歌やダンスでも、楽器演奏やスポーツでも、「感覚体験」の面白さ、爽快さ、楽しさが「続ける原動力」になっている場合がたくさんあります。
ジャンプできて面白かった😊
いつもと違う視野になって、すがすがしかった、とか✨
みんなと汗かいて、思いっきり動いて、気持ち良かった☻
音楽を直に感じて、カッコよかった❕ など……..
素晴らしい体験です….
がそれだけでは「上達」し続け難いのも事実💦
演劇でも
「あ!これはっ✨ おう!生き生きしてるな~」
「なんかキャラクターのことがくっきり見えた」
「お!なんだか言葉が自然に出てくる感じで楽~」
「❕もしかして、これって交流できてる感じ?!♪」
な~んて嬉しい♥瞬間はちょいちょいあるのですが、
感覚を覚えておくことはできないが故に、感覚にのみ頼る学びには無理が生じやすいです。
大昔(笑)公演中の芝居の様子が芳しくなかったとき、同級生のS子が
「いや、楽屋で昼にお味噌汁飲んだんだよね~。そしたらホッとしちゃって、安心っていうか。幸せな気持ちになっちゃって💦あのシーンできなくなっちゃって困ったよ~😭」
と。
爆笑
そうよねぇ…..
私たち人間だから。
何が公演(リハーサルも)の前にあったか、何を、どうみて、きいて、どう感じたかに「影響」されるのが当たり前で、それ自体がもちろん自然ですよね。
しかし、「自然」がすべて役に立つ訳ではない。
Orz。。
そう、天気は選べない、日常生活でも電車が遅れたりバスが来なかったり、友達や家族や共演者のことでいろいろあったり、体調も人間関係も自分の気分も変化し、さまざまな出来事が周囲でも起きている。自分の力だけではどうにもならない状況はあります。
それが普通。誰でもいろいろあってよい。
公演があるから、オーディションがあるからと引きこもっても居られない。(上達するには少しずつでも進むしかないのです!)
では「覚えておけない感覚」をどうしたら使えるよう活かせるのか?
それは….
「感覚体験」に盲目的に頼らないこと。
え~!!!
矛盾してる?!
してないよ~ぉ
構造を考えましょう。
・特定の目的のために方法と手順を吟味
↓
・方法と手順を工夫および変更(調整している過程)
↓
・目的遂行(=❤な感覚体験ともなう)
↓
❤な感覚体験を「再現または似たような結果」が欲しい
という順序まで、よろしいでしょうか?
ここまでは問題ないと思います。
ということは?!
😊
そう!
(勘の良い)+自分で考える習慣がある方には「自明の理」
「同じ過程をたどれば良い」
言うは易し、ではありますが、そうなのです ☹
どういう特定の目的を設定したのか。
その目的のために、どういった方法と手順を用いたのか。
どのような順序でそれらの方法を用い、どういう風に手順を工夫したのか。
このあたりが自覚出来ていると楽でしょう。
自分が「何を、どのように調整しているのか」の過程への自覚が一種の「打率」を高めます。
という事は….
そう、自分がやっているとを「そこそこ」は感じられていて、「まあまあ」トラックバックできると便利なのだ!
日ごろの注意力、身体感覚への気づき、自己洞察が求められます。
先輩や共演者や演出家のおかげで、ありがたく「素晴らしい瞬間」を体験できても、
①どこから始まって、どうやって、そこへたどり着いたのか、
②どのように、その点を通過し、どこへ向かったのか、
が真っ白😲
だと繰り返せないの😢
みなさま、せっかくの「❣」体験がまぐれで終わらないよう….
くれぐれも普段から「気づき」高めた状態で取り組んでください🐈
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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