この十数年、俳優や音楽家たちを教えていて思うこと。
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この十数年、いろいろと観劇をしていて思うこと。
それは、今の時代、若手は特に!
大チャンス!
という感触😊
なぜかというと(私の独断と偏見ですが 苦笑)
若手はただのスキル(技術)、いわゆる経験、勇気だしてのチャレンジ、勉強不足なだけ、に見える方がほとんど✨
その一方、
上の世代は素晴らしい叡智はあるのに頑固でもったいない(笑)、スキルはばっちりあるけど分布が偏っている(苦笑)、何かと未だ保守(😭)、経験が豊かにあるが故につい油断してサボりがち、頼られやすいせいか?!寄る年波や人間関係の複雑さや家庭問題などが大変すぎ💦、ちょい固まってきちゃってる、過去の栄光にこだわりすぎ、仕事がないわけではないので新しいことしなくても困らない、トレーニングや方法論がアップデートされていない……センスも(みんなではありませんが大部分の方々が)…..残念ながら古い!(もちろん例外はあります)
先輩方、ごめんなさい。(あくまで一部の印象ですよ、印象ネ)。
中間の世代も、それなりにやめてない方々は現場は(選びさえしなければ 笑)あるので、つい油断してサボりがち、スキルアップが中途半端、そして上と同じくいわゆる「生活」に大変すぎ💦 極め付けはスキルのなさを補う若さも可愛げも(!)フレッシュさもないのに、かつ、残念ながら上の世代ほどの経験もなく、ましてや知恵も熟成していないのに、下から追い上げられてきている感。。。もうね、学び続けるしかないんだけど、どうにもね、決断するにも、捨てるにも、冒険するにもなんとなく難しいお年頃なのかしら?!
….って、ああ暴言、ごめんね、中年!😡
笑
そして、最大の違い!☆
それは、
時間の効率化が劇的に進んだ!
ということです。(上の余談はサービスの辛口🍛 ^^;💦)
この10年、20年の間に、ものすご~~~~い速さで、ネットやメールや携帯電話などの革新的なイノベーションがたくさんあって、おかげで時間がとっても有益に、効率的に使えるようになったのです!おかげで、余裕も生まれました!かつてあった事故も防げるようになったのです!
若き方々へ
みなさん、かつては知らない漢字があったら「漢和辞典」なるものをつかって調べたのです、これが部首や読み方を全く知らないと調べるのが大変という強者だった。💦
そもそも読めないから調べているのに!?という😭矛盾に泣いた。。
その昔、戯曲の内容やら文献、時代考証や文化風習などの調べものといったら、図書館へ行って掘りまくるか、いわゆる専門家の専門書をあさるしかなかったよ~
分からないから知りたいのに、タイトルや著者名も専門分野が何と呼ばれているかも分からないのに!?どうやって調べるの~?!😠 デキる司書は神!だった時代。
という「振り出し感」が常に無情だった、その昔。。。😿
まだある、昔ばなし。
例えば、待ち合わせといったら、決まった時間に何があってもがんばっていくか、駅にある掲示板なる黒板の公版に「ごめん、30分待ったけど来ないので帰ります」とか「忘れものをしたので取りに帰ります。マクドナルドにいて下さい」とか書くしかなかったのよ😭 もしくは家族がいる場合は公衆電話なる誰が触ったか分からない小銭しかつかえない(後にカードも可)電話から実家に伝言という苦痛。。。コンビニも開いてないし困ること、しばしば。(苦笑)
かつて、大女優のS先輩が新宿駅西口で、同期と待ち合わせしていたら、お互いに動いちゃったら人ごみで分からなくなって見失ってしまうかと思って、動かないでいたら、しっかり大きな円柱の反対側にいたものだから、お互いに気づけなくて(笑)1時間半を過ぎても相手が来ないと思って、二人とも仕方なく帰った、という冗談のような逸話があるほど。
そう、オーディションの応募用紙もすべて手書き。修正液はただのドロドロマニキュア式だったし、もしろん手書きだから字が汚い人は泣いた、郵送が間に合わないかもと中央郵便局へ走ったことも!
そう、自分の様子をビデオ動画で録画してみてみるのだって、大変だったな、携帯電話もなかったし、録音機!も少なかったし。その上、稽古場は直接予約しないと取れないことばかり、さもなければ、知り合いがいないと、まず、どこに貸し稽古場があるのかもわからない始末!💦なんとも、、、練習しづらかった。
タイマー録画ができただけで(笑)、便利!と輝いていた笑顔・・・ああ、懐かしい。さておき、オーディション用の服もネットで買えるし、クリーニングもネットで出せるし、動画もただで観られるし、直接の知り合いがいなくても、紹介者がいなくても、連絡が取りやすい時代になりました、図書館のアーカイブ自体もデータベース化されていて、コピーも簡単、ビデオ電話もほぼリアルタイムで!洗濯だって自動乾燥なんてなかったのよぉ~😭写真の現像にも数日かかったから!(しかも高額)
そう☀
「徒労」はほぼ絶滅しました✨
だから、練習の環境も整っている。先生を探すこともカンタン。練習のための時間を捻出することも容易。練習や公演のための調べものもカンタン。スタジオからスタジオへの移動や観劇チケットの予約もたった数分!ああ、ハッピ~♬
♪♬ (^^♪
そう、私たち(や先輩方)の時代に無駄が多かったとは思わないけれど(それはそれで面白味もあったが)、限りある寿命を、ある程度、場合によっては我慢して、誰のせいでもない非効率的な作業や複雑な手順に費やしていたのも事実。
ちなみに、私がアレクサンダー・テクニークを始めたころは、日本語の本は2冊しかなくて💦それすら大学の教授が教えてくれるまで存在すら知らなかったレベル。しかも、どちらもちょっと偏った意見と個人的なフォーカスの本で何のことか、実はさっぱり分からなかった (苦笑)
そんなほろ苦い時代。
今は、たくさん文献も資料もレッスン受けるチャンスもあちこちでありますね♪
それぞれの時代の良さ、得意さ、味わいがありますが、時間の構造だけを考えると
今はチャンス!
とワタクシは感じます。
限りある時間を少しでも多く、大切にできる選択肢が増えたことは、喜ばしいと思いマス。
感謝!
家電不足(笑)、手紙(郵便)、待ち合わせ、買い物、調べもの(電話+直)、図書館+本屋、稽古場探し、あちこち実際に行き来する手間 etc…..1週間に4時間くらい使っていたとして、4週間で16時間、それが10か月で160時間も~!!
10年で1600時間の差が!!!
それっって・・・もう専門教育が修められるくらいの長い時間ですヨ
2017年、時間配分を味方につけて☆
健やかに、目的に向かって邁進しましょう~
みなさまからの嬉しい報告も待ってます😊
演技コーチ/ムーヴメント指導・演出・振付/IDC認定インティマシーディレクター/STAT認定アレクサンダー・テクニーク指導者/スピーチ&プレゼンテーションコーチングActing Coach/Movement Direction/IDC qualified Intimacy Director/STAT certified Alexander Technique teacher, mSTAT, Movement Teaching/Speech and Presentation Coaching
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