さて、演技の実際のお話。
「感情がよく分からない!」「う~ん、気持ちが出ない😭」
と嘆く俳優(および見習い)の方に多いお悩みの件について書いてみます。
そもそも、
「感情」(や気持ち)は「分かった」り、「出たり」するものなんでしょうか。
感情は状況(環境に近い意味)や出来事(周囲の刺激の集合)に対する「個人的な反応」ですよね?
なので(個人的な)「意味づけ」という肝心のプロセスを経ないと
自分のことかのように(当事者として)、
つまり、まるで「現実を体験する」かのように、
感情を体験することは、ほぼ「ない」
と言っていいでしょう。
(^^;)💦
そう。
セリフの意味(国語の)が直接、俳優の感情を動かくわけでもなく、
周囲の俳優が演じているキャラクターの様子が、そのままあなたが演じているキャラクターの感情をあなたを通して動いてくれるわけでもなく、
そう、です。
俗に言う「占い」の要領で「感情」という一種の「生き物」のことを捉えていると、
例えば「ああ、このキャラクターは怒りっぽい性格なんだな~」
とまるで宿命!(笑)かのように決めつけていると、
なぜ今、怒っているのか?怒る前はどうだったのか?この後はどうなるのか起こることで何を得ているのか?怒りはどこから来たのか?何で出来ているのか?
という、
と~~~っても楽しい(キャラクターはフィクションの他人だから)ブレイン・ストームを省略してしまいませんか?
「感情のつかい方」が個人を特徴づけているのであって、
状況、ましてやセリフが直接に意味している「国語」が感情ではありません。
文字情報から直接演じようとしてしまう=文学的、というべきか。。。(-_-;)💦
この個人的な解釈の作業=意味づけ
をキャラクターの立場からやっているか、自問自答してみてください♪
想像力も同じね。
健闘を祈ります!(笑)
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演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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