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数字にしてみませんか?-気分と実際

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メルボルン滞在も後半のKaoruです~♪

今日いつも通りだけどちょい辛口だよ🍛 苦手なヒト、読まなくてよろしい 笑

🐼

オペラでも芝居でも、もちろんダンスや楽器演奏でも、はたまたさまざまな職業で…

私が最近、改めて確認したちょっぴり😢悲しいお話。

例えば、
楽しい友人たちとバースデーのお祝いの食事会や愉快な旧友たちとの同窓会、
有り難い先輩後輩との集い、何かにつけてある💦さまざまな種類の飲み会など……

どれくらい、時間つかってますか?

真顔で聞かれたと思って、計算してください。

例えば今日、Kaoruはハワードのスタジオで朝9時~18時は演技コーチングの研修、俳優たちの取り組みの分析、稽古のプロセスの洞察とシーンスタディーの準備およびディスカッションなどに8時間使いました。(昼休憩が今日は40分あったの、あとトイレ休憩数分が数回ね)

んで、(演劇などあまり関係ない職業の)友人宅で素晴らしいディナーパーティーがあったのですが、それ……5時間かかったかな。。。💦

いや、社交も雑談もとても素敵な人生の潤いでもあり、友情も必要で嬉しいんですが…

食事+雑談……5時間越えって……長すぎないかい?(苦笑)(-_-;)

月に1回か2回ならいいですけど💦

🐦🐦🐦

実はセントラル演劇学校時代の「黄金比」のようなものがあって(笑)😊

実際に身体をうごかして、「活動」している時間を必ず多くしなければならない、という単純なルール。

自分が本当に思考も感情も身体もまるごとつかって練習している時間、レッスン時間、クラス時間、リハーサル時間のみがカウントされるのね。

アレクサンダー・テクニークの教師養成コース時代の「掟」というのもあって、
うちのロビン師匠曰く、週に何レッスンは絶対にやらなければ(病気やケガでもない限り)!というこだわりがあって、特別な事情がない限り(冠婚葬祭とか特別なイベント)、自分のスキル、感覚、目や耳も含めて、知的にも、想像力も総動員している時間がある程度確保できないと、教える内容のレベルが維持できないじゃん!

といいうまっとうではあるが、ちょいと恐ろしいもの。。。

🐈🐈🐈

・『筋肉』と思えばイメージできるし、理解しやすいかな、と思いますよ~

筋肉
=使わなければ、落ちる、減る
=うまく使わなければ、ケガする、柔軟性を失う、パフォーマンスが悪くなる
=負荷を適切にかけなければ、育たない、毎日同じ内容ではダメ
=使いようによっては邪魔になることも、しかしずっと休ませておくことはできない
=目に見えて、触れて、直接感じられるもの
=「動き」にすぐ影響する

ですよね?おそらく(より詳しい方教えてくださ~い)

🐕🐕🐕

したがって、

・●●の公演を観に行った(3時間)
・オーディションの問合せをした(20分)
・○○についての本を読んだ(4時間)
・▽を扱う映画を観た(3時間)
・↑の事柄について●●さんと「話をした」
・☝に登場する人達について「話をした」
・⤴で扱った内容に関して「話をした」
・⇑ について『話をした』人について「話をした」
などは、

すべてカウントされません!

したがって、いわゆる「ダメ出し」の時間もカウントされない。(されるのは半分くらい?)

友達や仲間とのアドバイスや人生相談もカウントされない。(されるのは半分くらい?)

アレクサンダーの名言に
「Talking is a bad substitute for Thinking」というのがあって、
=『話をすること』は、『考えること』の悪い代替だ
という意味。

例えば、
1時間●●について語るなら、10時間は実際に身体をつかって「体験」してないと無理よ。

2時間▽▽について意見を戦わせたいなら、30~40時間以上に実践の時間が必要よ。

そんなイメージでいるといいかも♥

・受け身系の行動(みた、きいた、よんだ)は少な目に見積もって、
・アクティブな行動(書く、運動する、声を出して(これも運動ね)歌った踊ったなど)はそのままカウントして
・まるごと思考も感情も身体もぜ~んぶつかったものをなるべく多くする

そんな方向がいいのではないでしょうか?

…なので、本日の万歩計ならぬ、活動時間計は、

積極的実践3:学習2:社交及び遊び:5

みたいな感じになっちゃうのよ~

😿😿😿

月に1~2回ならいいですけど、それ以上は…どうだろうか?

🐕🐕🐕

演技のための「練習」をしていないなら、おそらくあなたは建設的で前向きな現代のプロ俳優ではありません(リハーサルは含まれない、現場の本番中は含まれない)

歌のための(演奏のための)「練習」をしていないなら、おそらくあなたはプロの歌手ではない(いくら音楽について熱く語っていても)

ダンスのための「練習」をしていないなら、おそらくあなたはただのダンス好きであって、プロのダンサーではない(どれだけたくさんの動画をみていても)

じゃあ、

この「練習」って何よ!😠

とツッコんだ方!

ご名答!

そうです。

大正解!

「練習を練習たらしめる要素は何か?」

練習した気分を味わい易い環境設定や内容とか、
練習した感覚を楽に愉しめるレベルや内容とか、

いろいろあるよね、亜種が。(苦笑)

「練習そのもの」って、なんだろう?

練習とは…..

ホントはなんだろうか? 

これ、次回からさらに書いていきたいと思います。

ついでに先にツッコんでおくと、

じゃあ、

俳優はただシーンばっかり通して芝居しているつもりになってればいいのか、

歌手や音楽家は次の作品の歌だけ(曲)練習していればいいのか、

ダンサーは次回公演の振付だけ踊っていればいいのか、

となる。

これも、お門違い。

もちろん質の高いリハーサルは必要ですが。

まず数字にしてみるところから始めましょう♪

毎日と思うと融通が利かない日は気が滅入る場合もあるので、週単位でつじつま合うようにしたらいいと思いますヨ😊

本日の知恵はこちら☟

ラバンのエフォートのクラスを体験済みの方で、さらに知りたい!どうしても日本語訳で読みたいという方に。ラバンの著書「The Mastery of Movement」の日本語訳。ちょいと日本語のニュアンスが分かり難くても気にせず、行動の(Action Drive)のエフォートの部分を読めばOKです。

クラス体験が未だの方は8月10(金)、11(土)、12日(日)朝10:00~12:30の入門クラスへどうぞ~。読むより体験するほうが、楽ですよ。頭でっかちより、「できる」ところから💛 分からなくても、実体験してしまえば、身体を通じて感覚的に理解できる範囲が増えていくので、ご安心を~。

エクササイズクラスと同様に、ラバンのクラスもみなさんのお申込み待ってマス~

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