構造と身体の使い方から整えるアプローチで進めていきます。

特に、「気持ちを込めれば伝わるはず」、「もっと感情を込めて」、「セリフの抑揚をつけよう」、「きちんと状況を具体的に想像すれば大丈夫」

のような、昔からありきたりの、「個人化されていない」、しかもプロレベルでもない指示に従ってきた、結果が出てこなかった方々、自分では練習しているつもりだけれど、上達が見られない方、なんだかキャリアが頭打ちになったと感じている方々に、オススメです。

ぜひこのクラスを突破口にしてください。

 

セリフは覚えてこなくて大丈夫です

「まずセリフを入れてから臨むべき」という思い込みが、かえって自由度を下げることがあります。

その上、セリフを入れるときに、既に、良かれと思ってであっても、強い癖を混ぜてしまう方も多いです。

今回のクラスでは、事前に課題セリフの相談ができますし、実際に、覚えてくる必要はありません。

それよりも、文章と自分の想像力との付き合い方、身体の感覚の扱い、そちらの方から切り込んでいきます。

実際、その方が構造を見落としにくく、役の変化をつかみやすくなります。

この方法で多くの若手が、大きな役を掴み、また中堅俳優も新しいチャレンジに進みました。

さらに、モデルや声優から、顔出しの仕事へ、俳優にキャリア、チェンジする方の役にもお役に立ったとお声をいただいています。

 

少人数制だからこそ、生まれる変化があります

世田谷区内スタジオにて、少人数で朝10時から夕方18時まで(途中お昼休憩あり)行います。

お一人お一人の課題を見極めつつ、動きや意図の整理は細部を扱うため、一度に多くの人数では実現できません。

もちろん見ることで学ぶことも多いのですが、実践が重要ですから、予約が埋まり次第、キャンセル待ちに回させていただいてます。

演技のクラスは、プロだからこそ、そして少人数だからこそ、「その人の課題の根本」に触れながら、丁寧に解説と実践を行います。この積み重ねが力になっていきます。

 

実際に参加した俳優・歌手の声

・「気持ちを出そうとするほど身体が固まっていたことに気づいた。動きの組み立てを習ったことで、セリフに深さが生まれた。」


・「長年やってきたのに変化が止まっていた理由がわかった。意図が整理されると、役が立ち上がるスピードが全然違う。」


・「習っていた発声法で悩んでいたが、身体の使い方を変えたら声の質が驚くほど変わった。歌でも役作りでも軸ができた実感がある。」


・「オーディションで“浅い”と言われて悩んでいたが、準備のやり方が間違っていたことに気づいた。次の現場で褒められた。」

経験や努力を否定するのではなく、整理し直すことで“深まりにくさの正体”が見えてきます。

説明ゼリフ、情緒芝居だけになってしまうような練習を繰り返すが繰り返すほど、癖が強くなります。

年内にもう1歩、進んでみませんか?

 

11月30日(日)1日集中モノローグクラスのご案内

【日時】11月30日(日)10:00〜18:00
【場所】世田谷区内スタジオ
【人数】少人数制

ご参加費:16,000円(税込)
お持ち物:動きやすい稽古着・筆記用具・必要な方は底の薄い上履き(特別な靴は必要ありません)

セリフを覚えてくる必要はありません。ご自身が使われる題材については、事前にテキストでの相談が可能です。いくつかの候補の中から、選んでもらうことになります。1日で扱うシーン及び役は1つもしくは2つになります。

 

このクラスは、こんな方に最適です

・経験があるのに深まりにくい、何が問題なのかよくわからない時がある…
・同じパターンから抜け出せない、ついマンネリして
・感情に頼りすぎて空回りする、と思えば、逆に、覚めてしまう時がある
・役の輪郭がつかみにくい、現場で次々提案できない
・本番で固まりやすい、なんだか進んでる気がしないかも…
・表現の幅を広げたい、もっとできるはずなのに、なんだか伸び悩んでる

構造を理解して身体と想像を具体的に結びつけることで、演技は自然に深さへ向かっていきます。

 

お申し込み・お問い合わせ

メール📩 kaoru(あっとまーく)kaorukuwata.com

及び InstagramのDMまたは公式LINEよりご連絡ください。

少人数のため、定員に達し次第、締め切らせていただきます。

 

●この記事を書いた人:鍬田かおる

演技コーチ/インティマシー・コーディネーター(ディレクター)

演技指導歴20年以上。留学中のイギリスにて、アレクサンダー・テクニーク指導者資格を正式に取得後、音楽家、ダンサー、声楽家、歌手、俳優らを中心に、20年以上の指導歴がある。映画、テレビ、舞台で活躍する実演家を中心に、感情と身体のつながりを軸としたレッスンと世界スタンダードの台本読解及び分析のクラスをはじめ、演技クラスや各種のプロトレーニング、個別レッスンを展開中。

養成所や研修所等での指導歴を経て、映画スクールやパフォーミング・アーツの大学を始め、事務所等でも指導を進める傍ら、多様なミュージカル、オペラ、映像、舞台など幅広い現場で活躍する歌手や俳優のコーチを務める。

詳しいプロフィールは、HPのプロフィールページからご覧いただけますと光栄です。

 

少人数制のため、順次締め切りとなります

迷っているなら、それは次の段階に進む準備が整っている証拠です。

11月30日は、あなたの演技をもう一段階深めるためのアプローチを集中的に身につける日。
伝える力を高めたい方は、どうぞ気軽にご相談ください。

 

こちらの11月23日及び24日のムーヴメントのクラスと組み合わせて受講されると、感覚トレーニングやイマジネーションの活かし方で、相乗効果がございます。

ラバンのメソッドは、まだ日本ではなかなか広まっておりませんが、欧米では一流の演劇、学校でカリキュラムに組み込まれるなど、またダンスや音楽で応用される方もいるなど、俳優や歌手のために、スタンドな具体的なものです。

◾️動きが変わると、表現が変わる。ラバン・ムーヴメントで磨く感覚トレーニング|11月23日(日)・24日(祝)東京開催

 

● 各種クラスのお申し込み、個人レッスンのご相談には、こちらのお問い合わせフォームもご利用いただけます

 
 

お急ぎの方には公式LINEもございます。

こちらからのトークのスタートはできませんので、一言ご挨拶かスタンプをお願いします。

 

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